はじめまして、かおるちゃん
今日から、僕があなたの家庭教師です
よろしく!

出会い
それはあなたとの始まりの刻
私の想いの始まり
絶対に、崩れることはない
そう信じられた想いの始まり

卒業、おめでとう!!
ああ、わかってるよ。学校からも、家庭教師からも
今日でかおるちゃんは卒業だよ
大事な生徒さんだったかおるちゃんには、今日でさよならだ
それじゃ
これからよろしくな?
かおる

卒業、それは別れの刻
旅立ちへの門出は、寂しく哀しい
だけど、別れがあるから、出会いもまた、生まれる
新たな日々にこんにちは
私とあなたの、新たな日々にこんにちは
今日は記念日
あなたが、こう呼んでくれた最初の日
かおる、と・・・

かおる
どうして僕を避けるんだ?
もう、僕達は、駄目なのか・・・?
確かに僕は夢を追っている
かおるにつらい思いをさせているかもしれない
でも、だからって
かおると夢のどちらかを選べというのか?
それは・・・残酷だよ・・・

すれちがう想い
生まれた亀裂
小さな小さな、見落としてしまうようなわずかな亀裂
だが、波にはそれで十分だった
亀裂から、あとからあとから流れ込んでくる海水
そして、やってきた大波

「かおる、明日ここを、引っ越しますからね?」

大波が、砂の城を、壁も堀も、全てを呑みこんでゆく
絶対に、崩れることはない
そう、固く信じた私の想いを・・・



私の作る、砂の城
波に呑まれる、砂の城
なんで
作っているんだろう?
どうせ
波に呑まれてしまうのに
私の前から
消えて無くなってしまうのに・・・・



Memories Off Nightmare
第五章「闇、宿りし双眸」
 Produced By コスモス






(・・ねえ・・・)
・・・・・
(・・・どうして?)
・・・・・
(・・・どうして・・来てくれないの・・・?)
・・・・・
(・・さみしいよ・・・)
・・・・・
(待ってるから・・・ずっと・・ずっと・・・)
・・・・・
(・・だから・・・ね・・?)




「ありがとうございました〜〜〜♪」
私は大きな紙袋に、折り畳み傘と花束を、一緒に入れて店を出る。
暦の上ではすでに春を迎えている。
普段ならその暦の基準のいいかげんさを呪うところだけれども、今日は違う。
かなり早い小春日和。
気温は低いけれども、惜しげなく降り注ぐ日光、穏やかで柔らかな微風。
まさに絶好のお墓参り日和。

ねえ、智也?智也がいなくなって・・・もう一週間だよ?
一週間前まで、智也のいない澄空学園なんか、想像も出来なかった。
でも、想像も出来なかった所で・・・無事に一週間が過ぎちゃってる。
クラスのみんなも、もう智也のことをあんまり話さなくなったよ。
私も、智也のことを思い出しても涙が出てこなくなっちゃった・・・
そりゃ、今でも、智也のこと考えると胸の奥がなんていうか・・ギュッと掴まれたみたいになるけど・・・
でも、それだけなの。
朝起きても、もう枕は濡れてないの。
私の中から、どんどん・・どんどん・・智也がいなくなっていくの・・・
これは・・・仕方がないことなのかな?
それとも、喜んだ方がいいことなのかな?
・・・・・
たぶん・・・そうなんだろうね・・喜んだ方がいいことなんだよね。
でも、私・・・
なんだか・・・いやだな・・・
今坂さんは・・今坂さんはどうなんだろう?
今坂さんでも・・私達みたいになってるのかな・・?
雲一つない青空を振り仰ぐ。
そこは、一週間前と何一つ変わらない青空。
ずっと前から、はるかな昔から、何も変わらない青空。
この空だけは、今もこれからも変わらないのだろう。
あの青空の向こうに、鳥よりも高く、雲よりも高い、はるかな高みに・・・あなたはいるの?
ねえ、智也・・・



智也との思い出、今坂さんのこと、稲穂君のこと、色々なことを考えているうちに目的地についてしまった。
墓地へと続く、長い石段を上ってゆく。
境内の中は、静まりかえっていた。
石段を踏みしめる私の靴音、陽だまりの中から聞こえる小鳥達の歌声、そして、忘れた頃に私の耳に囁きかける葉ずれの音だけが、優しい静寂の中の住人だった。
石段を登りきり、本堂の裏手へとまわる。
そこは、藍ヶ丘で一番の高台。
魂達の旅立ちの記念碑が立ち並ぶ場所。
残された者たちが悲しみ、懐かしみ、安らぐ場所。
風がどこよりも吹き抜け、この大空に最も近づける場所。
そして・・・智也に会える場所。
この街の、どこよりも智也に会うに相応しい場所。
私は更に歩みを進めて奥へと進む。
やがて、智也の旅立ちの記念碑が私の視界に入ってくる。二つの人影と共に・・・
智也の墓碑の前には、一組の男女がいた。
一人の少女が、腰をかがめて墓碑に向かい、目を閉じ手を合わせている。
そして、少女の前には、線香と花束が。
その少女から2・3歩離れた所には、花束を手にした少年が立っている。
いつからそうしているのだろう?二人は何も話さない。何もしない。
少女はただ祈り続け、少年はただ見守り続けた。
そして、私もまた、そんな二人を見守り続けていた・・・
どれほどの時が流れたのだろうか?
長かったような、短かったような時が流れた後、少女が、唯笑ちゃんがゆっくりと目を開く。
あわてて、私は手近な茂みに隠れる。
(あれ?なんで私隠れてるんだろう?これじゃ出て行けないじゃない)
出るに出られなくなってしまった私は、そのままそこで息を潜めておくことにした。
私がそうこうしている間に、今度は少年が時の流れを取り戻す。
「来てると思ったよ、唯笑ちゃん」
「・・・・・」
「で、智也はなんだって?」
稲穂君の問いに、墓碑に向かったままの今坂さんが微笑みながら答える。
「それでいいぞ、だって」
「そっか・・・」
再び訪れる静寂。
だが、今度の静寂は長くは続かなかった。
「ね、信君?」
「ん?」
「智ちゃんがね、信君にありがと、だって」
「・・・」
刹那、稲穂君の顔に後悔と悲しみの入り混じった表情が浮かぶ。
だが、すぐに元の表情に戻ると、穏やかで優しいまなざしを、いまだ立ち上がらない今坂さんの背中に向ける。
「智也も、唯笑ちゃんも、大事な友達だからね」
答えを返しながら、何かを思い出したように言葉を続ける稲穂君。
「ところで友達といえば、唯笑ちゃん。
昨日、音羽さんに何て言ったの?」.
一瞬の沈黙、そして、穏やかだった今坂さんの顔に影が落ちる。
「え、えっと・・・それは・・・」
気まずい雰囲気が辺りに満ちる。
すぐさまフォローを入れる稲穂君。
「ま、そんなに唯笑ちゃんが気にすることはないよ。
どうせ、音羽さんが考え無しに無神経なこと言ったんでしょ?」
(フォローになってないじゃない!!)
思わず、声にならないつっこみを入れつつ、こぶしに力をこめる。
そんな私の心中を知ってか知らずか、本人がいないことをいいことに言いたい放題に言葉を続ける稲穂君。
「ま、そもそも唯笑ちゃんのことたいして心配してもいないのに、友達ごっこで自分に酔うためのダシにされたんじゃ、そりゃ唯笑ちゃんが怒っちゃうのも無理ないって。
だいたい音羽さんも・・・」
「やめてよ!!!!
そんなこと言わないでよ、信君!!!」
激しい口調で稲穂君の言葉を遮る今坂さん。
「音羽さんは・・・唯笑のことを心配してくれて・・・だから!」
「だから、何?」
嫌味なほどのさわやかな笑顔で切り返す稲穂君。
繰り返し、そしてさらに突っ込む。
「だから、何?
唯笑ちゃんのことを心配してくれた、そんな心優しい音羽さんが、唯笑ちゃんは鬱陶しかったんでしょ?
何も知らない赤の他人に、わかったようなことを言われたくなかったんでしょ?
違う?」
(な、なんなの?この展開は・・・なんでこんなことになっちゃうのよ!!)
「ち、ちがうよ!!」
「どう違う?」
すっと笑みを消した稲穂君のそのまなざしからは、凄みすら感じられた。
今坂さんは一つ大きく深呼吸してから、稲穂君をしっかりと見据えて答える。
「確かに、唯笑は音羽さんに酷いこと言っちゃった。
智ちゃんがいなくなっちゃって、唯笑、哀しくって、寂しくって、苦しくって・・・
それで、音羽さんに『智也』、『智也』、って言われるのがつらすぎて、酷いこと言っちゃった。
でも、もう唯笑、そんなこと絶対言わないから!!
智ちゃんも、彩ちゃんも絶対唯笑を見てくれてるんだから。
絶対、智ちゃんは唯笑の中にいてくれるから。
だから、音羽さんが、智ちゃんのことを話したって、もう唯笑、平気だもん。
それに、音羽さんだって、絶対に唯笑のこと心配してくれてるから。
友達ごっこなんかじゃないんだから、唯笑と音羽さんは・・友達なんだから!!
だから、音羽さんにも謝るし、許してもらうから!!
絶対、絶対・・・許してもらうんだから!!
だから・・・」
話している間に再び感情を高ぶらせてしまった今坂さんの話はめちゃくちゃになってしまった。
最後の方は、涙声になってしまい何を言っているのかさえもわからない。
でも、よ〜〜くわかったよ、今坂さん。
今坂さんが私のことをどう思ってくれているのか。
それだけは、間違いなく伝わってきたよ。
どんどん、どんどん、伝わってきたよ・・・
哀しさと温かさでいっぱいの、今坂さんの気持ちが・・・

激しく、言葉をほとばしらせた今坂さんは感極まって泣きはじめてしまった。
その今坂さんに再び穏やかな表情に戻った稲穂君が『本当に?』と尋ねている。
それに、俯きぽろぽろと涙をこぼしながら、何度も何度もうなずく今坂さん。
すると稲穂君は、よくできました、と言わんばかりににっこり微笑みながら、今坂さんの頭を優しくなでつつ言葉をかける。
「なら大丈夫、唯笑ちゃんがそう思ってるなら、音羽さんは絶対に唯笑ちゃんのことを責めたりなんかしないよ。
唯笑ちゃんのその気持ちは、音羽さんにもきっと届いてるから・・・」
そう言いながら稲穂君は、ただ優しく今坂さんをなで続け、今坂さんは、ただなでられ続けていた。
稲穂君の上着のすそを、ちょこんとつまんだままで・・・
なぜか・・・私の胸が、ちくりと痛んだ。



私の頭上に大きな雲がさしかかった。
そして、その雲が頭上を完全に通り過ぎた頃、二人はどちらからともなく手を離した。
「信君・・・ありがとね・・・
じゃ、唯笑、今日は・・・もう帰るよ・・・」
「そっか」
「うん」
「学校には、いつから来るんだい?」
「一週間休んで、来週くらいから行くつもり」
「そっか」
「うん」
「じゃ、しっかり食べて、寝なきゃダメだよ?」
「うん」
「・・・・・」
「信君?唯笑、先に帰っちゃった方がいいかな?」
「そうだな・・・長くなりそうだから、先に帰っててよ」
「うん、わかった」
「それじゃ、唯笑ちゃん、またね」
「うん、またね」
・・・・・
今坂さんの足音が、だんだんと遠ざかってゆき、やがて聞こえなくなった。
今坂さんがそうしていたように花束を備え、線香を立てる稲穂君。
そして、墓碑と向かい合う。
けれども、その両の目は見開かれたまま、決して閉じられようとはしない。
その両の手は離されたまま、決して閉じられようとはしない。
ただ、ひたすらに墓碑と相対する。
何かを語りかけるわけでもない。
祈りを捧げるわけでもない。
ただ、墓碑を見つめ続ける。
彼の瞳には、いったい何が映っているのだろうか?
今、彼の胸にはどんな思いが去来しているのだろうか?
私にはわからなかった。
私は知らない。
彼が何を考えているのかを。
彼の表情から、
彼の行動から、
彼の真意を窺い知ることはできない。
ねえ、稲穂君、あなたは智也と何を話しているの?
私は、私の親友の、本当の親友に、嫉妬せずにはいられなかった。
そして、沈黙が、静寂が続く。
いくつの雲が頭上に飛来し、流れていっただろうか?
流れた雲は、はるか彼方まで漂ってゆく。
流れに流れた雲が、ついには視界から消える。
それでも彼は動かない。
そして、気がつけば、頭上から青空が消滅していた。
今朝はあんなにいい天気だったのに・・・
やがて、ぽたりと雨粒が頬を打つ。
雫は糸ととなり、ついにはつぶてと化した。
雨の弾丸が容赦なく私達を打ち続ける、それでも、彼は動かない。
頑ななまでに、動かない。
私達の髪が、服が、重く、冷たくなってゆく。
やがて、とうとう彼が動きを見せる。
墓碑と相対するその姿は変えないまま、彼は音を紡いだ。
「いつまで、そうしてるつもりなんだい?」
え?
「花束が、見えてるよ。・・・音羽さんだろ?」
私は茂みから身を起こすと墓碑に、いや、稲穂君に、歩み寄った。
「ね?いつまでそうしてるの?風邪ひいちゃうよ?」
質問に質問を返した私に、さらに質問を返す稲穂君。
「聞いてたんだよね?」
「え?」
「さっきの会話、聞いてたんだよね?」
「う、うん・・・」
「だったら、そういうことだよ」
稲穂君は、わかりきったことを説明するように淡々と話す。
「そういうことって・・・?」
「唯笑ちゃんの、心は伝わったよね?ってことだよ」
「それは、もちろん届いたけど・・・そんなことより!!」
落ち着きはらった稲穂君の様子に、だんだんと苛立ちにも似た感情が芽生えはじめる。
「いつまでそうしてるつもりなの?本当に風邪ひいちゃうってば!!」
「そうだな、挨拶済ませたら早く帰った方がいいよ、音羽さん」
「稲穂君、まさか、まだいるつもりなの?」
「俺は、二人っきりで、話をしたいんだ」
イラついたように少し語調を強めて答えてくる。
「二人っきりって・・・二人しかいな・・・あ・・」
「ご、ごめん、稲穂君!!」
ここで私はようやく自分の間抜けさに気がついた。
(な、なにやってるのよ、私!!!)
思わず取り乱して、どうでもいいようなことまで口走ってしまう。
「あ、で、でも、ほら、傘ぐらい差さなきゃ」
そして、持っていた折りたたみ式の、傘を取り出す。
「っ!!!!!」
その瞬間、稲穂君が息をのみ、私を、いや、私の手元にある『白い』傘を凝視している。
信じられないものを、そこにあるはずのないものを目の当たりにした。
そんなただならぬ気配をにじませながら、老婆のようなしわがれた声で意味不明なうめきを、稲穂君が漏らす。
「ア・・ク・・・・・シ・・・イ・カ・・サ・・」
状況がまるで掴めなかった。
私は何をしたの?稲穂君はどうしちゃったの?
握った手のひらの隙間から水がこぼれ落ちるように、真実の欠片がすり抜けてゆく。
結局、私の手には真実の欠片すら残らなかった。
私の行為に、深い意味は何一つなかった。
雨が降っている。しかもその勢いはとても強い。だから、傘をさした方がいい。
それだけの極々平凡な発想の発言と行動だった。
だから、何もわからないままに、その場を取り繕おうとする。
「ほら、風邪ひいちゃうと、智也も心配するよ・・・
だから、傘・・」
だが、その言葉を私が言い終えることはできなかった。
私の言葉には、今絶対に言ってはならない言葉が含まれていたらしい。
その効果が今、私の理解を超えた勢いで発現したのだ!!!
「黙れ!!!」
稲穂君の激怒の咆哮が、雨音を引き裂いて響き渡る。!!
怯え立ちすくむ私に稲穂君の鋭利な視線が突き刺さる。
そして、次の瞬間には私は、胸倉を掴み上げられ爪先立ちになっていた。
「いらないんだよ、傘なんか!見たくもないんだ!!白い傘なんか!!!」
叩きつける雨越しに狂気と憎悪の炎を激しく燃え上がらせた双眸が私の鼻先10センチでギラギラと輝いている。
「ご、ごめ・・・」
『ごめん』の一言を搾り出すことすらできずにいる内に石畳の上へと突き飛ばされる!!
倒れたままで、水溜りの中から見上げた私の瞳に映った光景は、
悪夢だった・・・
私の目の前に轟然と立ち、私を見下ろすその男の瞳は、ヒトの物ではなかった。
私を憎み、この雨を呪い、自らを恨み、そして、この世界の全ての存在を憎悪している瞳。
その瞳が、今まさに私を見据えている。
理性ではなく、本能が私の意志決定機能を掌握した。
(早く、早く逃げないと!!)
昨日と今日に感じた、彼に対する信頼、憧れ、尊敬、好意、などの感情は、私の中から微塵も残さずに消え失せていた。
今の私にあるものは、恐怖!!そう、ただ一つ、彼に対する絶対的な恐怖だけが存在していた。
もはや、私の目の前にいるのは頼りになる相棒などではなかった。
私の理性を、意識を、友情を、愛情を、そして生命を、存在そのものを、破壊し、汚し、奪い、貶めようとする忌むべき存在。
それこそが、私を見下ろす恐怖と悪夢の具現化した存在の姿だった。
私の本能は必死に足に命令を下す、前に進めと。
一秒でも早く、一センチでも遠くにと、命令を下す。
しかし、その、闇の漆黒よりもなお暗く、重く淀んだその瞳の前には、あまりも私の意志は薄弱すぎた。
焦れば焦るほど、自らの肉体の制御に失敗していく。
立ち上がって、二、三歩進んだところで、足をもつれさせてまたも地面に這いつくばる。
再び悪魔の瞳が待っていた。
視線をそらす気力も尽き果てた私は、尻もちをついたまま後ずさる。
「ひ・・あ・・・た・す・・け・・・智・・也・・・」
思わず口をついたのは、助けに来られるはずのない親友への助けを求める言葉だった。
その瞬間、稲穂君の瞳に理性が戻った。
「あ、ご、ごめん!!!おと・・」
慌てて謝りながら、稲穂君がこちらへと手を伸ばしてくる。
しかしながら、今の私にそれを受け入れる余裕などあろうはずがなかった。
「いやああああ!!」
瞳の呪縛から解放された私は、差し伸べられたその手を避けると、迷わず墓地の外へと走り出す!!
墓地を駆け抜けた、私の瞳が最後に映しだしたのは、智也の墓碑に向かって崩れ落ちる、稲穂君の姿だった・・・



その夜・・・
一本の電話があった。
私は迷った末に受話器を取った。
はい・・・音羽です。
今日は・・・ごめん・・・
プツッ、プー、プー、プー・・・
たった一言。
ただ・・・
それだけだった・・・




>>六章へ





---あとがき----
こんにちは、コスモスです。とうとうやってきましたね〜〜
ついに、ついに未体験ゾーンに突入です!!
大まかな流れはもう決めてあるんですが、今回も予定では、最初の回想シーン以外は、ほのぼのに始まりほのぼのに終わる、
そんな平穏無事な章のはずだったのに、蓋を開けてみたら信とかおるが走りに走って・・・(^^;
私自身も今後の展開がかなり楽しみというか、頭が痛いというか、書き応えたっぷりになりそうです。
まあ、今回の展開そのものについては賛否が別れるんでしょうけど、まだまだこの話しはこれからですよ〜( ̄― ̄)ニヤリッ
なんといってもナイトメア=悪夢、ですからね〜〜
もうやめてくれ〜〜〜って、悲鳴を上げさせてあげちゃいますよん♪
それでは次は、6章でお会いしましょう!!(^o^/~~~~~


Produced by コスモス  deepautumn@hotmail.com



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