※七:笹山七草 三:三島淳平 川:川崎大悟 栗:栗山聖 唯:新澤唯巳 |
ミニコント裏シリーズ 演劇部シリーズ入門の書 第二幕編 制作者 美綾 |
【論じると長くなる】 七:はい。この度、私達、演劇部の紹介SSを再び立ち上げることになりました。前の分 は半年以上前のものですし、若干、増員もしていますので。 三:と言うか、もう書かなきゃ済む話じゃないのか? 七:そこは触れてはいけません。 【コメディ作家の宿命】 七:作品の時代背景は二〇三四年から二〇三五年。グランドフィナーレ後、倉成先輩 (ホクト)と沙羅先輩は浅川高校に編入し、演劇部に所属しています。 それで、ここからが重要なのですが――Ever17という作品からは逸脱しすぎて、 ほぼオリジナルと化しています!! ホ:そこは開き直るんだ。 【放っとけ】 七:開き直る以外にどうしろって言うんですか!? ホ:まあ、全部作者の投げっ放しが悪い訳だからね。 【裏主人公な気もする】 七:では、先ずは私からです。えっと、笹山七草(ささやまなぐさ)と言います。 西暦二〇一九年一月七日生まれの十五歳。県立浅川高校演劇部に所属する一年生 で、将来の夢は、世界に通用する役者になることです。尊敬する方は、女優の飛世巴 さん。特技は――。 三:あの三段活用だよな? 七:――! 三島先輩!! それは暴言で過言で失言ですよ! 【作者としては、一度闇に葬った】 ホ:でも、あれが無ければ七草ちゃんじゃないって人も結構居るんだよね。 七:とても複雑な気分です……。 【言葉の魔術】 七:では次、川崎君お願いします。 川:――川崎大悟(かわさきだいご)。演劇部の一年生です。以後、宜しくお願いします。 ホ:いや……もう少し掘り下げられない? 趣味とか――。 川:趣味は三島先輩を言葉で責めて、いたぶることです。 沙:物凄く表現が危ないでござるな。 ホ:でも、嘘は言ってないね。 【実演してみる】 三:俺の名前は三島淳平(みしまじゅんぺい)二年生。演劇部のクールガイ担当だ。 川:ちなみに、本当に冷静な人はそんな台詞を口に出来ませんけどね。 【嘘じゃないけど、真実でもない】 七:それで、三島先輩の真の姿は、色ボケで筋肉バカでボクシングマニアです。 三:うぉい。 【暗黒時代があった】 栗:栗山聖(くりやまひじり)――演劇部部長です。とりあえずこれといった設定は 無いかな? 七:まあ、唯巳会長の居ない部長は大根とカラシの無いおでんみたいなものですから。 ホ:ヒドい台詞だけど的を射てるなぁ……。 【そういうこともあった】 沙:そう言えば、ツァイツの媒体というのは何処に行ったでござるか? ホ:入門書でそこに触れるのはまずいと思うよ。 【陰険キャラからラブコメキャラに】 唯:新澤唯巳(にいざわゆいみ)。生徒会長を務めています。私自身は演劇部に所属して いませんけど、最近、出番がありますね。 七:何せ、栗山部長とラブラブですからね。 沙:何処まで行ったのか、吐けば楽になれるでござるよ〜。 唯:……(照)。 【否定出来無い自分が憎い】 七:そう言えば、会長がうちを潰すっていう設定は何処に行ったんですか? 沙:うちの作者の投げっ放しっぷりが良く分かるでござるな。 【誰が呼んだか、女神達】 ?:私達、演劇部五人娘! ?:うちの部って、女の子七人居るんだけど〜。何故か、沙羅と七草以外、名前設定さえ 無くて〜。 ?:こんな風に、『?』で括られる悲しい存在になっちゃった訳よ。 ?:いーまー、私のー、ねーがーいごとがー。 ?:かなーうなーらーばー、名前をー、下さーい。 ?:唄ってて、心が痛いんだけど……。 【孤立無縁って、そういうこと】 ?:きー! 名無しにも良いこと、あるのよ! 例え、どんな罪を犯しても、誰も私達を 裁くことは出来ないわ! ?:死ぬ時も一人っていうのは、少し辛いけどね〜。 【胃に穴があきそう】 七:沙羅先輩! 兄妹だからって、そんなにくっつくのは、不穏当で不適切で不条理です! 沙:ふふふ、ナナ。羨ましいなら羨ましいと、そうはっきり言えばいいでござるよ。 七:うっ――そ、そんなことは無いですよ。 沙:一瞬、目を逸らすとは、まだまだ役者として修行が足らないでござるな。 ホ:いい加減、この展開、やめにしない? 【量では無く密度】 三:まあ、俺達オリキャラ陣の全台詞を、文字数に換算してみよう。 川:はぁ。 三:一番多いのは笹山だろう。マシンガントーク娘だからな。そして、次点は俺だと 思うんだ。部長は出番が少ないし、お前は無口だからな。 川:でしょうね。 三:その割に、印象が妙に薄い気がするのは何故だ? 川:中身が無いからでしょう。 【あれはあれで大変なのよ】 ?:ふう。まあ、名無しっていうのも発言に責任が無いから、気楽で良いわよね。 ?:そこ。今時のフリーターみたいなこと言い出さない。 【お酒は二十歳になってから】 唯:ん〜。ジントニックが美味しい♪ まあ、未成年が呑むなって言うかも知れないけど、 十八っていったら、肉体的にはほとんど大人だし、問題無いわよね。 七:そういうものですか? 唯:――まあ、笹山さんは、あと何年か待った方が良いかもね。 七:今、何処を見て言いました!? 【新澤唯巳は栗山聖に振られてます】 唯:にしても、人生って奴は奇異よね。もし私が入学した時、告白しないで演劇部に入部 してたら、全く別の学園生活を送っていたんでしょうから。 栗:これ以上、面倒を見る人が増えるのは御免だよ。 【とりあえず立候補は出来ない】 ?:世界は今、急速に動き始めているわ。こんな時こそ私達は、しっかり自分に出来る ことをしておかないと。 ?:でも、名無しに選挙権は無いわよ。 ?:――嘘!? 【兄貴なら止めろ】 沙:――カタカタカタ。 ホ:沙羅、何してるの? 沙:最近、どうも影が薄い気がするから、全校のコンピューターに、『沙羅ちゃん 可愛い♪』ってサブリミナルを入れてみてるでござる。 ホ:――まあ、それで沙羅の気が済むなら。 【故意か、天然か】 三:はぁ〜。退屈過ぎて、死にそうだ。何か、面白いことはないのかぁ! 川:鏡なら洗面所にありますよ――というのは、古典的すぎますか? 三:自分に惚れ直すのも飽きたからなぁ。 川:相も変わらず、特異な嗜好の持ち主ですよね。 【結構努力家】 ホ:あれ、七草ちゃん。今日は学食なんだ。ここ、座って良い? 七:はい、もちろんですよ。 ホ:ありがとね。 七:(かなりの小声で)ふふ。倉成先輩が学食を利用する曜日を細かくチェックした甲斐 がありました。 ホ:何か言った? 【神の領域】 三:ぬ。これは一年三組、神山ほのかちゃんの生徒手帳だな。 ホ:目隠ししてるのに、何で分かるの? 【お前ら、自由過ぎ】 ホ:とまあ、うちの部はいつもこんな感じで――。 七:私と倉成先輩のラブラブなお話です。 沙:ナナ〜。何か言った? 七:いえ、特には何も。 川:笹山さん。目が泳いでますよ。 唯:あー、やだやだ。男絡みでドロドロするなんて、ぜんっぜんカッコ良くないし。 三:いや、それは会長も一緒だろ? 唯:――うるっさいわね。 ?:何々? ここで騒いで良いの? ?:それじゃ、とりあえず一曲――。 栗:あまり迷惑を掛けない程度にね。 川:もう既に、作者に迷惑を掛けていますけど。 三:た〜り〜ら〜り〜ら〜。 沙:物凄い音痴でござるな。 七:ここは一つ、独特の音階を持つ男と解釈しましょう。 ?:天才は凡人には理解されないのよ、三島ぁ。まあ、聞き続けるには厳しいものがある けど。 栗:せっかくだから、唯巳君も一曲どうだい? 唯:え、え〜っと。私、持ち歌が、聖歌と軍歌しかないから。 栗:どういう取り合わせなんだか。 ホ:こんな状態で締めて良いの? |
あとがき 前回、女神達と唯巳嬢はまだ居なかったので、書き直しと言うか、Ver.2と言うか。唯、書きたくなっただけですけど(ぉ)。 しかし、読めば読むほど、素敵にオリだw。 キャラ任せのハイテンションシナリオというやつが性に合っているのかなと思いつつ――緻密に構成された、ロジカルな作品を書いてみたい願望もあったりします。 ――無理か(苦笑)。 それでは、また♪ |
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