Ever17ぴぐまりおん
                              ニーソ 



第15話 人形劇の顛末


ようやくその時が来た。
“LeM’s Universe”と題された表示の上を数字と曲線が呪文か何かのように揺らめいている。

その中の極太の一本が、その先にある極太の直線を跨いでいる。
直線の端には“U−ke limit”と記されている。

彼女はその意味ありげな曲線を目でなぞり、その視線が極太の直線を越えたところで大きく息を吐いた。

夏の夜空のように濃密な一ヶ月がようやく終わろうとしていた。

彼女は気だるげに席を立つ。
凹凸の激しくひび割れた、雑草すら生えている廊下を踏みしめていく。
やがて、いかにも大事な所だと言わんばかりに赤の映える扉が現れる。

ノックもほどほどに部屋に立ち入る。

「すいませーん・・・・・・・終わりましたよ隊長」

大きな黒服とサングラスを身に着けたカラスのような大男が、イスを回して彼女と目を合わせる。

「そうか・・・・・・・」
「うん。そいで?どーしましょうか」
「もう言ってあるだろう、エア。頼む」
「いえっすぁ。・・・・・・・アポストロの方はもう大丈夫なんすか?」
「ああ。アタナシウス派はそろそろ合流する」
「はあ・・・・・・・ま、そいじゃあ頑張ってきます」

眠そうにうな垂れた彼女の様子に男は表情を崩して、
「調子悪そうだな」
「大丈夫だよ。隊長ほどの激務じゃないし」
「・・・・・・・・・・・・・・頼んだ」

軽い笑みで返事をして、彼女はほとんど部屋に入ることなく、入り口から回れ右で戻る。
行きとは左右反転した凸凹廊下を猫背で引き返していく。
“仕事場”の気配が強くなるにつれて彼女の頭にその任務が、今日の夕食を考える程度の重さで思い返される。

『頼んだ』

サイファーに対抗する最大唯一の切り札。それが自分だった。

彼女にはほとんどプレッシャーはない。この程度の仕事など何でもないというのもある。

そして、それ以上に、

「これで、何もかもオシマイかぁ・・・・・・・」

半世紀に渡る物語の最後を彩る役回りの一つになれたことが、彼女の気分をひどく高揚させていた。

――――――――――――――――――――――――――――――

電光の薄くぼやけた白が映写機の輝きのように青白く部屋に照り付けている。
夏を孕む湿った風が部屋と世界とを繋ぎ合わせ、優と沙羅の視線を繋ぎとめる。

何もかもが変質していく予感めいた感覚が質量となり、二人の五感を揺らめかせる。

何かが始まっていた。
それはもちろん優や沙羅にも例外なく起きていて、ただ二人は気が付いていないだけだった。

この世界でそれに気づいていた者の一人が幕引きのための旅に出た。
そんな事情はこの場にいる誰にも理解されずに、世界中に満ちた異様な雰囲気にのみその残り香がある。

17年間の怨嗟と悲哀が地響きとなって蘇る。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

沙羅の突然の知らせを聞いて、全員が部屋に集まった。

風だけがわだかまって紙片を躍らせているその部屋には、すでにあるべき少年の姿は無かった。

武が、僅かに残された痕跡を拾い上げる。
一枚の小さな紙。
そこからは、少年が何らかの決意を込めてどこかへ向ったということ、ただそれだけが読み取れた。

「どういうことだよ・・・・・・・・・」

武は重い吐息と共に、誰にともない批判を吐き出す。
一人を除いて、誰もがこの一撃に混乱すら出来ないほど疲弊していた。

ココは自分の視点が急速に客観的に成り変るのを感じる。
思考に埋没するときはいつもこうなる。

ありえない程のホクトの行動力がきっかけとなり、ココもようやく“ポイント”に到達する。

茜ヶ崎空が実体化した原因。

何故今まで思い至らなかったのか。その奇跡が起きたことにただ舞い上がっていただけだったのか。
全身が地に落ちるような酷い落胆に襲われる。

空が表れた。
そこから進む先はもうたった一つしかない、まさしく当然の帰結というやつである。

LeMMIHであるということ。

すなわちLeM‘s Universeの世界であるということだ。

“海”による“海”の表れであるこの世界はそもそもLeMUでしかなかった。
人形が人形劇から抜け出せず、人形劇が現実へと入り込むことができないのと同じように。

ある一線を通り越えてから先では、もはやココの思考は止まることを知らなかった。
次から次へと演繹的に命題が提示されていく。
まるで幾何学の難問を解くときのように、いくつもの、実に単純で至極簡単な事実の羅列のなかから何一つ抽象することが出来ないもどかしさから、今一瞬に解放されたかのようだった。
今まで頭の中を散々わめき散らしていた全ての事象は一本の筋に綺麗に収まっていく。そんな数学的な快楽が彼女を現実から突き放す。

この人形劇のなかで肝要なのはルーム。

今ある“海”がLeM‘s Universeであるなら、ルームもおおよそ見えてくる。
草木、水の流れ、屋外。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

いくつかのキーワードと共に、ココは優華があらわれたあの林のことを思い返していた。
あまりにも象徴めいたその夜の情景の中にココは始まりを見、同時にこの人形劇の顛末を見た。

間違いない。

「なっきゅ」

声を発することで、久しぶりに現実に戻った気がした。
春香菜は完全に気の抜け切った腑抜け顔で振りかえる。
対照的な二人の視線が絡み合う。

ココはさっきから続く快楽の余韻に頬を緩ませながら問いかける。

「純基体律原理・・・・・・・・・・知ってる?」

春香菜のみならず部屋全体がココを中心として静止する。
動転しきっていたこの部屋の中で、彼女の冷静さがまるで神のように奇妙な恐ろしさを放っている。
春香菜はかなりの時間を要してそれに答えた。

「ええ、知ってるけど・・・・・・・・・・」
「私達の“海”は2つある」

ココのはっきりとした発音がかえって不気味な雰囲気を帯びて聞き取りを困難にしていた。
ただ一人、春香菜は思考を繋ぎ続ける。

「純基体律原理に従うなら、そんなこと有り得ないと思うけど」
「それが、有り得た。・・・・・・・・・・第3視点発現計画が実現したということは、そういうこと」

理解が追いつかない。
取り囲む観衆は会話に追いつけない。

「どうして?」
「今ある“海”は、“海”による“海”。つまり、“海”を表している“波”。計画成功の前提には過去がある。未来がある。そしてそれが本当の“海”。・・・・・・・・・・本当の“海”を大ディオとするなら、ホクたんは小ディオにおいて大ディオのルームに達した。第3の眼はそれ自体がディオに通ずる表れ。ホクたんの異変は、小ディオから大ディオへの移行の表れでもある」

接続詞がない所為で不恰好に聞こえる論理がまくし立てられ、その言葉の代償のように周りは静まりかえっていった。
この世界にはココだけがいて、彼女を見つめている自分達は埒外の存在のようにさえ思える。

ただそのなかで春香菜だけが、その不可侵の舞台に上っていく。

「・・・・・・・・・・つまり、今ある世界は」
「“波”に過ぎない。人形劇のようなもの」

春香菜の顔から表情が消える。

「・・・・・・・・・・それなら今のホクト君は、私達の知ってる彼じゃない」
「そう、大ディオへの移行、その表れこそBWに最も近いホクたんの異変」

先程の言葉をもう一度繰り返し、論理劇に幕を下ろす。
春香菜が力のない声で最後の帰結をする。

「それなら、捕まえなきゃならない。何としてでも・・・・・・・・・・」

ココは黙って頷き、二人はそれ以上言葉を交わすことはなかった。ココは見るものを貫くような強い視線で、春香菜はどこにも定まらない虚ろな視線で人形のように佇んでいた。

その様子はまるで劇の終わりのようで、観客達は息を吹き返す。
初めに声を出したのは優だった。

「・・・・・・・・・・ねえ、どういうこと?何で捕まえなきゃなんないの?話を聞くのが大事なんじゃないの?」

先の証明に疲れたココが気だるげな視線を向けて応える。

「今のホクたんはホクたんじゃない。この世界を呑み込もうとする者たちに操られてるか、味方している。空さんがあらわれたのがその証拠。だから止めなくちゃならない」
「空が証拠って?わけわかんない・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・このことを説明しだしたら凄く時間がかかるし、きっと理解されないと思う。ただ私のことを信じて欲しい」

『私』

その一言が脳裏に粘っこくくっついて離れない。
それがきっかけとなって、彼女の目、口調、態度、仕草、どれも記憶にあるココの姿とまるで一致しないことに今はっきりと気がついた。
気がついて、ココと全く同じ外見とのギャップに気味が悪くなる。

優には目の前の少女が、得体の知れない何者かに思えた。

信じられるはずがなかった。

ホクトは何かに苦しめられていた。優はそのことを知っている。
苦しんでいることを自覚していた。そして優は更にその奥に、その苦しみと戦おうとしているホクトの姿を見たのだ。

ならば今は、その得体の知れぬ脅威と戦っているのではないか。
世界が消えてしまうという脅威があるのなら、ホクトはそれに協力しているのではなくむしろ戦っているのではないか。
たった独りで。
大切な家族にすら行き先を告げずに。

再び目の前の少女に視線を向ける。
もはやココではない、論理武装した少女がそこにいる。

ココをどこにやったのか。

信じられるはずがなかった。
母はきっとココでなくなったことに気づいていないのだ。
たとえ母がその得体の知れぬ少女のことを信じても、自分はホクトを信じる。

自分は、彼女らの知らないホクトの強さを知っているのだから。
心の芯に深く根付いた思いを口に出して表す。

「・・・・・・・・・・私は、ホクトが戦おうとしてたことを知ってる。操られてるなんて思えない」
「私はそれを信じない」

隙間のない応酬に空気が硬質化する。

「私はホクトを信じる。あなたがそういうつもりなら、私は私の方法でホクトを捜すから」
「ユウ・・・・・・・・・・」
「先輩ッ・・・・・・・・・・!」

優は最後にもう一度春香菜と、そしてココと目を合わせて、その異質な視線に弾かれながら部屋を出た。沙羅がそのすぐ後を追いかける。
風が巻いて淀んでいた空気が揺らめき、どこかニセモノめいていた部屋に素っ気無い現実感が降りてくる。
時計を見て、いかに濃い10分間を過ごしたのかを思い知る。

「おかしいだろ」

風通しの良くなった部屋で、武が初めに口を開いた。

「大切なのはホクトの話を聞くことのはずだ」
ココはさっきのやり取りにも全く動じていないと言うような目で、
「意味ない。ホクたんはもう敵だと考えた方がいい」
「なんでだ?その考えの根拠がわからん」
「倉成」

ココに任せきりでほとんど何も語らなかった春香菜がようやく口を開いた。

「その根拠は――――いえ、証拠はあとで説明する。辛いことだけど、もうホクト君は私達の知らない、敵となりうる存在だってことは事実だと思ったほうがいい」
「そんな・・・・・・・・・・」

つぐみは胃腸の捻じ切れるような重い感情を、ほとんど吐息と変わらないような声にして吐き出した。

夏虫の羽音が、夜の空気を伝わってくる喧騒が、武の耳にはいやに遠く他人事に聞こえる。
そんななか、ココはあくまで冷静に語る。

「・・・・・・・・・・なっきゅも理解し、納得してる。私だってホクたんを信じたい。敵だなんて思いたくないけど・・・・・・・・・・もう、そう考えるしかないところまで来てる」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「武・・・・・・・・・・」

つぐみはひどく強張った武の肩に優しく手を乗せる。

LeMUでの一週間に何度も経験してきた危機とはまるで性質の異なる、嫌な角度から心を挫いてくるものだった。

LeMU――――

その一言に、武の根底にある強さが僅かに息を吹き返す。
何が起きようとも、どんな時でも、出来ることと言えば前に進むことしかない。
前に進むこと。
武は一つ大きく深呼吸をして、さっきまでとは違う力強い視線でココの目を見る。

「・・・・・・・・・・それじゃあ、その根拠ってやつを聞かせてくれ」

その言葉を合図に、4人の視線が重なり合う。
武、つぐみ、春香菜、ココ。
ホクトも優も沙羅もいなくなったこの部屋に、さっきとはまた別の不思議な空気が流れ始める。

一瞬、意識のごく一部が過去に飛ぶ。

そして部屋からは殺伐とした緊張感はすっかり薄らいで、唐突に意識された“繋がり”が温度をもって4人の胸に迫ってくる。

ほんの一瞬、何の根拠もなく、ただその繋がりだけで何でも出来るような気がした。

ココと春香菜が証明を始める。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

時計の針は「夜更け」と言えるかどうかというところまで回り、大概の施設はとっくに眠りに就いていた。

その一帯は開けており、風は何者にも邪魔されずに自由気ままに吹き去っていく。
駅前の目の覚める輝きに侵食されず闇が佇むこの別世界の一角に、今猶活動する淡い光の欠片があった。


鳩鳴館女子高等学校、ハッキング同好会


学校という施設は普段余計に活気のある分、夜の姿は何者にも勝る異質さを感じさせた。鳩鳴館という巨大さが尚更怪物じみた威圧感を孕んでいる。
地を踏みしめる自分の足音が世界の音になる。
しかし怯むことなく、沙羅はその場所へと急ぎ足で向っていく。

やがて、区別なく溶け込む校内で一箇所だけ白く浮き上がっているのを目にする。

扉を開ける。

今年に入って校内で一番綺麗になった場所と言えばここだろう、という密かな確信を沙羅は持っていた。
その部屋の中、扉を開く音と共に、一人の見知った人物がこちらを向く。

「おかえり、マヨ」
「ただいま〜、ですか」

沙羅は切れた息の隙間から吐き出すように言う。

「ハチャメチャに揃えてきたんで適当に選んでください」

そう言って沙羅はコンビニ袋を手近な机の上に投げ出す。これでこの部屋にある全ての机がその機能を全うした。

墓場のように音のない環境に囲まれて数台の機械の低い駆動音が地鳴りのように唸っている。
まだ来て数時間だというのに既に部屋は過程不明なほど入り組んでおり、優が忙しなく動いていた手を休めて振り返ると沙羅がフリースペースを作るために四つんばいで部屋を引っ掻き回していた。

「あはは〜・・・・・・・・・・ゴメンね?」
「あはは〜・・・・・・・・・・分かってたことですから」

二人は床が見えて窪地になっているところにクッションなり何なりを敷いて座り込む。
マシンの駆動音にまみれた室内は妙に狭苦しく、暑苦しく感じられて、食は中々進まなかった。
そして会話も進まない。
自分達がしようとしていることに対する重圧、恐怖、そしてそれよりも大きな好奇の感情が入り混じって二人をそれぞれの心の殻に押し込めていた。会話は出来ないのではなく、必要ないのだった。

先に口を開いたのは沙羅だった。

「バラバラに、なっちゃいましたね・・・・・・・・・・」
「うん・・・・・・・・・・」

信じがたいことだった。どんなことがあっても無くならないと思っていたものが、自分達の目の届かぬところで崩れ始めていたのかもしれない、そんな恐怖に真夏とは思えぬ寒気を覚える。

互いに手を取り合ってきた9人は、ここに来て初めて二分された。
“いつものように”がことごとく破砕されていく予感に脳髄が蝕まれる。

だが沈黙を破ったのは、いつものように優であった。

「マヨは、どうするの?」
「・・・・・・・・・私、は」

決まっていた。

「・・・・・・・・・先輩と一緒に」

考えるまでもなく、答えは出ていた。
兄と先輩。自分が至上の愛と信頼を傾ける二人がそこにいて自分を求めてくれるなら、他の何事をもそれに優先されるものはなかった。

優はここに来て初めてにっこりと微笑んで、
「ありがとう、マヨ」
「感謝すべきなのは、私のほうです」

優は一瞬不思議そうな目で沙羅を見て、すぐに笑顔を取り戻し、右手を差し出す。
考えるまでもなく、沙羅も右手を差し出された手のひらに重ねる。

互いの手を握り締める。

優は力強い目で沙羅を見つめながら、
「頑張ろう。マヨがいれば、きっとすぐに見つかる」
「アホなお兄ちゃんですが、よろしくお願いします」

二人は握っていた手を放し、決意の笑顔を交換しあう。

夜は闇と静けさと共に深まり、部屋の明かりとパソコンの駆動音が小さな別世界を切り抜いていく。

優は思う。

母には力がある。
ライプリヒを駆逐したことで一気に上り詰めた強大な力。

そして、その手の「力」は全く違う形で自分にもある。
やるべきことは既に決まっていた。

(お母さん・・・・・・・・・)

手段は似ているが全く異なり、目的も似ているがやはり全くの逆であった。

母はココの決意を汲み、自分の決意とした。
しかし自分は、ホクトの決意を汲み取りたかったのだ。

ホクトを捜し出し、力になること。

そしてまた複雑に入り組む思いのなかで、ホクトが家族を、そして自分を置いて行ってしまったという事態に無性に腹が立って仕方なかった。

だから捜すのだ。
そして思い知らせてやるのである。

一人という限界と、他者同士との信頼という非限界性を―――――

「対決、かあ・・・・・・・・・」
「対決とは?」
優は何となく天井を見上げて、
「お母さんとね」
「なるほど・・・・・・・・・そうなりますね」

ホクトを引き返させる決意をした二人と、ホクトの歩みを手伝ってやる決意をした自分。
今は見えないが、彼方に確かにある目に見えぬ壁。

しかし一方では、来月の今頃にはきっと何もかも変わりない日々が待っているのだということを信じて疑わず、それがこの対決の重圧を優のなかで軽くしていた。
来月の今日という日があると微塵も疑わずに品薄なコンビニ弁当を口に運ぶ。

誰も見上げなくなった夜空に月が巡る。




そして誰にも気付かれることなく、終わりの日が迫る―――――






(第15話 終)




あとがき

というわけで、『人形劇の顛末』でした。
ご無沙汰してます。ニーソです。

はてさて、こっから先は「ホクト」・「ココ&優春」・「優秋&沙羅」の三つ巴で繰り広げてまいります。
う〜、ようやくここまできたよ・・・って感じですね〜(汗
やっぱり「3」って数字はキリがいいですし、こういう物語チックな方が良いに決まってますし。

この後も色々な人物が登場して、各陣営に協力したり邪魔したりしながら物語は進んでいきますので、どうかお楽しみに〜

果たして桑古木はいつ出てくるのか・・・?(笑

そりでは〜


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