友へ捧ぐ詩
written by daiki





きっと忘れることはない

一緒に過ごしたあの時間を

一緒に過ごしたあの場所を

二人誓ったあの夢を




例えば二人喧嘩したこととか

共に流したあの涙とか

全てがまだ新しく懐かしい記憶

「オレたちならやれる」と夢見たことや

「やっぱりできない」と現実を知ったこと

だけどいつでも忘れなかった

夢を目指す気持ちを忘れなかった




少し高い瓦礫の上

肩組んで笑いあった

目の前に広がる夕焼け

紅く色づくお前の笑顔

夢あることを誇ったあの日




走りつづけたあの駅のホーム

風に流れた涙に

「また会おう」と願いを込めた

二人で描いた夢の地図は

いつまでも色あせることは無い




今日も元気でいるか?

あの日の夕焼けを目の前に

誰もいないオレの右隣

お前の幻は虚空に消えて

だけどお前はここにいる

この夢がある限り

オレたちが目指した夢の物語




きっと忘れることはない

一緒に過ごしたあの時間を

一緒に過ごしたあの場所を

二人誓ったあの夢を


オレたちだけの、物語を

あとがき

クリスマスに向けた詩、ナンバーワンです。
読んでいただければ分かると思いますが、クリスマスなんて掠りもしてません。
SSと共に、詩のほうも感想いただければ幸いです。
ではでは。



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