※そう言えば去年も同じことをやりました。
 ネタ切れがとても心配です(ぇ)。


ミニコント裏シリーズ
ブラック空さんの生誕編
                             制作者 美綾  



【相も変らぬ女王気質】
空:せっかくですので、今年の誕生日には何か特別なものを頂きたいですね。
春:そのせっかくが何処に掛かるのか、さっぱり分からないんだけど。
空:全ライプリヒ社員を使ってのマスゲームなんかは如何でしょうか?
春:何処かの独裁国家じゃないんだから却下ね。


【心温まるプレゼントを希望】
空:田中さん、田中さん。誕生日プレゼントを差し上げたいのですけど、何が良いですか?
春:私としては、ちょっとした装飾品とかお菓子とかで充分なんだけど。
空:ですけどそうしますと、折角用意した『日本経済を混乱の渦に巻き込む秘密ファイル』
 や『某大国の自爆ボタン』等々が無駄になってしまうのですけど。
春:そんな大層なもの、要らないわよ!


【最優先で妨害されます】
春:う〜ん。緊箍児みたいに、何かこの子を戒める道具があればプレゼントしちゃうん
 だけど――。
空:ちなみに、ネズミ達が猫の首に鈴を付けるという童話をご存知ですか?
春:――はぁ。


【ネタなの? 本気なの?】
空:ところで田中さん。今年は秋香菜さんに何か頂きましたか?
 たしか去年は壮年向け栄養飲料だったと記憶しているのですけど。
春:我が娘ながら、意表を突いてくれたけど、今年は違うわ!
 上下一揃いの服を一式くれたのよ。
空:それに致しましては微妙な表情をされてますね。
春:――ブラウスもスカートもどぎつい彩色でケバケバしいのよ。
空:関西のおばちゃん風味ということでしょうか?
春:だー! もう!!


【七月十日ね】
春:ところでこの子達に誕生日ってある訳?
空:特に設定していませんけど、でしたらミニソラは三月二日で如何でしょうか。
春:何だか納豆の日とかを思い出したわ。


【悪意無き天然】
チ:はい〜。これ、誕生日プレゼントです〜。
春:え? あ、ありがとうね。中、見て良いの?
チ:いいですよ〜。
春:マフラーはちょっと季節外れの気もするんだけど、でも、本当にありがとう。
 ところで、空は何だったの?
空:――ピッ○エレキバンです。
春:去年の逆パターンって訳ね。


【あっさり倫理コード突破】
ミ:ケケケ――誕生日プレゼントですわ〜。
空:あらあら。こんなに良い物を頂けるなんて。ふふ。
春:そのドス黒い笑みは何!?


【感心した自分に反省】
空:〜〜♪
春:空〜? 何、鼻歌混じりにミニソラをいじってる訳?
空:はい。誕生日のお返しに、この子に新機能を付けようかと思いまして。
春:へー。あなたもたまにはまともなことするのね。で、その新機能って?
空:小国程度なら一瞬で焦土と化せる火力を少々――。
春:前言撤回させてもらうわね。


【着せ替え人形ですか】
春:で、チビソラには何をあげる気? 無垢の狂気って言葉もあるくらいだから、あんま
 過激なものあげちゃダメよ――って、あんた裁縫なんて出来たの?
  何、作ってる訳よ?
空:少しばかりきわどい下着を着けさせて、お色気増大を狙ってみようかと思いまして。
春:別の意味で過激なプレゼントじゃない。


【どれかと言うと、私は姉で】
空:一本の矢は容易く折れるが、三本の矢は折れない。毛利元就が三人の息子に遺した
 偉大な名言ですよね。
春:いきなり何の話よ?
空:田中さん。ミニソラとチビソラと共に、今後一層頑張ってくださいね。
春:って、何で私が空の子供みたいになってるのよ!?


【暇潰しにネタ合わせ】
ミ:いや〜。世の中、色々ありまんな〜。シスコンとか、ショタコンとか。
空:ですがまあ、それは性癖の問題もありますから。
ミ:何ゆうてんねん。あんさんも他人事やあらしまへんで〜。
空:はい?
ミ:そやそや。あんさんはな、スパコンや〜。
空:成程。たしかに私は最新鋭の人工知能ですからね。
ミ:って、そこは突っ込むところやろ。あんさん、ボケか〜!
空:どうもありがとうございました〜。
春:――で、私にどうしろと?


【天然怖い、天然怖い】
春:でも何でミニソラな訳? 自立思考型のチビソラの方が、アドリブに対応できて
 良いんじゃない。ちょっと天然気味だけど、それはそれで笑いの種になるし。
空:田中さん……あなたには真実が見えていません。
春:はぁ?
空:天然ボケというのは恐ろしい存在なんです。折角人が苦心して考え出し、計算して
 放ったボケを一瞬にして食い尽くす。芸人としては忌むべき存在なんですよ。
春:何だか作者の私的感情が入ってない?


【慣れって怖いわね】
空:日本発で世界の公用語になる言葉は意外と多く存在します。Sushi、Goなどは有名
 ですね。そこで私も一つ新語を提唱しようと思います。
春:何だか、もうオチが見えた気が……。
空:ずばり、世界を統べるものという意味のSora、です。
春:ほら、ね。


【無駄でも言わずにはいられない】
空:子供の頃、お菓子をお腹一杯食べられたら、どんなに幸せかと思ったものですよね。
春:いや。だからあんた幼少期なんて無いし。
空:それと同じで、この世に存在する全てのものを手中に収めれば幸福になれると
 思うものなのですけど、現実にはそれに伴って心が虚ろになっていくなんて人生とは
 奥深いものですよね。
春:だったら今すぐ全ての野心を捨てなさい。


【やりかねないから怖い】
空:悪魔と契約を交わす際、魂が無い私は対価として何を差し出せば良いのでしょう?
春:そもそも契約を交わすことが前提になってるのが問題だと思うんだけど。
空:仕方ありません。ここは実の弟をして慕い、愛し続けた桑古木さんを生け贄とする
 ことで決着しましょう。
春:あ〜。まあ、その前に頑張って悪魔を呼び出してね。


【ツインテール空さんとかどうだろう】
空:時代の最先端は、やはり『萌え』です。
春:いや。もしかするとそろそろ下火かも知れないわよ。
空:ということで、ミニソラ、チビソラの両名にキツネミミとイヌミミを装着して
 みました。これで興味を示してくれる方が増えると良いんですけど。
ミ:クケケ――。
チ:ふに?
春:あんた自身は何か着けたりしない訳?
空:田中さんには、眼鏡を数種類、用意させて頂きましたけど。
春:だから、私は本編の何処でも眼鏡なんて掛けてないってば!!


【まさしく黒歴史】
春:はぁ……。誰でも良いから、私に平穏な日常をプレゼントしてくれる人は居ないもの
 かしらね……。
空:確かにこれまで、
 『不治の病発覚→自身のクローンを出産→LeMU事件に巻き込まれる→
 不死の肉体を手に入れる→苦難の十七年』
 と波乱万丈の人生でしたものね。
春:故意に『相棒のAIが黒くなる』っていうのを抹消しないように。




 あとがき
 何で空さんが黒くなったのかな〜、と素で忘れそうな今日この頃。まあ、世の中経過が大事と良く言いますが、結果も大事なんですよという典型例ということで。
 この結果が本当に良かったかどうかはさておくとして(ぇ)。

 そう言えば、僕がこちらのサイトに住み着いたのも、ちょうどこの二人の誕生日くらいでしたね。ジャスト二年になりますか。でも、まだ全想は終わらない(乾笑)。
 時たま昔の作品とか読み返しますけど、本当、色々書いてきましたね。うんうん。演劇部って面白い(ジブンデイウカ)。コントより、小説タイプの方が良いですね。黒空さんはコントの方が合ってるのでしょうけど。
 う〜ん。久々にコミカルテキスト書きたいな〜。花粉症さえ治れば(涙)。

 それでは、また♪


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