これは、智也と唯笑が結ばれてから数年後の一つの未来の話

 

「よお！智也！！」

「うん？信か、早いな」

「あったりまえだろ？早く会わせてくれよぉ」

「何言ってやがる、みんなが来てからだろ？」

「良いじゃねぇかよ、俺とお前の仲だろ？」

「・・・・はぁ、わかったよ。お〜〜い、信が来たぞぉ〜」

ガチャッ・・・・

「あ〜！信君！」

「・・・・・唯笑チャン？」

「なぁに〜？あたしじゃ不満なの〜？」

「い、いや、そうじゃないけどさぁ・・・」

『智也く〜〜ん！！』

「お？みんな来たみたいだぞ？」

「やっほ〜！三上君！遅れてごめんね？」

「すいません、少し遅れてしまいました・・・」

「ごめんなさい、智也さん」

「わ〜るいわねぇ〜、三上君♪」

「よぉ、みんな、久しぶりだなぁ」

「そんな挨拶はいいからさぁ・・・」

「そうですよぉ、早く会わせてくださいよぉ〜！」

「わかったわかった！そんなに騒ぐな」

「早くしろよ、智也」

「・・・・たく、お〜〜い、こっちにおいで〜〜！」

「みんなが来てくれたぞぉ〜〜！」

「・・・・ほら、恥ずかしがらないで・・・・」

「・・・・・・・彩花・・・」

 

そう、これはありえたかもしれない一つの未来。唯笑、智也、彩花、３人の固い絆が生んだ、一つの奇跡・・・・

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