勇者へのエチュード
--  初期設定 --
                                    作:木村征人




ウリエス暦1275年、天を支える大陸と呼ばれたアリオスト王国。一匹のドラゴンを従え巨大なドラゴンに戦いを挑み世界を救った伝説の盗賊勇者の物語り。そして二十年後、人々は普通の生活をおくれるほどにまで復興を遂げた。しかし、世界に与えたダメージは森林の奥深くを住居としていたエルフやドワーフなど人あらざるものは人々との共存を選択せざる負えなかった。その最中、一人の少年がアリオストロ王国の大地を踏んだ。

ケイン=ハーベルト――影の薄い主人公な勇者。十五歳の少年にして旅人。両親の故郷を一目見てみたいと思い家出同然で、親の金を掠め取り旅を始める。好奇心旺盛で色々と首を突っ込みたがるが、田舎育ちのせいか少々世の中を甘く考えている楽天家。文武に優れる父親にコンプレックスを抱いている。燃えるような赤い瞳をしているのはすっかり忘れ去られていた。
当初はドラゴンスレイヤーを持つ予定だったが、同じ剣では芸がないので精霊の剣になった。
 名前の由来は、ロストユニバースのケイン=ブルーリバーではなく、PS初の3D格闘ゲームのケインから。

ティピ――ケインが生まれる前からいついている妖精。四枚の羽にピンクの髪。ケインの右肩が彼女の特等席である。
 名前の由来はご存知のとおり、グローランサーのホムンクルス。性格はギャラクシーエンジェルのミルフィーユ桜葉とルナエターナルブルーの赤竜のルビィを足して二で割った感じ。

セレナ=シーバ――アリオスト王国の王女。王位継承者は彼女しかいないが、何故か彼女は衛兵から逃げることに。精霊魔法を扱う。身長は低く、いたずらっ子のような顔つきだが結構感情は激しく行動力あふれる。薄いく長い銀髪はミルカから、性格はフィアと言った感じ。
ライツに憧れを持っていたが、本当の姿を知って親近感がわいたようだ。

アクア=レート――ダークエルフのガイドのおね−さん。のほほんとしており、とぼけた言動に及ぶ。今回、ミルカに代わるボケキャラだったはずが、予定外にミルカが出ることになり、のんびり屋で極度の方向音痴となった。元々役立たずがいてもいいかなと思いレギュラーキャラとなった。コンセプトはレベルが上がらない遊び人。

ライツ=ハーベルト――言わずと知れた盗賊勇者。物語上では四十を越えるが外見は変わらず。知識神ラーダの司祭と知り合いらしく、元々好きだった読書によって下手な学者よりもはるかに博識である。今回は知恵袋的な存在となっている。歳を取って落ちつきある人間になっているらしいが、自分勝手という性格が追加。となりの大陸、ベルハーバの片田舎でのんびり暮らしている。こいつのせいでケインの存在感が薄く……
ある意味、ケインにとって最強の敵。
モチーフはは、FF9の主人公。光を照らすライトを強引に複数形にしたのが名前の由来。

フィア=ハザード――アリオスト王国元第二王女。ライツ同様外見は変わらず。当初、ソフィアと言う名前だったが、明朗活発と言う性格が決定した為、名前と性格が合わないと思い、フィアに変更。数少ない性格が固定したキャラの一人。

ミルカ=シーバ――元第三王女。やはり外見は変わらず。二十年たってもボケは変わらず。おとぼけキャラと言うのは最初から決まっており、牛乳のミルクからミルカへと名前を思いついた。当初、ライツとくっつくはずだったが、フィアにも親近感がわき、結局うやむやになった。

帝王ジェラード――当初、盗っと勇者の続編でレギュラー登場する予定だった。たまたま来たライツが、ゼイラード帝国でお家騒動に巻き込まれると言う話し。ただ、あまりにも地味な話しになるのと、設定がとにかくややこしくなる。そして、ライツがフィアとミルカどちらを選んだかを明らかにしなければならないために断念。盗っとのラストでややこしい事に巻き込まれたというのはこの事件のこと。

レイン――呪符使いでジェラードの側近。本来なら精霊魔法だが、セレナが精霊魔法を取ったせいで、こちらの魔法を使うことになった。ちょい役の予定がどんどん出てくるのは珍しくないが、本当はジェラードを裏切ると言う悪役の予定でした。冷静沈着な性格な為、セレナのあれをみてただ茫然とするしかなかった。

アル――本当に急遽登場する事が決まった。もう少し前から出る事が決まっていればもうちょっとなんとかなったのではないかと言う。悔やみが残る四聖士。
名前の由来は幻想組曲のアルベルト=コーレインから。

スピチリアム=ブロッサ――通称スピアーと呼ばれており、初代勇者。運命の三女神同様、ほとんど神話的な存在なのだが……スピアーから本当に無理やり名前を決めた。
最後の方は結構三枚目なキャラに……
 セレナとアクアが行き止まりに置かれてあった棺桶にはウルズがスピアーの遺体を魔法で腐らない様に保管していた。
 まさかウルズも魔族に利用されるとは思いもよらなかっただろう。

リグレス&シェル――急遽作ったキャラ。名前の由来も何もなし、ただシェルはサクラ大戦の紅蘭がモチーフ。

四聖士――これも過去編を描きながら、この設定が決定した。ケイン、セレナ、レイン、アルが戦う為に何か理由がほしいなと考えたのがこれ。本当に行き当たりばったり。

四将軍――これは盗っとからの設定。基本的に歳は関係なくなれるらしいです。
ただ人材不足らしく、バルザとルシードはずっと現役にやらなければならないと言うのも事実。

港町フーリー――アリオスト王国の東の端に位置する港町。
ゼイラード帝国――アリオスト王国の隣国に位置するもと軍事国家。もともとアリオスト王国を占領する手はずだったが勇者の手によって未然に防がれた。今では友好的な関係を保っている。
ガルズ城――ゼイラード帝国の帝王が住む城。
アイザ城――旧アイザ城がなくなり、王都の立て直された城をアイザ城と名付けられた。

リーゾもといパシリ魔族――戦うシーンがまったくなくて仕方なく出したキャラ。力のないライツがどうやったら戦いになるか苦肉の策で考えたパシリと呼ぶシーンは結構好評で少し意外。

ワイズ――過去から戻ったケインとライツでコンビで倒したら面白いかなと思ったら、見事にザコキャラ扱い。とゆーわけで、ライツとケインは別行動の形に。モチーフは『ブルーブレイカー剣よりもほほ笑みを』の女神の名前から。このゲームではゴーレムマスターも違う名前で出てます。

赤い鎧の剣士――血のごとく赤い鎧を着ており、白い仮面を被っており顔は分からず。寡黙。当初この騎士はライツの姉、シーラではなく。スレイヤーズのナタリィみたいなキャラになる予定でした。

ゾウザ――剣ばかりだと面白くないなと思い、武器は鎌に変更。あれよあれよと言う間にアンデットマスターに。シーラの登場のきっかけにもなった。そして、お笑いの犠牲者第二号でもある。

シゲン――モチーフはグローランサーのアリオスト。眼鏡もこのキャラから。多分魔族では最弱のキャラなんではないかと思う。アルをもう少しいじくる事が出来れば、もう少し違った形になったんだろうけど。

アルハゼード=カオス――名前はラングリッサーのラスボスのカオス。ついでに言うなら、アルハゼードは魔剣アルハザードをもじったもの。モチーフはぷよぷよのサタン様から。

ラシェル=シーバ――もちろんあの二人の娘。ちなみに次女。気付いた方がいるかもしれませんが、十二、三歳くらいの子供です。長女は放浪グセがあるせいか、城にいる事はめったにありません。しかし、あいつに王が務まるのかちと不安。

勇者へのエチュード――当初これは女性が勇者になる予定でした。当初、果たしてこれは続編として出して良いものかと、とことん不安でした。しかし、まあなんとかなるモノだと思います。
長々と、つたない文章にお付き合いして頂いて本当にありがとうございます。
そして出来ればまた、お付き合いしていただければ幸いです。
それではこの辺で! どうもありがとうございました。



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