バトル・オブ・ライフ
by ミストフェンリル

vol.8 例えばふと思い返してみて


 この前ふと思ったことがある。
俺がBFにやってきてどれくらいの月日が流れただろうか?
一年は経っていないにしろそれに近い月日は流れたような気がしなくもない。
そこで思った。
俺はここの常連なのだろうか、と。
俺自身はまだそこまではいっていないと思う。
だが新人と呼ぶにはやはりためらいを感じる。
……思いついた。
俺はBFの“やや”常連だ。
 そこでまた疑問が浮かび上がった。
 果たして俺の性格はBFの住人にはどのように思われているのだろうと。
 恐らくよく分かられていないのだと思う。
 何故なら俺は掲示板専門、というか掲示板にしか出没していない男だ。
 別にチャットが好きでないわけではない。
 まあ、タイミングが悪いというか、タイミングを逃し続けてきたというか。
 だからここで俺のプロフィールをまとめておこうと思う。
 だが、ただプロフィールを羅列するだけでは本当に「くだらない」駄文だ。
 それではバトルでもオブでもライフでもない。
 よって俺に起こった様々な出来事を通して俺の性格というものを感じてほしい。



 ある日の放課後、学校で掃除をしていた俺はふとパソコンがやりたくなった。
 幸い俺の通う学校と俺の家は歩いて5分なので、家に帰ってパソコンをやろうと考えた。
 そういう時人間とは様々な予定を頭の中で立てる。
 まずあれをしよう、次はこうしよう。
 そんなことを考えていたら掃除は終わっていて、俺はすぐに家に帰った。
 そして、玄関からパソコンのあるリビングに入ったとき、
 ………妹がパソコンをやっていた。

 プロフィール其の一 妹が嫌い

 嘘ではない。
 俺は本当にあの女が嫌いだ。
 ちなみにこの話は俺の知人の間ではかなり有名な話である。
 あまりの俺の極悪非道ぶりにシス○リ好きだった友人Aにも、
「お前の話聞いてたらなんかシ○プリ熱が醒めてきた」
 等と言われた事もあるのだ。
 話がそれた。
 俺は妹が聞こえる範囲内で舌打ちを二,三回すると踵を返して部屋を出た。
 実はこれは釣りなのだ。
 その舌打ちで向こうが俺に何かを言えば、俺が怒る口実が出来るわけである。
 逆にいえば何もしてこなければ俺もストレスを溜めたままゲームで発散するしかなくなるのだが。
 ……この様子から俺の陰湿な性格がにじみ出てくるのがわかるだろう。
 その様子はまるで姑がテーブルに埃がないかどうか確かめているあの様に似ている。
 またまた話がずれるが俺はロケットランチャーによる爆撃よりもスナイパーライフルによる狙撃が好きだ。
 とあるゲームで俺が狙撃を繰り返していたところ、友人Bは俺にこう言った。
「何ていうか、とっても陰湿な殺し方だよね」

 プロフィール其の二 陰湿な性格だが多少電波を受信することも出来る

 話は変わる。
 あれは去年のとある休日だった。
 俺が目覚ましをセットして眠りについていると、母親にその一時間前に起こされた。
「ねえ?」
「……何?」
「マク○ナルドのポテト買ってきたから、起きたら食べなさい」
「……うぃ」
 マクド○ルドのポテトが朝飯か。
 恐らく今買ってきたのだろうと思った。
 だとしたら今食べなければアツアツのポテトが食べられないのではないか?
 そう思ったが、俺は考え直した。
「ポテトはアツアツじゃなくてもいいよ」
 そう、俺はアツアツのポテトも好きだが、何より冷めてしまったポテトも好きだ。
 あの妙なパサパサ感。
 はまると病み付きだ。

 プロフィール其の三 マ○ドナルドのポテトは冷めたときもうまい

「……んあ?」
 俺は目を覚ますと、先ほどのことを思い出した。
 今日はポテトか。
 そう考えるだけで気分が良くなる。
 俺はリビングへ向かう。
 愛しのポテトまであとわずか。
 俺はドアを開ける。
 ……硬直。
「これって…もしかして」
 俺は袋に入っているものを見る。
 そこにあったものはパンケーキ。
 パンケーキとは所謂朝○ック限定の品物である。
 つまり母は朝マ○クで買い物をしたのである。
 ……迂闊だった。
 あの時間を考えればそんなことすぐに分かるはずだったのに。
 一応中身をチェックする。
「……やはり」
 そこにあったものはハッシュドポテト。
「はぁ」
 ため息と共に少しだけ涙が出た。

 プロフィール其の4 ハッシュドポテトは冷めるとまずい

 少しノッてきた。
 ここで俺の友人の話をしておきたいと思う。
 俺には中学からの友人がいる。
 その中の4人(この中には友人A、Bも含まれている)とは今でも付き合いがあるのだが、彼らと俺が集まるとどうなるか?
 これを書いておきたい。
 まず結論からいこう。
 ……半径一キロの間に電波が発生する。
 ここで去年の大晦日の話をしよう。
 俺達ともう一人の友人は我が家で泊まることになった。
 俺以外の家族は祖母の家に向かったので当然ここには俺達しかいないことになる。
 馬鹿騒ぎをしていると年などすぐに明けてしまった。
 年明け、つまり深夜の一時頃。
 やはり正月といえばめでたい。
 だからこそ酒が欲しくなる訳だ。
 というわけで酒を用意。
「かんぱ〜い!」
 早速飲んでみた。
 すると友人AとCに変化が。
 ここではCについて語ろうと思う。
 まず見事に酔っ払ったこいつはこう言った。
「酒はのまれる為にあるんだよ!」
 そして俺の家にあったビーマ○ポケットをやる。
 曲名はレッツゴーライダーキック。
 こいつはノリノリで歌いながらこれをやりはじめた。
 この後に書く一文は決してフィクションではないことをここに宣言する。
「ラ〜イダ〜♪ラ〜イダ〜♪ あ! 俺ショッカー軍団入りたいわ!」
 ……ちなみにこの台詞は今現在俺の携帯電話に保存されている。

プロフィール其の5 俺もそこそこ電波だが友人はその上を行く

 この日はこんなことでは終わらない。
 このショッカー軍団というものが更にレベルを超えたものになった。
「ショッカー軍団の敬礼はこう、足の指先をピーンと! こうだ!」
 Cは足の指先をピンと伸ばし、上半身はナチス政権のころのハイルヒトラーのあのポーズで俺達に熱弁した。
 ……ちなみにこの様子は今現在俺の携帯電話に見事に保存されている。
 他にもこいつはGGXXのザッ○のマネなどもやったのがそのことについては機会があればまた語ろうと思う。
 ……ちなみにこいつは一度寝て起きた後これらのことをまったく覚えていなかった。



 こんなものだと思う。
 俺がどういう人間か、理解していただいただろうか?
 なんだか後半部分はまったく関係なかった気がしなくもないが、この際どうでもいい。
 現実世界の俺はまあ、こういう風に割と普通ではない生活を送っているのだ。
 それこそ、黄色い救急車を呼ばれそうになることもきっと珍しくなかっただろう。
 黒子魔道士を書いた人とは思えないかもしれない。
 だが、黒子魔道士というものは、元々上記4人との関わりがなければ書かれることも、思いつかれることもなかったのだ。
 ……人間、どうにでもなるもんさ。

 プロフィール其の六 基本的に大雑把。某ハンター漫画で表すなら間違いなく放出系だろう






あとがき
 知られざるミストフェンリルの本性! 
 一応言っておきますがこれ全部ノンフィクションなので。
 脚色した部分は皆無です。
 ですのでこれをありのままの俺だと思ってください。
 それでは!



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