武:今回は『エバセブ男性陣本音で語れ編』との事だが……。 涼:ホクト、壁の向こうに誰かいないか?天井裏に潜んでいる奴は? 武:いかにも怪しげに置かれている絵画の裏に隠れているとか、単純に扉の外で聞き耳立てているとか、そんな人間もいないな? ホ:うん……。大丈夫だと思う。 武:……よし。これで心置きなく本音を語れるな。 涼:ぶっちゃけ、優達に聞かれたら洒落にならない事にもなりかねないしな。 ホ:はぁ、何でこんなに怯えながらやらなきゃならないんだろう……? 武:何を言ってるんだ息子よ。そんなの俺らの立場が女性陣よりも低いからに決まっているだろう! ホ:……情けない事を自信たっぷりに言わないでよ。 涼:ホクト。お前の言いたい事も分かるが、実際問題、武はつぐみや空に、俺は優やココに、お前だってユウと沙羅には頭が上がらんだろう? ホ:う……そう言われると何も言い返せないけど……。 涼:だろ? 武:……まぁ、誰もいなさそうだし。始めるとしようぜ。 |
ネバエバミックスコント21 時羽 |
【武にまつわるエトセトラ】 武:まずは俺に関する事か。とすると、つぐみや空の話になるのか? 涼:いや、もともとは優だってお前の事好きだったわけだし、ココにも懐かれているんだからこの2人も加えてやれよ。 ホ:……ついでに言うと沙羅もファザコン癖あるし……。 武:たのむ、これ以上寿命を縮める種を増やさんでくれ……。 【無理です】 涼:別にキュレイなんだから少しぐらい寿命が縮まったってどうってことないだろ? 武:……涼権、お前が俺の立場だったとしても、同じ事が言えるか? 涼:ごめんなさい。 ホ:謝るの早っ! 【白は朱に染まって】 ホ:まあ他の人のことは置いとくとして、お母さんと空のことはどうするの? 武:ん〜どうすると言ってもなぁ……。俺としてはお前達の事もあるし、空とは付き合えないって、空には言ったんだけどな……。 涼:でも空は諦めないと? 武:ああ。 ホ:お父さんの言い方がいけないんじゃない?……『コラ、空ぁ!これ以上家に迷惑をかけるって言うんならおめぇの職場やおめぇの家族にも迷惑かけるぞゴルァア!?』くらいにはっきり言わないと……。 武:……お前、ユウに似てきたな……。 【さて行ってみよう】 涼:で?本音で語れって事だし、そろそろ言ってもらおうか。武、今の状況をどう思っているんだ? 武:むぅ……やはり言わねばならんか。……まあ、本音で言ってしまうと空に好かれているのに悪い気はしないな。つぐみには悪いが、空には空のいいところがあるし……これは絶対口外禁止だが、時には空と一緒にいたくなることもある。 涼:ぶっちゃけたな、武……。 武:いいか?絶対他の奴には言うなよ?特につぐみと空には絶対だからな! ホ:……ばれなきゃ良いけどね。 【役得】 秋:なっきゅと……。 羅:マヨの……。 秋&羅:突撃デバガメ隊……! 秋:え〜、今回は床下からお送りします。ちなみに見つかるとマズイので小声です。 羅:しかし天井や壁を調べて床下を忘れるとは、父上も兄上も桑古木殿も抜けているでござるな……。 秋:いや、普通調べないとおもうけど……。 羅:そうでござるか?拙者なら忍法畳返しできちんと確認するでござるよ。 秋:……それが出来るの、私らの中じゃあなたくらいだから。 羅:それはさておき、これでパパの弱みを握ったも同然!今度最新型のノートパソコンをねだるでござる。 秋:そうね〜、私も新しい服欲しいし。私もお義父さんに頼んでみようかしら? 羅:……結構おいしい仕事でござるな♪ 秋:そうね。今後の展開によっては涼権とホクトにも何かねだれるかもしれないしね♪ 羅:ふふふ。さあさあ次にいってみよう! 【little prophecy】 武:そういう涼権はどうなんだよ、優とココとの関係は? 涼:どうって……相変わらず平行線だよ。 武:いいのか、そんなんで?本当は2人とも気にしてんじゃないのか? 涼:……いや、むしろ気にしているのは俺の方で、あいつらがこのままがいいって言うからこんな関係になっているんだぞ? 武:そうなのか!? 涼:ああ、本当の事だよ。本音を語れって言われているしな。 武:そうなのか……。 涼:そうは言っても、しばらくはこの関係は変わらんだろうし……とうぶんの間はこのままでいいと俺も思ってきたけどな? ?:しかしこの時の涼権は、背後から迫ってくる決着の時にまだ気づいていないのでした……。 涼:な、何だ今の!? ホ:……さあ? 【1年前の裏話】 ホ:変な声は置いといて……そういや涼権って、空とラブラブ疑惑がなかったっけ? 涼:俺としては凄い気になるのだが……追求出来そうもないし諦めるしかないか。それはそうと、ホクトが言っているのはドラマCDのことだろ?あれは世間的に大不評だったからほとんど無かった事にされているけどな。 ホ:って事は一応はあったわけ? 涼:……一応、作者のSS的には2035年にあったらしい。 ホ:でも2036年の話の中ではそんな話、全く出てきたことがないけど? 涼:……色々あったんだよ、あの後にナ……。 ホ:うわ……涼権の周りに哀愁が漂っているよ……。 武:驚くほどに似合わないな。 涼:んだとコラ! 【根っからお笑い】 武:だいたい、こんな奴と俺を見間違うなんて……BWの奴の視力も相当悪いんだろうな〜。 涼:……武のあたま並? 武:そうそう、俺のあたまも相当馬鹿……ってくぉうらぁ!何言わすんじゃい! 涼:……言わすも何も、自分で分かってて言ったんじゃないのか? ホ:聞いててちょっと痛いよね。 武:グサッ! 【船上のリベンジ】 武:こ、こういう時には息子として父親をフォローするのが務めなんじゃないのか、ホクト? ホ:…………。 武:…………。 ホ:いや……16年間離れて暮らしていたわけだし、急に息子なんて言われても実感が……。 武:嘘つけぇーーー!!! 【笑い話にならない】 武:そんな冷たい人間に育てた覚えは無いぞ、息子ー!! ホ:……本当に育てられて無いじゃん。 涼:……実の親なのに……不憫なやつだな……。 武:グサグサッ!! 【流されて桑古木】 秋:なっきゅと……。 羅:マヨの……。 秋&羅:突撃デバガメ隊……! 秋:涼権の話……かと思ったら、いつの間にか武さんの話になっちゃったわね。 羅:ですね〜。ところでなっきゅ先輩?さっき桑古木と空が一時期付き合っていたって話が出たけど……。 秋:ああ。あったわね、そんな事も。 羅:一体どんな事があって別れたんですか? 秋:いや……特に何かあったわけじゃないんだけど……。 羅:? 秋:しばらく付き合ってから、空が別れを持ちかけたらしいのよ。『最初から好きじゃなかったんです』と一言だけ言ってね。 羅:……『それから』ですか? 秋:それにしても……良く考えてみたらこれ、かなり残酷な別れの一言よね。 羅:ですよね……。 秋:でも、それでその後の涼権があまりにも哀れだったから、ココやお母さんに構ってもらえるようになったわけだからね……。ま、捨てる神あらば拾う神ありってことよね〜。 羅:……桑古木に少し同情してしまうでござるな。 【空さんに土下座】 羅:でも、最初から好きじゃなかったんなら、なんで空は桑古木と付き合いだしたわけ? 秋:涼権は17年間かけて武さんになる為に特訓してきたでしょ?つまり……。 羅:……パパの代理、でござるか。 秋:(こくん) 羅:……ますます桑古木に同情してしまうでござるよ。 【勝ち組街道まっしぐら!】 武:ではホクト、最後はお前だな。 涼;さぁ、きりきり喋ってもらおうか〜! ホ:んー、そう言われてもさぁ。初めっから沙羅とは付き合えないって分かっているし、元々恋愛感情抱いているのはユウの方だし……2人と違って、僕は恋愛の王道を進んでいると思うよ? 武&涼:……俺ら外道か……? 【他人事ではないはず】 武:……まっ、障害があった方が恋の炎は熱く燃え上がるって言うしな。 涼:ありすぎて途中で冷めないといけどな? 武:お前が言うなよお前が。 【対象年齢ALLです】 涼:つぐみはライプリヒに追われながら17年も待ったわけだからな〜。これ以上冷たくしたらどうなることやら……。 武:大丈夫だ。17年間待たせた分、今はもう毎日毎晩がアツアツだ。 涼:…………。 ホ:涼権もBWも、変な想像禁止だよ。 【17年間、冬眠男と仕事一筋】 涼:そんなことよりホクト、ユウとの恋愛で困った事とかはないか? 武:人生の先輩として助言でもしてやるぞ〜。 ホ:……恋愛の先輩は僕が一番上なんじゃない? 武&涼:はうっっ!! 【忍法・忍び笑い逃げの術(嫌がらせ)】 秋:なっきゅと……。 羅:マヨの……。 秋&羅:突撃デバガメ隊……! 秋:ふっふっふ。これはもう私とホクトの愛の絆は永遠ね! 羅:油断は禁物だと思いますけど……とりあえずおめでとうと言っておきますね。 秋:素直じゃないわね〜。お兄ちゃんを取られて不貞腐れてるのかな?妹さんよ? 羅:……ふっ。 秋:な、何よ。その意味深な冷笑は!? 羅:なっきゅ先輩は一緒に暮らしていないから分からないんですよ……お兄ちゃんの真実が。 秋:な……ホクトの、真実……? 羅:ふ……ふふ……ふふふふふっ……。 秋:ちょ、ちょっとマヨ!?何笑いながらフェードアウトしてんの?って言うかホクトの真実って何?何なのよ!マヨ、待ちなさ〜〜〜い!!! |
あとがき……に代わるコント 涼:なあ、ホクトの真実って? 武:ああ……こいつ、意外と寝言がうるさいんだよ。 ホ:…………。 涼:……一緒に暮らす人間にとっては結構迷惑だよな、寝言って。 ホ:ごめん……。 |
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