誰にだって、夢がある。
誰にだって、大切な想いがある。
この空を見ながら、歩いていこう
流れる雲と
吹き抜ける風
陽光が降り注ぐ
この青い、空の下…

この青い空の下…
presented by daiki



1・紙ヒコーキ
2・屋上から見える風景
3・あの雲のように
4・風になれたら
5・RAINBOW
6・翼
7・君と見た夕焼け
8・Shooting Star







紙ヒコーキ




伝えられなかったこの気持ち
後悔だけはしたくないと
小さな紙に思いを込めた
だけどちっぽけな僕には
渡す勇気が、微塵もなかった


君の後ろ姿だけを追いつづけ
気付けばそこに君の姿はなく
いつの間にか見失ってしまっていた
この想いを伝えられずに
いつか書いた君への手紙
届かない手紙がたまっていく


大きな空見上げ口笛吹いた
曇った空も泣いているようで
上だけ見つめて歩きつづけた
届かなかった手紙は今
紙ヒコーキとなって空を飛ぶ
あの曇り空割って
どこまでも飛んでいけばいいな
この想いが届かなくてもいい
だけどその想いがあったこと
ずっとそれだけ残るから







屋上から見える風景




校舎の屋上のフェンス越し
とにかく風景が見たかった
僕の街と、蒼い空
太陽がさんさんと照りつける
子供じみた夢かもしれないけれど
いつかこの空を飛んでみたい


鳥のように飛べたらいいな
子供の頃から思ってた
ずっとずっと風を切って
空から街を見てみたかった


だけど鳥にはなれなくて
地から空を眺めるばかり
それでも僕はよかったんだ
この空と街だけあれば、夢を見ることができるから


ずっとずっと眺めてた
「屋上」という名の僕だけの空
ここにいればいつだって
空と街と、1つになれる
だけど夢は諦めないよ
ずっと夢だけ見てること
悪いことなんかじゃない
だからずっと諦めない
いつかこの空、飛んでみること







あの雲のように




いつまでも眺めてた
ゆらゆら流れる、空の島
ずっと乗れるものだと思ってたけど
掴めもしないと最近知った


いつまでも眺めてた
ゆっくり流れる、白い旅人
流れる雲を見つめて、知ったことがある
自由気ままに生きること
それも時には大事なんだって
雲のように生きてくことも


蒼い空と、白い雲
いつも見てるけど、いつも違う
そんな些細なこと気にしないけど
同じ空なんてないということ
そのことを僕は知っている
あの頃の雲は元気かな?
いつかまた会えるといいね


あの雲のようにふわふわと
自由気ままに生きてみたい
だけどそれはまだまだ無理かな
いつか僕に時が出来た時
あの雲のように旅に出ようと
いつか見た雲を探す旅
なんか少し、かっこいいかも







風になれたら




いつか風になって
どこまででも行けたらいいのに
耳に届く鳥の声
胸に響く街の音
そしてアナタの声
その全てを運んでいきたい


アナタをずっと見ています
だからずっと
ずっと側にいてあげます
ずっと僕が支えてあげます


辛い時や苦しい時も
優しく撫でてあげるから
アナタが泣きたくなったとき
僕はずっと歌ってるから


少しの不安と少しの勇気
どっちも僕が運んであげます
不安はどこか、遠くの場所へ
勇気はいつも、君の中に
だから僕は風になりたい
いつの日にか、風になれたら







RAINBOW




ずっと雨に打たれて
晴れるのを待っていたんだ
いつまでも瞳は輝いて
幼い僕は、ずっと待っていたんだ


ただずっと立ち尽くして
ただずっと無言のままで
ひたすらずっと待っていたんだ
虹をずっと、待っていたんだ


大空みたいなスケッチブックに
手に持った七色のクレヨン
空にかかる橋を描く
空には明るく虹が輝く
それはまるで、夢を見ているような
幻想的で、美しかった


夢から覚めたら、そこには晴れ空
さんさんと輝く太陽と、真っ白な雲
夢じゃないこと分かってる
一瞬のあいだの出来事だけど
幼い僕は信じてる
心にいつでも、七色の橋があることを
心にいつでも、スケッチブックと、僕の虹












この背中に、翼をください
この胸に、勇気をください
ちっぽけな僕だけれど
きっと大きく羽ばたいてみせる
この大空へ、果てしない空へ


それは些細な一言だった
「弱い人なんて、好きにはなれない」
僕は黙って聞いてたけれど
そんな言葉は信じない
なぜならそれはウソだから
人は誰だって弱いんだ
弱いからこそ、支えあう
だから僕は、翼が欲しい
支えられなくても、飛んでいきたいから


だけどそれは違ったんだ
孤独はやっぱり弱いんだと
大空を羽ばたく翼じゃなくて
全てを包み込む翼が欲しい
そんな優しい翼が欲しい
だから僕に、翼をください







君と見た夕焼け




空が紅く染まっていく
午後6時の暁の空
紅に染まる街と、そして君
触れるたびに染まるその頬に
ついついイタズラしちゃう僕の指
膨れっ面で拗ねる彼女と
笑いながら彼女の頭を撫でる僕


斜めに傾く陽光に
キラキラはねる静かな水面(みなも)
黄金色(こがねいろ)に輝くそれと
優しく微笑む君に見とれていた
僕の視線に気付いた彼女
微笑み絶やさず僕を見ていた


心を打つ彼女の瞳に
僕の瞳は宙を見つめる
頬が紅く染まっていくのを密かに感じた
紅い空はまるで恋心
僕の心を写す鏡のようで
いつしかずっと空を見ていた


「キレイだね」
呟く彼女は空を見上げる
そんな君と見た夕焼けを
これからからもずっと見れるかな?
これからもずっと一緒にいたいと
そっと祈った夕焼けの空
君と見上げた暁の空
君と見た、紅い夕焼け







Shooting Star




それは夢のようだった
なんでここにいるのだろう?
何も知らない僕の傍ら
微笑む少女がいたけれど


君はいつも笑っていたよね
限りない時間(とき)の中で
君との記憶はほとんど笑顔
ただ、笑っていてくれた


いつしか芽生えたこの想い
だけど全然、気付けなかった
いつも笑顔の君の瞳に
光る涙を見るまでは
心の底から僕は願った
君にはただ笑って欲しいと


空に輝く一条の光
流れ星を見て君は祈った
ずっと一緒にいたかった
君の笑顔を見ていたかった
だけど願いは届かずに
「サヨナラ」と言えずに別れたね
君のぬくもりと涙を残して


君と別れたあの丘で
そこで君は笑っていたよね
愛おしさから抱きしめた
君に伝えたいこの想い
一緒にいたい、と願うこと
全ては星降る夜の中
小さな、小さな夜だった







Thank you for reading...「この青い空の下…」
presented by daiki




感想BBS



SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送