02/09/09


 ホームに降り立つと、8月の蒸し暑い空気が体中に纏わり着いてくる。
 俺は自然に出てくる汗を拭きながら、寂れた林鐘寺の駅を出た。

「ありがとうございました」
 駅前の小さな花屋。ラフなカッターシャツを着た若い店員が恭しく頭を下げる。
 俺はその店員から受け取った2本の花束――輪菊をメインにその周りをカスミ草で覆った地味な花束。それを持って林鐘寺の墓地へと向かう。
 うだるような暑さ。かしましい蝉の鳴き声。
 8月1日。季節はまさに夏本番を迎えようとしていた。


Believe〜信じる心〜
作:freebird



 俺―――稲穂信が林鐘寺の墓地へと向かう理由。それは二人の少女の墓参りだ。
 一人は8ヶ月前、俺の親友、三上智也の腕の中で安らかな眠りについた少女、伊吹みなも。
 そしてもう一人は―――
 4年前・・・俺の目の前でトラックに轢かれ、そして彼女を助けられたハズの俺が見殺しにしてしまった少女―――桧月彩花。
 俺はその二人の墓参り・・・そして断罪のために二人が眠る墓地へと向かっていたのだ。
 こんなことで俺の罪が償われるはずが無いことは判っている。
 しかし・・・しかし俺は何かの行動を起こしたかった。
 それは相手の都合を考えない、非常に身勝手な自己満足でしかない。
 それでも俺は・・・
 
 照りつける真夏の太陽の下、墓地へと向かいながら俺は、8ヶ月前のあの時のことを思い出していた・・・
 
 
 
 俺は決心した。
 俺のかけがえのない親友に・・・智也に全ての真実を告げることを・・・
 それは俺達の間にあった全ての信頼を・・・親友としての絆を断ち切ってしまうかもしれない・・・
 しかし・・・
 真実を隠したままでは本当の親友とは言えない。
 言えたとしたら俺の親友についての価値観なんてのはそんなものだということだ・・・
 そんなことは俺自身が許せない・・・
 例え真実が智也を苦しめたとしても、俺は許せない。俺自身が創り上げた嘘で繋がっている親友なんて。
 身勝手だ。非常に身勝手だ。唯の自己満足に過ぎない。
 だけど、俺は智也が好きだ。
 かけがえのない親友だ。
 だからこそ真実を教えてやりたい。
 それが智也を苦しめたとしても。
 親友という絆が失われても。
 俺は智也を信じる。
 かけがえのない親友の智也を・・・
 しかし・・・
 次の日から智也は学校に来なくなってしまった・・・
 
 何をやっているんだ?智也のヤツ・・・
 真実を伝える前に姿を消してしまった智也。俺は授業に耳を傾けることも忘れ智也のコトを考えていた。まぁ、もともと授業なんてものは聞いていないのだからどうでもいいが・・・
 みなもちゃんのお見舞いにでも行っているのか?
 伊吹みなも―――彼女は今、智也と付き合っている。
 しかしもともと体の弱い彼女は数日前から病院での入院生活を送っている。
 それも、いつもより容態が重いということらしい・・・
 そのみなもちゃんの容態が悪化したとなれば、智也が学校に来ることも忘れ付きっきりでお見舞いに行っていたとしてもおかしくない。
 そうなのだろうか・・・?
 俺の中に言い知れぬ不安感がくすぶっているものの、俺は無理やり納得した。
 そうだよ。そうだよな。彼女には智也が必要なんだ。そして智也にも彼女が必要なんだ。今はとにかくみなもちゃんの体調がよくなることを願っていなければな。
 午前の授業の終わりを告げる鐘が鳴り響く。教師はすぐに授業を終わらせて、教壇から去っていく。そしてにわかに教室中が喧騒に包まれた。
 俺はなんとなく一人になりたくて、購買で適当にパンを買った後、屋上へと向かった。
 
 屋上へと続く扉のドアノブを握り、捻る。キィ・・・と小さな音を立てながら扉は開く。
 幸運にも屋上には誰もいなかった。今日は天気も悪いからだろう。雨こそ降っていないものの、空には曇り空が広がっていた。
 そこで俺は、誰もいないと思っていた屋上の片隅のベンチに、一人の少女の姿を見つける。
 少女はベンチに座り、俯いたまま肩を震わせていた。
 泣いて・・・いるのか?
 そう思った俺は、思わず声をかけていた。
「唯笑ちゃん・・・」
 その少女・・・今坂唯笑は、俺の声に反応してゆっくりと顔を上げる。
 その顔は、涙に濡れていて、見ている方が悲しくなってしまうような・・・そんな顔だった。
「信くん・・・?」
 今坂さんは涙に濡れている空ろな目で俺を凝視する。
 そして思い出したかのように顔を真っ赤にして背ける。
 おそらく、自らの泣き顔を俺に見られたことが恥ずかしかったのだろう。
 しかし、俺は問い詰めた。
「唯笑ちゃん・・・何で泣いてたの?」
「・・・・・・」
 今坂さんは顔を背けたまま何も応えない。
「智也の・・・ことか?」
 智也の名前を聞いて、一瞬、彼女の肩がビクッと反応する。
「智也が学校に来ないことを心配してるんだろ?大丈夫だよ。きっとアイツ、みなもちゃんのお見舞いに行ってるんだよ。それか唯のサボリか・・・」
 俺は出来るだけ笑みを作りながら言った。
 それは俺の推測というより希望に近かった。しかし俺の中の何かが、それを否定している。
 そしてその俺の希望は、次の今坂さんの言葉によって、無残にも打ち壊された。
「智ちゃんが・・・来ないの・・・学校にだけじゃなくて・・・みなもちゃんの所にも・・・」
 溢れ出てくる涙を賢明に堪えながら紡ぎ出すその言葉に、俺は強い衝撃を覚えた。
「智也が・・・みなもちゃんの所にも来ない・・・?」
 思わず口に出したその言葉はあまりにも信じられぬ事実だった。
 今坂さんがこんな冗談を言うはずも無いことは明白だ。第一、彼女もたった一人でこうして泣いているのだから。
「何で・・・!?」
 俺は思わずそう聞いていた。
 その答えを欲しがっているのは今坂さんも同じだと言うのに・・・
「わかんない・・・唯笑、わかんないよ!」
 今坂さんはその場に泣き崩れた。
「唯笑ちゃん・・・」
「えっ・・・えぅ・・・ぅ・・・唯笑・・・昨日みなもちゃんの所に行ったんだ・・・」
 賢明に涙を堪えながら今坂さんは必死に言葉を紡ぎ出す。
「唯笑ももしかしたら智ちゃんがみなもちゃんの所にずっと行ってると思ったから・・・。でも・・・みなもちゃん・・・すっごく元気が無かった・・・。すっごく痩せてて・・・やつれてて・・・これが本当にみなもちゃんだなんて信じられないほどに・・・!」
 つらそうに独白を続ける今坂さんを、俺は唯黙って見続けてやることしか出来ない・・・
「みなもちゃんは・・・ここ最近ずっと智ちゃんが来ていないって言ってた・・・。智ちゃんを怒らせたんじゃないかって・・・凄く悩んでた・・・。そして・・・そして・・・一人で頑張ってた・・・。智ちゃんとの約束が叶うことを信じて・・・たった一人で頑張っていた・・・!それを見ていたら唯笑・・・凄く悲しくなっちゃって・・・。一人で頑張ってるみなもちゃんに何も出来ないなんて!」
「唯笑ちゃ・・・」
「唯笑は情けないよ!・・一人で頑張ってるみなもちゃんに何も出来ずにただ見ているだけなんて・・・!」
 それはまさに今の俺にもあてはまっていた・・・
「みなもちゃんに会わせてあげたい・・・!智ちゃんを・・・みなもちゃんに会わせてあげたい!・・・なのに唯笑・・・何も出来ない!」
 今坂さんが泣いている。
 俺の目の前で泣いている。
 俺は何もしてあげられないのか?
「情けないよ・・・!情けないよ・・・!何もしてあげられない唯笑が・・・!」
 何かをしようと必死に悩んで・・・何も出来ない自分を責め続ける健気な、優しすぎる少女に・・・俺は何もしてあげられない・・・?
「智也は・・・」
 俺は無意識の内に呟いていた・・・
「智也は・・・俺が説得する・・・!」
「え・・・?」
 今坂さんは再び顔を上げ、俺を見つめる。
 俺はその今坂さんの瞳を見つめたまま言葉を続けた。
「何があったのかは知らないけど・・・智也はこのままみなもちゃんを失って良い訳が無い・・・。だから・・・俺が必ず智也を説得する。3年前みたいに智也が悲しまないように・・・!」
「え・・・?信君・・・あの時の事を知って・・・」
 今坂さんの言葉を最後まで聞かず、俺はその場を立ち去った。
 俺の中には大きな決意が固められていた。
 智也に3年前と同じ悲しみを味わせぬために説得すること。
 そう―――
 今坂さんにこれ以上悲しい思いを味わせぬために・・・
 彼女がこれ以上泣く事の無いように・・・
 彼女は泣いてはいけない・・・彼女は唯、笑ってなくちゃいけないんだ・・・
 だから・・・俺は・・・

 家に帰った後、俺はすぐに智也の家に電話した。
 もう少し早く電話した方が良かったかもしれないが、どうしても電話する事に躊躇してしまっていた。
 智也に何を話せばいいのか―――
 しかしいつまでも躊躇ってはいられない。
 みなもちゃんにはもう、時間が無いのかもしれない・・・
 それは唯の予感―――しかしほぼ確信に近い状態で俺の胸の中に燻っていた・・・
 
 プルルルル・・・プルルルル・・・

 応答が無い。
 何度目かのコールの後、やっと智也が出てきた。
「―――はい・・・」
 消え入るような声・・・
 本当に智也なのかを疑ってしまうほど、いつもの―――数日前まで俺達と他愛の無い会話をしていた頃の声とは打って変わって暗すぎる声だった。
「―――智也!?智也なのか!?」
「・・・・・・」
 一瞬の沈黙。
「・・・信・・・?」
 その声は少しだけ明るさを取り戻し俺の名を呼ぶ。
 俺は一瞬安堵し・・・そして一気に話しかける。
「智也・・・お前何やってるんだよ!」
「・・・・・・」
「学校にも・・・みなもちゃんの所にも行ってやらずに・・・何やってるんだよ!!」
 俺は思いっきり叫んだ。しかし智也の返答は唯の沈黙。
「みなもちゃん・・・心配してたってよ・・・・・・自分が智也を怒らせたんじゃないかって・・・自分の所為で智也が来なくなったんじゃないかって・・・!」
「・・・・・・」
「みなもちゃんだけじゃない・・・唯笑ちゃんも・・・唯笑ちゃんも凄く心配していた・・・!お前のことを・・・みなもちゃんの事を・・・そしてお前らに何かできないかって・・・酷く悩んでたんだぞ!」
「・・・・・・」
「それなのに・・・お前は何してるんだよ!・・・お前だって嫌だろ!?みなもちゃんがいなくなることが・・・かけがえのない人が再び姿を消すことが・・・!みなもちゃんには・・・お前が必要なんだよ!他の誰でもない・・・お前が!!」
「―――オレの所為なんだよっ!」
 突然、智也が叫んだ。
「みなもちゃんが・・・みなもちゃんがああやって病気に苦しんでいるのは・・・オレの所為なんだよっ!!」
「・・・・・・え?」
 突然の智也の言葉の内容は、俺には理解できなかった。
「・・・どういう・・・事だよ・・・?」
 少しの沈黙の後、智也は話し始めた。
「3年前・・・一人の少女がトラックに轢かれて亡くなってしまった。・・・それはオレの幼なじみの少女・・・」
 桧月さんの事だ・・・
 俺も知っている事実・・・
 そして今も俺を苦しめる事実・・・
 しかしその後に続く智也の言葉は俺の知らない事実だった・・・
「・・・さらに、彼女はみなもちゃんの従姉妹だった・・・」
「・・・え?」
 桧月さんが・・・みなもちゃんの従姉妹・・・?
 しかし俺を驚かせる真実はそれだけでは無かった。
「そしてみなもちゃんの病気を治すことの出来る・・・数少ない者の一人・・・」
「・・・っ!?」
「そして・・・彼女はそのみなもちゃんの病気を治すための手術を受ける前日に・・・トラックに轢かれてしまったんだ・・・」
 それは・・・あまりにも重い真実だった・・・
 つまり俺は・・・桧月さんだけじゃなく、みなもちゃんまで・・・
 しかし、そう感じているのは俺だけじゃなかった・・・
「彼女が・・・彩花が死んだのはオレの所為なんだ!」
「・・・!?」
「オレがあの時・・・彼女を学校に呼ばなければ・・・」
 それは智也にとっては唯の独白だったかも知れないが、俺にはその意味が解っていた。
 そしてそれが間違いであることも・・・
「―――桧月さんが死んだのは・・・お前の所為なんかじゃない」
「・・・え!?」
 俺の言葉に智也は驚きの声を上げた。おそらく、知ってるはずの無い桧月さんの名字を俺が知っていたからだ。
 しかし智也は、俺の次の言葉で再び驚くことになる。  
「彼女が死んだのは俺の所為なんだよ!」
 俺は叫んだ。
 全ての真実を智也に伝えるために。
「・・・何で・・・お前の所為・・・」
「彼女は・・・俺の目の前でトラックに轢かれたんだ・・・」
 智也の言葉を遮ってたてつづけに真実を伝える。
 もう、後戻りは出来ない・・・
 するつもりも無い・・・
 俺は・・・かけがえのない友を・・・智也の事を信じなければならない・・・
『信君の信は、信じるの信だもんね』
 かつて俺が恋した少女の言葉が俺の頭の中でリフレインする。
 そうだ・・・俺は・・・信じるんだ・・・
「そして俺は・・・助けられたはずの彼女を・・・見殺しにしたんだ・・・。駆け寄って介抱することもせず、すぐに救急車を呼ぶこともしないで・・・俺は唯見つめ続けていたんだ・・・!全てを・・・お前が走りよってきて彼女の白いかさを抱きかかえて泣き崩れるところまで・・・全てを!」
「―――!!」
 智也は声にならないほど驚きを上げた。
 気まずい沈黙。
 これが結果だ。俺の選んだ・・・結果なんだ。
 しかし後悔している場合ではない。
「だから・・・桧月さんが亡くなったのも、そしてみなもちゃんの病気も・・・全て俺の所為なんだよ。・・・お前が、自分を責める必要なんてないんだ・・・」
「・・・・・・」
「だから・・・お前はみなもちゃんの所に行ってあげるんだ。そして・・・二度とかけがえのないものを失わないために・・・失った時に後悔しないように・・・彼女の傍にいるんだ」
 例え・・・俺がかけがえのない友を失ったとしても。
「解ったな?・・・俺の話はこれだけだ。・・・じゃあな」
 そう言って電話を切ろうとした時・・・
「・・・信、その話は本当なんだろ?」
 今すぐにでも切りたかった。
 このまま智也に責められる事だけは堪えられない。
 しかし、智也の言葉は俺を責める言葉なんかじゃなかった。
 むしろ、正反対の言葉だった。
「信・・・ありがとう。お前のおかげで、目が覚めたよ。・・・やっぱりお前は、かけがえのない親友だよ」
「と・・・智也・・・」
 あまりの驚きと嬉しさで、俺は絶句してしまった。
 しかしこれは予想しなかった結果じゃない。
 俺は智也を信じていた。そう言ってくれると・・・
 期待ではなく、確信。
 かけがえのない親友を、俺は信じて正解だった。
「オレは・・・みなもちゃんの所に行くよ。みなもちゃんの傍についていてあげなければならないからな。そして・・・彼女の傍にいたいから・・・」
「ああ・・・」
 俺はまともに別れの挨拶もしないまま受話器を置いた。
 もう俺がやるべきことは無い。もう、後は智也に任せれば良い。全てはハッピ−エンドなんだ。
 ―――本当に?
 俺の中の何かがそう疑問を投げかけてくる。
 ―――本当に全てがハッピーエンドなのか?
 確信は無かった。
 何か・・・とてつもなく大きな不安が俺の胸中に浮かび上がる。
 
 そしてその不安の正体は、翌日に明らかになった。

 ―――翌日、伊吹みなもは智也の腕の中で、安らかな眠りについた。
 永遠に覚めること無い眠りに―――



 墓地に着いた俺は、二人の墓のある場所に向かって歩いていた。
 墓地には御礼街のも俺以外にも数名の人々が墓参りに来ていた。
 彼らの遺族はどのようにしてその永遠の眠りについたのだろうか?
 家族の人達や友人・・・そして愛する人に囲まれて安らかに、幸せに眠りについたのだろうか?
 それとも理不尽な理由で、苦しみながら眠りについたのだろうか?
 そんな事を考えながら俺は二人の墓地のある場所に着いた。
 そこには先客がいた。
 懐かしい・・・実に8ヶ月ぶりの親友。
 俺は少し笑いながらその親友に声を掛けた。

「よお、智也」
 
FIN 






あとがき

どうも〜freebirdですぅ!
え〜と・・・長いですね。ひたすら。こんなに長くなるとは・・・
ここまで読んで下さった本当に心優しきお方達には超絶感謝の嵐です!
暇ぴんさんに指摘された会話の間の動きを始めとする、多くの人達による様々なアドヴァイスを出来るだけ参考にした作品なので、前作よりは結構上達したと思っているのですが、どうでしょうか?
てゆうか今前作を読んでみると・・・何か全然ダメですね。
読んでて何の面白みの無い会話になってる・・・(汗
ですので今回はその点に注意して創り上げたんですが・・・その結果がこの長さ・・・(汗
違う意味で読む気失くすかも。
それでも読んで下さった方には、本当に感謝しておりますよ。

さて、作品ですが、この作品は、現在と過去の二つのパートがあり、過去――みなもED時の信の行動がメインになっています。そして現在パートは、前作の直前となっています。
みなもED後2nd直前ストーリー信Ver.ってことですw
唯笑EDでの信の告白をみなもEDではどうなるか、ということなんですが・・・
今回のつっこみ所―――原作では唯笑が電話しているのに、この作品では信が電話している。
        ―――今回もみなもが出てこない。(爆
ですが、少しはみなもEDである意味が出てきたと思いますが・・・そうでもないか?(汗
まぁ、ミナモーってことで許してくださいw(なら一言ぐらい喋らせろよ)

まぁ、そういうわけで今回も出来るだけ多くの感想を懇願しています。
図々しいな。
ダメだった部分も遠慮せず指摘して下さい。その際にはアドヴァイスを添えてもらえると非常に嬉しく思います。(ぉ
それでは、次は唯笑編辺りを・・・
あくまでも予定ですが・・・(汗

でわでわっ!freebirdでした!



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