無題
written by daiki




あの頃の二人って幼すぎたのかな

僕に背を向け歩く君を見て

零れ落ちる涙にウソなんてない

月明かりに照らされて輝く雫に

こぼれ落ちていく大切なもの





「サヨナラ」は言わないで

僕が壊れてしまうから

どんなときも一緒だった

あの日々はただのウソだったの?

去りゆくあなたに望む言葉




二人で乗ったあの観覧車

変わらず輝くイルミネーション

頬を伝う涙に君が映る

想いを伝える難しさ

想いが崩れる容易さ

全てが元々無かったかのように




「サヨナラ」は言わないで

僕を消してしまうつもりなの?

あの日二人で撮った写真も

想い出の炎に燃やしてしまうの?

追いかける僕を受け止める風




公園でキスしたことも

一緒に帰ったあの坂道も

全テハ戻ラナイ夢ナノダカラ




「サヨナラ」の代わりでいい

もう一度だけ好きと言って

それが例え偽りの言葉でも

胸に抱いて生きることはできるよね?

「サヨナラ」は言わないで

本当に好きだったのに

胸に刻んだ想い出も

あなたの中には僕はいなかったの?

去りゆくあなたに望む言葉




もう少しだけ好きでいてもいいよね?

これが最後の恋なのだから



これが最後の恋なのだから



あとがき
クリスマスに向けた詩、ナンバーツーです。
今回は歌詞っぽい作品にチャレンジしてみました。どうでしょう?
ちなみに言っておきますと、実体験は含んでいません。
ただ、これまでの趣向に少し飽きたんで、「別れ」をテーマに書いてみました。
こちらも感想いただければ幸いです。
ではでは。



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