つ:12……私がキュレイウィルスに侵された年齢と同じね。ふふふ……。 武:のっけから暗くするなよ、つぐみ! 羅:そうだよ。もっと明るく楽しくしようよ。 つ:私はブラックジョークが好きよ。 春:はいはい。前置き長くなるのもアレだから、そこでストップ。 ホ:さて出席番号順シリーズ2回目ということですが、今回は何と……! 秋:ミックスコントなのにEver17のキャラしかいません!! 武:俺達倉成家4人と田中母娘なんだが……いいのか、それで? 春:どうかな?一応つぐみ、沙羅、ホクトの苗字をデフォルト化すれば、順番入れ替わってちゃんとミックスになるんだけど……。 秋:まあ、たまにはエバセブだけでもいいでしょ! ホ:本当にいいの? 羅:気になさるな、兄上。ではでは、早速スタートでござる! |
ネバエバミックスコント12 時羽 |
【ココ被害者友の会】 武:これで空とココと涼権がいれば完璧だな。 春:そうね……でもココはいても絡み辛かったりするのよねぇ。 武:うむ。それは同感だ。 ホ:え?フォロー無し?? 【被害直撃組】 春:ひよこごっこは肉体的にも精神的にも苦痛だし。 武:こめっちょなんか、最後はもう脱力もんだぜ。 ホ:え?さらに追い討ち?? 【倉成父子の憂鬱】 武:しかし涼権がいないのは由々しき問題だぞ、息子よ。 ホ:僕らがいじられキャラに降格させられるからだね……。 武&ホ:はぁ〜〜〜…………。 【倉成父子の優越】 武:誠や億彦でもいいんだけどな。 ホ:男性キャラの中では立場高いね、僕達。 武&ホ:ふっふっふっふっふ。 【倉成父子の決裂】 武:ああ、でもお前がいるから俺は大丈夫か。 ホ:へっ?何言ってんだよお父さん。僕ら2人なら、確実にお父さんのほうがいじられキャラでしょ! 武:はぁ?どう考えてもお前だろ!?いつもユウや沙羅に玩ばれているじゃないか! ホ:それならお父さんだって、お母さんや田中先生に逆らえないじゃないか! 秋:……同類じゃん。 春:五十歩百歩よね。 【喧嘩の引き金になりそう】 つ:……空については話題に出してあげるべきかしら? 羅:う〜ん。少なくともママは言い出さない方がいいと思うよ? つ:やっぱり? 羅:うん。 【優の逆襲】 春:それにしても苦麗無威ネタが封印されているのは辛いわよねぇ? 秋:んー、まあ強引にN7女性陣を加えたりとか、このネタに頼りすぎた感があるからね。諦めるしかないよ。 春:ああ、私は別に気にしてはいないんだけど。 秋:……え? 春:私は知的キャラとしてやっていけるけど……あなたから苦麗無威を取ったらどうなるのかなって心配で……。 秋:それ、私に対する挑戦状とみていいのかしら? 【似たもの母娘】 秋:大体、私の事を心配する余裕があるなら、メインヒロインの座を奪えなかった自分の不甲斐なさを気にした方がいいんじゃないの? 春:その喧嘩、買った!! 【彼女らが熱いのは夏の所為だけではあるまい】 武:優とユウはあっちの方で喧嘩を始めてしまったわけだが……。 ホ:……喧嘩で済むレベル? 羅:あれは死闘でござるよ……。 【過去最大のキャラ壊し】 武:優達が行っちゃって俺達4人だけになっちまったな。 羅:これからどうするの? つ:じゃじゃじゃーん!ホクトと沙羅の成長を書き記した私の日記『マイスイートベイビーズ』を持って来たわよ♪ 羅:…………。(驚きで目が点) ホ:…………。(ぽかんと口を開けている) 武:……………………つぐみ? つ:……し、仕方ないでしょ……こうでも強引に持っていかないと話が進まないんだから……。 【子供はさんざん苦労す】 羅:母上の奇行は忘れるとして……拙者たちの日記でござるか! つ:ええ。再びライプリヒに追われるまでの短い間でしかなかったけど、書いていたのよ。……いつか武に見せるために……ね。 武:つぐみ……。 つ:武……。 羅:ああ、遂に父上と母上まで別のところに行ってしまったでござるよ。 ホ:そっとして置いてあげようよ。 【有名文学作品】 羅:さてさて、早速ママの日記を読んでみよう。えーと、なになに……。 ホ:どんな事が書いてあるの? 羅:『1月22日――双子に名前を付ける事にした。娘の名前は……』 ホ:……名前は? 羅:…………まだ、ない。 ホ:夏目先生!? 【閲覧禁止】 羅:ママ、『チャーミングだからチャミ』っていう人だから……。 ホ:……ひどい名前だったんだね? 羅:言葉の暴力でござるよ……。 【読み進めるたび地獄】 羅:先を読んでみるでござるよ……『8月3日――今日も暑い。最高気温は35度を超える猛暑。〇〇と××も辛そうだった』 ホ:……その伏字は僕らの名前の部分だよね? 羅:『子供達』とか『双子』とか書いてくれれば良かったのに……。 【夏の風物詩】 羅:『室内は暑過ぎるのでアパートの前の海岸に出た。するとそこにはカキ氷屋さんが来ていた……』 ホ:ふんふん……。 羅:『1個100円という安さだったので、1つ買って3人で分けることにした。〇〇や××はすぐに食べなくなってしまったけど、味が気に入らなかったのかな?私はちょっと苦くて美味しいと思ったんだけど……』 ホ:え?ちょっと待って!……苦いカキゴオリ? 羅:そ、それってまさか……。 ホ&羅:……カキコオロギ!?!? ホ&羅:うぇぇぇ…………。 【これも児童虐待?】 羅:これ、読んでてかなり痛いんだけど……。 ホ:僕らをピンポイント爆撃してるね、間違いなく……。 【あの素晴らしい味をもう一度】 羅:とか何とか言っているうちにもう終わりでござるか!? ホ:早っ!! 羅:でも、田中先生となっきゅ先輩はいつの間にかいなくなっているし、パパとママも2人の世界に入ったっきり戻ってこないんだけど! ホ:こうなったら僕達でなんとか締めるしかないね。 羅:締める……。じゃあ、この日記のラストを発表して締めコメとさせていただくでござるよ! ホ:日記のラスト……つまり、お母さんと僕らの別れのシーンが……! 羅:うむ。お涙チョーダイでござる!……『10月17日――とある学園の文化祭で子供達と食べたあのカキ氷屋を発見!やっぱり美味しいと思うんだけどな〜……』 ホ:…………。 羅:…………。 ホ:泣けるね、ある意味……。 羅:冷たい涙が頬を伝っていくでござるよ……。 |
あとがき 羅:って、これも拙者らが担当するでござるか!? ホ:うん、そうらしいよ。 羅:はぁ……全く横暴な……。 ホ:本編でも後ろ3分の1からは僕らしか出てないもんね。 羅:まあ、それもママの日記があればこその内容だけどね。 ホ:それにしても、日記のタイトルが『マイスイートベイビーズ』だっけ?なんというか、ベタなネーミングだよね? 羅:それでも、私達の名前に比べたら……。 ホ:…………。 羅:…………。 ホ:この名前を付けてくれた孤児院の人に感謝しなきゃだね? 羅:ホント、そうだよね〜。 |
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