君だけのサンタクロース
written by daiki


街に流れるジングルベル

人ごみに逆らい僕は走った

虹色に映えるクリスマスツリーに

星が輝くようなイルミネーション

無限に広がる光の世界くにの中心に

どんな光にも負けない笑顔の君がいた



僕は君だけのサンタクロース

「今日」というプレゼントをあげる

だから側にいてくれませんか?


赤い衣装ふくもトナカイもないけれど

プレゼントだけはこの胸に抱いているから

僕ら「二人」一緒に生きている奇跡



二人並んで歩く後姿

小さな星たちが映し出した光たちに

これからも一緒にいれたらいいな

ささやかな祈りを夜空に奉げた

これが本当の恋だと知っていたから

「君」という光に僕は恋したのだから



君は僕だけのサンタクロース

永久とわ」というプレゼントが欲しい

だから側にいてくれませんか?

小さい僕は昔から恋焦がれていた

あの日見た赤い姿を僕は覚えているから

僕ら「二人」一緒に笑いあえる奇跡



僕らずっと一緒だといいな

二人だけの時間を大切にしていたいな

プレゼントに秘めたラブレターに

僕の素直な気持ちを綴った

「僕は、君が好きだよ」



僕は君だけのサンタクロース

「奇跡」というプレゼントをあげる

だから手を繋いでくれませんか?

幼い僕は今でもあの姿を信じているんだ

舞い散る粉雪ゆきがとても美しいから

「白い聖夜」という神からの奇跡



僕は君だけのサンタクロース

「これから」というプレゼントをあげる

だから僕の気持ちを受け取ってくれませんか?

好きだという気持ちを素直に伝えたい

君の笑顔をいつまでも見ていたいから

僕ら「二人」一緒に生きている奇跡



君と共に笑いあえる聖夜の奇跡


僕ら「二人」一緒に生きている奇跡






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