--ガイアの嘆き--

獅子流

流れる雨は誰がためガイアが流せしものなのか？ 人は己がため大地を陣地に変えていく、 自然喪えし陣地には不毛な風のみなび響く。 降り注ぐマグマは誰がためガイアが流せしものなのか？ 正気なき刃が降り注ぎ大地を紅く変えていく、 命無き大地には主なき嘆きのみが木霊する。 吹雪きしブリザードは誰がためガイヤが流せしものなのか？ 人の諸行に凍らせしガイヤの心が吹き荒れる。 凍てつく大地に氷狼の嘆きのみが響きわたる。 自然思えし人すらも更なるガイアの傷求む。 唯一自然と向き合うすべすらも人は禁忌と封印す。 その上でいかに自然思えてもガイアは心を閉じるのみ。 かの人の行く先、いかなる道もとざされぬ。 ただ、人は己が進化の記憶もて、 獣道開きて行くのが全てならん。 ガイアの嘆きは留まらず人の滅亡を天に願わん 人には未来は約束せれることなし！

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