涼:今回のメンバーは俺と誠、優秋、沙羅、くるみの5人だな。
誠:今回で〜After Epilogue〜シリーズも終わりか。
く:最後に相応しい内容にしたいよね!
羅:このメンバーで上手く出来るか、ちと心配ではござるが……。
秋:まあ、何とかなるでしょ。それじゃあ『ネバエバミックスコント27〜After Epilogue vol.3〜』!始めましょっか!!




ネバエバミックスコント27
                              時羽

〜After Epilogue vol.3〜




【もはや全員の共通思考】
秋:そういえば私と誠君って今まで絡んだことがあまりなかったよね?
誠:ん?ああ、そうだな。
羅:おっ!それじゃあ今回は誠殿をいじりまくりますか?
誠:お、おいおい!いじられ役は涼権だろっ!?
涼:マテやコラ。


【報われない彼】
涼:お前さんだって似たようなもんだろ?他の人の代わりに殺人料理食べさせられたり、首絞められたり、仕事を強要されたり……。
誠:う……それを言われると言い返せないか。
く:でもお兄ちゃんは優しいよ♪
涼:そんなの……俺だって周りには気を使っているぜ?
秋:まぁ結局のところ、主人公とサブキャラの格の違いってやつよね?
羅:所詮は三枚目キャラでござるよ。
涼:……母の手助けと父の命を救った人間に対してこの仕打ちか……?


【ちょいと悪ノリ】
羅:いやいや、それに関しては感謝しているでござるよ。拙者、非情な忍びの者とはいえ、恩を受けたからには返すのは当然でござる。
涼:本当かよ?今までもからかわれたりとかばっかりだった気がするぞ?
羅:芸人はいじってあげるのが最大の喜びでござろう?
涼:うわぁ、すっげームカつく!


【追い討ち】
秋:あと、日本には『恩を仇で返す』っていう素敵な言葉もあるわよね〜♪
羅:ふふふっ!いいことを言いますね、先輩!
涼:お前ら人として最悪だ〜〜〜!


【闖入者現る】
涼:くそっ!久しぶりに出番だと思ったら何だこの扱いは!?
秋:だって涼権だし〜♪
羅:桑古木だもん♪
誠:涼権だからなー。
く:涼権君だもんねー。
時:ま、涼権ですから。
涼:何おぅ……って……ん、アンタ誰?
く:『時』って、ひょっとして……??
時:どうも、時羽です。
全:作者キターーーーー!?!?


【本音はそっち】
涼:おいおい!ここはまだ『あとがき』じゃないぜ?
時:そんな事は分かってるって。
羅:じゃあ何で作者がここに居るのでござるか!?
時:いやー、この5人だとネタが進まなくてねぇ。
誠:そんな事暴露するなよ……。
時:あと直に涼権をからかってみたくてさぁ。
涼:ひでぇ!


【当たり前じゃん】
時:まあ個人的には涼権のキャラは気に入っているんだけどね。
涼:……どうせヘタレっぷりとか、馬鹿っぷりとか、そういうとこがだろ?
時:うん。
涼:ちょっとはフォローしろよ!!


【苦肉の策】
秋:……ところで作者!アンタ、最近私をいじられキャラにしてくれちゃっているけど、一体どういうつもりなのかしら?……返答によってはただじゃ済まないわよ……?
時:いやだってそうでもしなきゃ優秋のネタが出てこないn――
秋:作者のバカーーーっ!!!
時:あべしっ!!?


【戦闘不能ということで】
秋:さーて、作者のアホを追い出したところでコントを続けるわよ。
く:追い出したっていうか……。
時:…………。
羅:へんじがない。ただのしかばねのようだ。
涼:死んでない、死んでない。


【やるなら本格的に】
秋:だいたい私だって、結構ネタになりそうな趣味持ってるわよ?オカルト知識とか、秘湯めぐりとか……。
羅:そういえば、先輩のオカルトネタって、あまり見ないですよね。
秋:うん……。まあ、信じているから詳しいってわけじゃないからね。本編でもホクトを言い負かすために披露したけど、オカルト術を見せるシーンは無かったし。
涼:それじゃあネタに成らなくても仕方ないじゃないか。
秋:そうよねぇ……。じゃあここらで涼権を生贄にオカルト術でもやってみようかしら?
涼:ごめんなさいやめてくださいお願いします!
く:弱っ!


【はがれん】
羅:でもなっきゅ先輩。桑古木程度じゃあ何も召喚出来ませんよ。
秋:そっかぁ……等価交換が規則だからねぇ……。
涼:……つっこむべきか、怒るべきか、泣くべきか……もうわかんねぇよ。


【よっしゃやるか!】
誠:オカルトと言えば……くるみもそういうの好きだったよな?
く:そうだね〜。でもくるみもオカルト術とかに詳しいわけじゃないけどね。幽霊とか、あとは不思議な現象とかに会えたらいいなぁとは思うけど。
秋:と言うわけよ、涼権。ここはくるみちゃんの願いを叶えるためにも……。
涼:なっ、縄を持って何をする気だユウ!?
羅:〜〜〜♪〜〜♪♪
涼:沙羅も鼻歌歌いながら魔法陣を書くなっつーのっ!!!


【とことんそんな役】
涼:なんつーか……ここまでほぼ俺がオチになっているじゃないか……。
羅:……仕方ない だってクワコギ なんだもん
誠:おっ!5・7・5調。
秋:綺麗に決まったわね〜。
く:沙羅ちゃんに座布団一枚!
涼:同情のひとつも無いし!!!


【アダルトトーク】
秋:あっはっは。ま〜ま〜いいじゃないの!
涼:どこがだよ!?
秋:……さっきから誠さんやくるみちゃんにろくに台詞が無いの、気づいていないの?
涼:……!!
秋:……ネタが出なきゃ存在感ほとんど無くなるんだから、いじられている内が華よ……?
涼:嫌〜な会話だな、おい。


【作者の采配ミス】
く:う〜ん……どうしてくるみ達の出番が少ないのかな?
誠:……タイトル通りだろ?


【絡ませ辛いから】
く:何で采配ミスをしたんだろうね?
誠:だから……タイトル通りだって。


【これでラスト!】
羅:ふ〜。お疲れ様でござるよ。
く:お疲れ様〜。
秋:お疲れ〜。それにしても本当に最初に心配した事が実現しちゃったわね〜。
誠:前の2作品で色々と動けるキャラを使いすぎた所為だろうな。正直、オレと涼権は共通点がありそうで無いからな〜。
涼:だな。それでも優夏や沙紀がいればまた一騒ぎあったんだろうけど。
秋:でもまあ、無事終わった事だし。
涼:無事かどうかは微妙だけどな〜。
羅:そうでござるな〜。……桑古木殿は召霊の儀式の後、生きていられるかの保障は無いでござるからなぁ……ふふふっ♪

涼:……………………は?

秋:いやぁ〜、こういった本格的なオカルト術をするのは初めてだから緊張するわ〜。
く:くるみもドキドキだよ♪
涼:ちょ、ちょっと待てお前ら……!そのネタはもう終わっただろ!??
秋:ん?誰が終わった何て言った?
羅:誠殿とくるみ殿がコントしている間にきちんと召霊の魔方陣も書き終えたでござるよ。
秋:詠唱する呪文も頭に叩き込んだから大丈夫よ!
く:それじゃー、涼権君が逃げないようにこの縄で……。
涼:なっ!オイ!待て!こら!……ま、誠っ!お前もこいつらを止めて――

?:へんじがない。どうやらにげだしたようだ。

涼:ノォォォォォォォ…………!!!!


 ちゃんちゃん♪

あとがき
武:というわけで今回のあとがきは俺とホクトと誠で送る事になった。
ホ:唐突だね……。
武:ま、今回が本当に最後にするそうだからな。主人公が締めるということでいいだろう。
誠:あー……それにしても最後、涼権を放っておいて来てしまったが良かっただろうか?
武:あいつは大丈夫だろう。17年間俺の代わりをやっていたんだ。『俺は死なない』魂は受け継いでいると思うぞ?
ホ:それに優と沙羅だからね。手加減はしてくれると思うよ……多分。
誠:……その『多分』で余計不安になったんだけどな。
武:いざとなったらキュレイでなんとかなる!!
誠:いいのかよそれで!?
ホ:まあまあお父さんも誠さんも落ち着いて。
武:そうだな。……話を元に戻すが今回でネバエバミックスコントシリーズは本当にお終いだ。
誠:……とか何とか言ってまた続編を書き出すんじゃないだろうな?
武:作者の事だから、0パーセントだとは言えないが……。
ホ:でも、今回の3作品でやりたいことはやっちゃったみたいだから、ミックスコントはもう出ないと思うな。他の形でのミックスは出来るかもしれないけどね?
誠:そうか……じゃあ、また何かの機会に会おうと言う事で。
武:ああ……またな、誠!
誠:ああ。武もホクトも元気でな。他の皆にもよろしく!
ホ:そしてこの作品を読んでくださった皆様。本当に、ありがとうございました。またいずれ、他の作品でお会いしましょう!

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