遙:『ネバエバミックスコント26〜After Epilogue
vol.2〜』。 つ:メンバーは私、空、優春、ココ、遙、沙紀ね。 紀:今回は……またずいぶんと濃いのが集まって来てるようね。 春:私はまたツッコミ要因かしらね? 空:たまには私がその役を承りますよ。春香菜さんも暴れたいでしょう? 春:いや、暴れるまではいかなくていいけどね? コ:それじゃーミックスコント26!始まるよ〜♪ |
ネバエバミックスコント26 時羽 |
【武仕込み】 空:さて。そういうわけですから、ボケでもしようものなら私が容赦なくツッコミを入れさせて頂きますよ♪ 春:……ねぇ空?あなたの後ろに山と積まれている物は一体何? 空:はい。様々な状況に対応出来る様にと、色々とご用意させていただきました。ハリセン、金ダライ、熱湯風呂、ゴムパッチン、爆竹、それから…………。 つ:……ベタベタね。 紀:しかもネタが古臭いわ……。 春:ついでに言うとそれ、罰ゲームの道具よね。 【純粋発動】 空:ちなみに道具を使わない場合は『なんでやね〜ん!』と言って、相手の胸の辺りを手の甲で叩けば宜しいのですよね? 春:……ごめん、凄く和めちゃうわ、それ。 【ココと空のスーパーコントっちょ♪】 コ:それじゃあココと漫才をしようよ〜!空さんがツッコミ役ね? 空:はい、承りました。 コ:『ヘイ、ボブ!この間、馴染みのラーメン屋に行ったら、店長がスープに指をつっこんで持ってきたのさ。それを注意したら店長、何て言ったって思う?』 空:な、なんと仰ったのでしょう……? コ:『平気でさぁ。これ、冷やしラーメンっすから』……にゃははははは♪ 紀:…………。 空:あ……えーと……。 つ:…………。 春:何というか……どこからつっこめば良いのかがわからないわね。 【純真発動】 遙:じゃあ、今度は私とコントする? 空:あ、はい。よろしくお願いします。 遙:……この間あるお店に行ったんだけど、私が何を言っても、何も売ってくれないの。 空:そのお店は一体? 遙:だってそこは……『占い屋』だったから……。 空:……え? 春:いや、小学生なぞなぞクイズをやっているんじゃないんだからさ。 空:…………あっ!『売らない』と『占い』を掛けていたんですね!凄いです、遙さん! 春:こ、これまた新鮮な反応ね……。 紀:そしてやっぱりこのシリーズだとツッコミ役に回っちゃうのね、あなたは。 【エキシビジョンマッチ】 春:なんで私の扱いが地味なのかしらね?他の世界じゃ結構ブイブイ言わせているのに……。 つ:……結局のところ攻略できないっていうんだから、サブキャラと同類だものね。 春:つぐみ。貴女とは一度拳を交えてみたいと思っていたわ! 【イメージ的に】 つ:言っておくけど、白衣の下に隠しているメスや劇薬、その他諸々の物を使うのは反則よ! 春:だから私は考古学者であって医者じゃないっての!! 【意外とノリが良かったり】 紀:でも、何かしら逆らえないようなバックが存在しているような気がするわよね〜、春香菜には。 遙:……国家的軍事力? 紀:そうそう、そんなものとか……。 春:嫌だなぁ〜、そんなの無いに決まっているじゃない。ねぇ、空? 空:……ハ、ハイ。アリマセンヨ?春香菜サンハ、善良ナ一市民デスヨ? 春:何でカタコトなのよ!! 空:いえ、つい……。 【知的プレイ…?】 空:しかし……人生の裏街道を突っ走ってきた小町さんと、かつて族でならしていたとはいえ十数年間も研究一筋で生きてきた春香菜さんの腕力勝負となると、勝敗の行方は目に見えて明らかな気がするのですが。 紀:そうよね。どう考えても春香菜が勝つとは思えないわね。 遙:……知的プレイで勝利するかも。 空:知的プレイですか?例えばどんな? 遙:……落とし穴、とか……? 紀:小学生のいたずらじゃないんだから……。 【沙紀様御心労】 つ:くっ!地味に落とし穴で水攻めとは、考えが卑怯すぎるわよ!優っ!! 春:ふっ。勝負に卑怯もへったくれもないわ。要は勝てばいいだけなんだから。 空:すごいです、遙さんの言ったとおりになりました! コ:つぐみんいいな〜。ココもプールで泳ぎたいよ〜う。 紀:私、頭痛くなってきたわ……。 【ただの親切心だったのに】 つ:やれやれ、全く酷い目にあったものだわ。 空:お疲れ様です小町さん。はい、タオルをどうぞ。 つ:ああ、ありがとう……。 春:あれ?コントで空がつぐみに親切にするなんて……何か裏があるのかしら? つ:えっ!? 空:……小町さんに対しては、私は腹黒キャラじゃないと駄目なんでしょうか……? 【可能性の芽は摘んでおかねば】 春:だって今まであなた達が顔を合わせると、いつも武争奪戦みたいな状況になっていたものだから。 空:えーと……イマイチ否定できないところが心苦しいところですね。 つ:……このタオルにクロロフォルムでも仕組んである?あるいは私の機嫌をとって油断させたところで武を横取りする気……?(ぶつぶつ) 空:だから違いますって!! 【遙もそう思ってた?】 紀:目立っていないわね、私たち。 遙:今回はつぐみ、空、優春のエバセブ3大権力がいるし……仕方ないよ。 紀:私たち自身も微妙な関係だものね。 遙:うん……。 コ:あれ〜?どうしたの2人とも。元気が無いよ〜? 紀:……この際、ココちゃんとでもいいから絡んでおく? 遙:そうだね。ちょっと大変だけど……仕方ないね。 コ:さり気なくひどい事を言ってませんか〜? 【一応そういう方向で】 コ:そんなこと言うなら、ココもとっておきのこめっちょ見せてあげるんだから! 紀:ふーん。それは楽しみね。 コ:『ヘイ、アリス!俺、近頃健康に気をつけてるんだよ』 コ:『ハーイ、ボブ。それはとてもいい事だわ。一体何をしているの?』 コ:『毎朝毎晩に軽くジョギングをしているのさ。おかげで最近は体の調子がいいんだ』 コ:『へぇ。それは良かったわね。一体どれくらいの間それを続けているの?』 コ:『なーに、ほんの昨日からだよ』…………にゃはははははははっ♪ 紀:……期待した私が馬鹿だった、ってオチ? 【そこは感性の違いというもの】 遙:……私は面白かったと思うけど。 紀:だとしたらあなたは幸せ者ね……。 【遙 Dark Side】 コ:えーっ!涼ちゃんはお腹を抱えて笑い転げてくれたのに〜! 紀:そんなの調子合わせてくれただけでしょ?そこまで面白くは無いわよ。 遙:沙紀は捻くれ者だから……。 紀:なんですってーっ!! 【ちょっと目を放した隙に】 春:今回のコントもそろそろ終わりねー……(ずずーっ)……はぁ、運動した後の冷たいお茶は美味しいわ〜。 つ:私と優のバトルっていうのがレアだったわね〜……(もぐもぐ)……うん。この羊羹も甘さ控えめでちょうど良いわね。 空:私と小町さんだって、いつも争っているわけじゃないんですけど……(パリッ!)……こちらのお煎餅もお勧めですよ。 紀:って!アンタら何くつろいでんのよーっ!! 【孤立無援】 春:いや、出番が無いって言うから、後は全部任せちゃおうかなーって思って。 紀:だからってまだ途中なんだから、自分達だけで先に上がらないでよ。 空:心配しないでも大丈夫ですよ?飲み物もお菓子もちゃんと残っていますから。 紀:あのね、私はそんな事を言っているわけじゃなくて……ああ、もう!あなた達も黙っていないで何か言いなさいよ! 遙:(もぐもぐ)……? コ:(パクパク)……ほへっ? 紀:…………もういいわ。 |
あとがき 紀:はぁ……どうせ私はいじられキャラよ、涼権君や億彦君と同ランクよ……。 春:沙紀も拗ねるだなんて……子供ね〜。 つ:まあ彼女はいろんな意味で他のヒロインには勝てないキャラよね。 空:残念ながらそのように見えてしまいますね。……ですが、その理屈だと春香菜さんには勝てる気が……。 春:なんですって!? つ:一応ヒロインはヒロインだからね…………サブだけど。 春:その喧嘩、買うしかないわねぇ……。 つ:あら?やる気なの?こっちは2人もいるのに。 春:ええ、やってあげようじゃない!2人まとめてかかって来なさいっ!! コ:ん〜〜〜♪お菓子が美味しいね、はるかっち♪ 遙:うん。そうだね。 コ:ココたちの次は涼ちゃんやあっきゅ、マヨちゃんの出番だね! 遙:後は誠とくるみだね。 コ:それじゃー、またね〜お兄ちゃん達♪ |
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