R.O.D−Fly high−
設定資料
作:木村征人




この物語りはとらいあんぐるハート3の世界観に小説R.O.Dをとり込んだものです。
龍哉・フィールド――イギリス人と日本人のハーフ。大英図書館特殊工作部のエージェントであり紙を武器に変えてしまう能力者。通称ザ・ペーパー。
 本作では高機能性遺伝子障害病−通称HGS−によって出来た能力と扱われる。とらハのキャラクターと比較すると能力は低く不安定、ザ・ペーパーの独特の力によりフィンは存在しない。龍哉の能力の名称はDR−07「ロストウイング」(翼をもがれた天使)この名称は背中に縦に二つの傷がまるで羽を引き千切られたように見える為につけられたとされる。語学力はかなり堪能で、様々の国の言葉を使い、たとえ古代の文字も一定の文章があれば流れやパターンを読み取りすぐさま解読できる。
能力にたより過ぎる為に不足した体術を身につける為と能力の不安定を解消する為に海鳴にやって来た。
 性格はザ・ペーパーらしく愛書狂(ビブリオマニア)。超希少価値の持つ本鑑定は五感で判定できる。その本に触れると不気味な笑い声を上げながら抱きしめる。
 運動は基本的に苦手。たまにボケた発言をする。高町家で唯一の男である恭也と読書家でもある美由紀とはなにかと気が合う。フィアッセとティオレとは何度か面識あり。
R.O.Dサイト
読子・リードマン――R.O.D本編の主人公。大英図書館特殊工作部のエージェント。紙使い、ペーパーマスターと言われている。黒ぶち眼鏡の地味な顔立ち。無類の愛書狂。書店丸ごと買い占めることもしばしば。普段は非常勤講師の顔を持つ。このSSでは登場しない……予定。
ジョーカー−大英図書館の特殊工作部の工作員。龍哉と読子の上司。計画の立案、遂行の段取りを組む中間管理職。中々な食わせものゆえ敵とも見方ともおぼつかない。
菫川ねねね――売れっ子の高校生作家。十三歳で作家デビューを果たす。何故か変質的な読者が付きまとい度々騒動に巻き込まれる。
ウェンディ・イアハート――大英図書館の工作部のスタッフ見習い。持ち前の元気と素直さで性格の悪い上司(主にジョーカー)に立ち向かう。また、日本の民族衣装とジョーカーにだまされメイド服で登場する。
ドレイク・アンダーソン――元米国特殊部隊の傭兵。エージェントをサポートに駆り出される。顔は恐いが平和と娘をこよなく愛する温厚な性格。
ジェントルメン――英国を裏で牛耳る謎の紳士。年齢、正体など一切不明。
ジギー・スターダスト――大英図書館特殊工作部開発部主任の製紙学者。エージェントが使用する新種紙を作り出す紙の職人。普段は気難しいが読子と気が合うらしく恩師と生徒みたいな関係である。おかげで龍哉は読子のお下がりの紙が周ってくる。
とらハ3サイト
高町恭也――小太刀二刀・御神流の剣士。物静かで無口な性格だが。内面的には優しく中々にぎやかなところもあるがその性格はめったに表に出ない。趣味は盆栽と少々変わった趣味の持ち主。
高町美由紀――一恭也の義理の妹。一人前の御神の剣士となるため日々恭也と鍛錬を続けている。真面目でおとなしくひたすら優しい性格。少々ぼーっとした性格。
フィアッセ・クリステラ――イギリス出身の恭也達の幼馴染み。イギリスではそれなりの舞台にも立ったことのあるシンガー。明るいが子どもっぽさもあり恭也や美由紀たちの姉のような存在。今は、翠屋でアルバイトしつつ歌のレッスンを続けている。
高機能性遺伝子障害病−通称HGS−の能力者でもある。AS‐30ルシファー。能力を使えば急激に体熱を奪い死に至ると言われている。
このSSのヒロイン。
城島晶――高町家の近所に住む空手娘。幼いころから食事や泊まったりしている為ほとんど家族のようになっている。恭也の事を師匠と呼んでいる。
レン(本名鳳蓮飛−フォウ・レンフェイ――)――中国人と日本人のハーフ。母親が生粋の関西人で日本語は関西弁で覚えている。高町家で下宿している。勉強、武術、料理を器用にこなす。武術は棍を使う。晶とは顔を合わせればケンカする。
神咲那美――退魔師。ただ日常生活では破滅的なドジでおっちょこちょい。くるくると回る表情と柔らかい物腰で、いつでもまっすぐに向かうが良く失敗する。
久遠――普段は人見知りをする狐。しかし、変化により人の姿になれる。雷を操る能力がある。
月村忍――ひどく無口で長い髪と大人びた美しい外見だが物憂げな雰囲気を持つ。
ノエル・エーアリヒカイト――月村家のメイド。美しい顔立ちだが、ほとんど笑顔を見せず必要なこと以外しゃべらず淡々と仕事をこなす。
高町桃子――恭也達の育ての母。翠屋の経営者兼菓子職人。明るく優しくノリのいい、ややおとぼけた性格。
高町なのは――桃子の実の娘で、恭也と半分血の繋がった妹。小学生の割には晶とレンのケンカの仲裁役に回っている。デジタル関係にはやたらと強く、ゲームもかなりうまい。久遠とは仲が良くほとんど行動を共にしている。
赤星勇吾――草間一刀流の使い手。全国16強に入るほどの実力の持ち主。さらっと女の子を誉めるところがあり、プレイボーイと間違えられることが多いが、実際は朴訥。
ティオレ・クリステラ――フィアッセの母親でイギリスが誇る世紀の歌姫。
フィリス・矢沢――フィアッセの担当カウンセラー。龍哉と恭也も彼女のお世話になっている。外見は幼いがフィアッセと同い年。何故か動物に嫌われる。





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