----- レジェンド・メイカーズ!! -----
プロローグ『全ての始まり』
作:メンチカツ


----前書き-----
これは、メンチカツが勝手に想像した、ありえるかもしれない近未来の物語である。
・・・・・・もっとも、ありえない確率のほうが、圧倒的に多いが・・・・・・
?( ̄□ ̄;)!? 






果て無き無の空間。
何も存在しない、完全なる空間。
その、何も存在しえないはずの無の空間に、彼等はいた。
「・・・・・・くぅっ、なかなか、やる・・・・・」
強大な影が言葉を紡ぐ。
「魔王よ!我等死すとも、我等の意思は死なず!きっと、このあと生まれるであろう新しき命が我等になりかわり、貴様を討つ日が来るだろう!!」
相対する光に包まれた数人の神々の内、ひときわ大きな光を放つ神が言い放つ。
「ふっ、笑わせよる。そのぼろぼろの身体で、何が出来るというのだ?」
「くっ、・・・・・今は貴様を封印し、時を待つ!我等の力を受け継ぎし者が誕生する日を!!」
「・・・・・ふん、無駄だ!貴様等は死に、我が全てを支配する!闇に支配されし世界に、命など無用!!」
「・・・・・命無き世界などに未来は無い・・・・・往くぞ!未来はこの一撃に掛かっている!!」
『サー!!』
神々を包み込む光が爆発的に膨れ上がる。
「・・・・・な、何!?貴様等のどこにそんな力が・・・・・まさか!?」
「・・・・・貴様を生かして置く訳にはいかんのだ!」
「貴様等、残りの命までもエネルギーにしたのか!?」
「全ては・・・・・未来の為に!」
「・・・・くっ!させるものかぁ!!」
魔王の叫びと共に、闇が膨れ上がっていく。
闇と光がせめぎあい、その接点で強大なエネルギーが荒れ狂う。
「受けよ!我等の魂の力を!!」
「ぬぅっ!!」
『ハアアアァァァァァァァァァッ!!!』
巨大な光が収束し、一つの槍となって魔王に突き進んでいく。
「く、・・・・・・・・・・・ぬああぁぁああああああああああああ!!!!!」
それに対抗するべく、闇も一つの槍となり光の槍へと突進する。
闇と光の槍がぶつかり合い、巨大な爆発が巻き起こる。
そして、果て無き無の空間を、光と闇が埋め尽くした。
後にこの私達の想像を絶する戦いは、宇宙の始まり・・・・ビッグバンと呼ばれることになる。

やがて時は流れ、50億年後の世界。
地球と呼ばれる星には科学が発達し、人々はその恩恵に授かり、豊かな生活を営んでいた。
人々は当たり前の様に学校へ通い、大人になれば働く。
中には自分の望む夢の為、更なる学問を目指すもの、または自由を求めてフリーターになる者、目指す夢の為にアルバイトで資金を貯める者など、さまざまだ。
しかし、全ての人間が職につける訳では無く、職にあぶれたもの達が公園などでホームレスとなり、その日その日を一生懸命に生きている。
科学が発達しているとはいえ、まだまだ解明されていない物の方が圧倒的に多い。
なによりも、自分達の身体を構成しているDNAすらもいまだにその3割しか解明されていないのだ。
だが、研究者達の日々のたゆまぬ努力・研究により、確実に解明へと向かっている。
そんなある日、アメリカの研究所にて、これからの未来を変える重大な成果をあげた。
それはDNAの研究の成果だった。いままで判明していたのは3割だったが、まさにその7割までをも解明したのだった。
そこには、驚くべき事実が隠されていた。
魔法。
そう、そこには、魔法を使う為の知識が隠されていたのだった。
この事実により、世界は一変した。
研究者達は新たに魔法を研究対象に加え、科学・魔法・魔法科学のジャンルを確立していった。
市場にも魔法を使用する為の道具−−−魔道具−−−が置かれるようになった。
だが、魔道具はその生成方法が難しく、また生成するための原料も高価な為、一部の人間達にしか買う事はできなかった。
そしてこの頃より、異形の者が現れるようになっていった・・・・・・・・





第1章『時は巡り、動き出す』その1へ



後書き
とうとうはじまったよオリジナルSS!
なんか結構大掛かりな物になっちゃって、どうしようとか悩んでます。
ええ、もちろんこの設定はたったいまPCの前に座って、思い付いたのを書いた物です。
まぁ、ちょっとはこういうふうにしようと考えてましたが。
まぁ、次回・・・・・があるかどうかは分かりませんが、待っててくれたら嬉しいです。
あ、感想くれたらもっと嬉しいかもォ♪?( ̄□ ̄;)!? 



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