※この長編は過去に書いた短編『Y線上の武』の設定を引き継いでいます。今回長編を書く際に、一部の設定を都合よく変更しましたが、悪しからず。

Alternative
                              鳥社 永遠



Part: 1


 螺旋状に絡み合う世界の中で、あたしは確かに生きている。
 何のため?
 大切な友人を導くために、次の『縁空』に全てを託すために。
 あたしの存在意義はたった二つだけ。
 しかしそれを悲しいこととは思わない。
 あたしは長く生き過ぎたのだ。
 今はもう動かない、この身体を鞭打って。

        ○

 二〇一九年五月三一日……LeMU浸水事故から二年が経った今になって次の事故が起きるなんて、そのときの俺は知る由もなかった。
 もしも未来を予知することができたら……と思ったことは何度もある。仲間のピンチに主人公は新たな能力に目覚めるんじゃないのか? けれども現実、そんなに甘くはない。
 そう、優の淹れたコーヒーみたいに甘くはないのだ。

「コーヒーは苦いからコーヒーなの。ああもう、これだから自販の缶コーヒーで満足するような輩は!」
 田中薬学研究所の休憩室でだらけている俺を叩き起こすように、田中優美清春香菜は襲来してきた。相変わらず元気なヤツだ、と内心嘆息をつく。
「元気なのは倉成も一緒でしょ?」
「……いや、何も言ってないけど」
「顔に出てますよ」
 反射的に顔を手で覆う。
「馬鹿、本当に出てるわけないじゃない」
「むう」
「でも、眠気は覚めたでしょ?」
 言われてみれば、先ほどまで靄のかかっていた意識がはっきりしている。
「ああ、カフェインの勝利だな」
「素直に私のおかげって言いなさいよ」
 爽やかな笑顔で手刀を叩き込む優に、俺は涙目で頷く。声は出なかった。
「それでよろしい」
 どうやら優はご満悦らしい。まったくもって迷惑な話だった。
「で?」
 俺はさりげなく優の攻撃範囲から逃れるために、話を振った。
「お前、大学は? まだ昼だけど」
「…………」
「あのなあ」
 咎めるというよりは呆れてしまった。
「いや、俺も在学中はよくやってたから言えないけどよ、……出席日数が足りなくなるからサボりはやめたほうがいいぞ?」
「……だね」
 優は意外にも素直に頷いて笑った。
「何て言うかなぁ? 若気の至り? そんな感じ」
「はあ?」
「人生に対して消極的になりたくなった、ってこと」
 優の言いたいことが何なのか、よくはわからないがどうもらしくない。何かを暗示させるような台詞とかが、特に。
「ま、私のことなんてどーでもいいのよ」
 いいのか。
「それよりあんたよ、あんた。最近どうなの?」
「あー、ぼちぼち。ゆきえさんにはよくしてもらってるよ」
 面倒くさそうに答えると、優の反応は微妙なものだった。
「……未亡人の心の隙間に」
「誰がンなことするかッ!」
 思わず突っ込むが、それでも優は考え込むように呟いている。
「倉成が私の父親になるの? 何かビミョーなシチュエーションね。お父さん、なんて呼べる? だけどお母さん、倉成みたいなのが好きそうだし……顔どころか好みまで似ちゃったのかな。するとライバルはつぐみや空だけじゃなくてお母さんも、ってことになるわね……二人っきりの研究室であんなことやこんなことを……」
「あ、あの? 優さーん」
「倉成! あの人に近寄らないほうがいいって! 前に人体実験しようとしてたし!」
「嘘を教えるんじゃないの」
 優によく似た声が聞こえたかと思うと、どこからかボールペンが飛んできた。それが優の後頭部に直撃する。
「……ゆきえさん」
 何事もなかったかのように微笑みながら、田中ゆきえさんが立っていた。……優の母親ということになる。見た目に反してお茶目な人だ。
「あら、いかにも学者らしくてつまらない女だって言われるよりかはマシじゃないかしら?」
「ただの若作りじゃない」
 ごすっ、とゆきえさんの手刀が炸裂する。誰に対してかは言うまでもない。
「もしかして優にそれ、教えたのゆきえさん?」
「んーん、逆よ。私が教えてもらったの」
 頭を押さえて蹲っている優を無視して、まるで世間話でもするように談笑する二人。ああ、世の中平和だ。
「あ、ボールペン」
「ありがと。倉成くんは気が利くから好きよ」
「……はあ」
「んー、倉成くん的に年上は守備範囲外?」
 ずいっと接近するゆきえさんに対し、ずいっと後退する俺。その二人の間に誰かが割って入ってきた。先ほどまで撃沈していた優だ。
「あ・の・ねッ!」
 俺に背を向け、ゆきえさんに迫る優。顔が見えないのでわからないが、耳まで真っ赤にしている。声の調子からして怒っているらしい。
「いい年こいて男捕まえてんじゃないの!」
「そんなこと言われるとお姉さん、悲しいな」
「あんたが言うと違和感ないから怖いのよ!」
 ……実の母親を『あんた』と呼ぶか? フツー。
 まあ、田中家はアットホームらしい。どっちかって言うと漫才親子というほうが的確かもしれなかったが、一緒にいて微笑ましいのはどちらも変わらない。
 二人の漫才を見る俺は、このときだけ少なくとも幸せな気分を味わっていた。
 そう、幸せだったのだ。

 二〇一七年、五月七日。
 海洋アミューズメントパークLeMUで浸水事故が発生した、というのは世界的にも有名な話だ。
 しかし新聞紙や雑誌には、避難に逃げ遅れた六名がいたという事実が隠されている。個々人への配慮というのが名目だが、ライプリヒ本社が海底で行っていた研究を暴露されるのを恐れた、というのが実際の理由であろう。
 結局、つぐみの自分の存在を思い知らせるという目的は達成されていないままだ。
 彼女が今、どんな生活を送っているのかは誰も知らない。
 再び失踪してしまったからだ。
 まあ、あいつのことだ。元気にやっているのだということは想像できる。何しろ、あのネガティブな思考を俺が叩き直してやったからな。ノーベル平和賞ものである。
 きっと今頃、各地を転々としてうまいもの巡りの旅をしているに違いない。
 わからないのは彼女だけではない。
 空はテラバイトディスクの中だし、ココと桑古木はそれぞれ平穏ながらも多忙な高校生活を送っている。自然、俺と会う時間がなくなっていくわけだ。
 では何故、優とは今も顔を会わせているのか。
 それにはまず、事故後から俺の生活の経緯を話すべきだろう。
 退院後、俺は在籍していた薬学部を中退。それからゆきえさんに頼み込んで田中薬学研究所で働かせてもらっているのだ。
 いや……まあ、それだけなんだけど。
 田中薬学研究所と言えばゆきえさんの本拠地。その娘である優ならば現役大学生でも楽々入れるというわけだ。しかも物好きなことに雑用同然に働いている俺を笑いにやって来る。まったく、邪魔だと言ってもわからないヤツだ。
 以上、現在に至る。
 それなりに満足している生活だと思うのだが、実際どうなのだろうか?

「あー、だる……」
 げっそりとした感じでゆきえさん。かなりお疲れの様子だ。
「最近、寝てなかったからかしら?」
「ちゃんと休んでくださいよ。俺はもちろん、優だって心配しているんですから」
 ゆきえさんはにっこりと笑い、パソコンの電源を落とした。
「そうね、今日は帰ることにするわ」
「それがいいですよ」
 二人で申し合わせたように、今日の仕事を終わらせると研究所を出た。直立不動の警備員に「お疲れ様」と挨拶を交わしながら、ゆきえさんとも言葉を交わす。
「じゃ、倉成くんもゆっくり休んで」
「はい。また明日」
 こうして俺とゆきえさんは帰路に着いた。

        ○

 両親は病気で死んだ。
 ぼくはそう聞かされて生きてきた。
 そのことに特別な感情を抱いたことはない。物心ついたときから当たり前。どうってことはなかった。今の家族とだって仲良くやっている。ぼくにとって両親が本物かどうかなんて、どうでもいい問題だったのだ。
 けれども、気にすることがまったくないわけでもない。
 たった一人の肉親、妹の沙羅のことだ。
 孤児院に預けられたときは二人一緒だったのに、孤児院を出るときはバラバラ。それも妹の貰い手はティーフブラウウィルスで世界中を騒がせた、あのライプリヒ製薬会社。その息のかかった人間だ。
 ……彼らはぼくらの赤外線視力だとか何とかってヤツに興味を持ったらしい。
 薬品とそれに何の関係があるのか知らないが、少なくとも「可哀想だから引き取って養う」という安っぽい感情から貰い手になったというわけではないだろう。
 現在、ぼくと妹は連絡を取れず、会うことも叶わない。学校で机を並べることがなければゲーセンで遊ぶということもない。つまり生き別れ、ということになるのだろう。
 まったく……どうしようもない現状だ。

「ホクトくん、何やってるの?」
「……ん」
 振り向くと、女の子が立っていた。見覚えはあるが名前は知らない。おおかた廊下ですれ違ったのを覚えていただけだろう。どうしてぼくの名前を知っているのかは、気にならなかった。
「昔の新聞、漁ってた。この学校の図書室ってさ、結構昔の新聞が保管されてるから」
「……見てて面白い?」
「あまり面白い調べ物じゃないかな」
 そこまで喋って、ぼくは彼女の瞳をじっと見つめる。
「でもそんなこと、きみには関係ないよね。ぼくに何か用でも?」
「用がなくちゃ、話しかけちゃダメなのかな」
「……別に」
 そう言うと、彼女は安心したように笑った。
「じゃあ、これからは用がなくても話しかけられるね」
「これから?」
「今はお仕事」
 へえ、とぼくは首を傾げる。彼女の言いたいことがイマイチわからない。だから先を促した。
「実は私、図書委員でして」
「うん」
「ここ、先生の許可がないと入れないの」
「そうなの?」
 今まで何度も来ていたが、それは初耳だった。確かに入りづらい雰囲気はあるが、どこにも注意書きのようなものはなかったのだ。
「ホクトくんだから」
 彼女は意味不明なことを口にする。
「ホクトくん、目つきが悪くて『近寄んな』オーラが出てるんだよ」
「……へえ、そうなんだ」
「あ、でも女の子のウケはいいかな?」
 疑問形で聞かれてもこっちが困る。まあ、確かにそういうところはあるのかもしれない。他人と接するのは億劫だし。かと言って友達がいないわけでもない。大切なのは距離を取ることだ。
「自己紹介が遅れたね」
 彼女は思い出したように手を打って、温かみの感じるような柔らかい笑みを浮かべた。
「私、白野藍衣。よろしくね」
「……よろしく」
 そうして彼女、藍衣さんはにっこりと笑った。
「今度からは私に声かけてくれればいいから」
「ん、ありがと」
 押し付けがましい恩だ、とぼくは思った。別に誰の助けも必要としていないし、これからもきっと必要ないだろう。けれど露骨にそんな態度を取るのもいかがなものかと思ったので、ぼくは藍衣さんに礼を言った。
「それで、何調べてるの?」
「いや、だからきみには関係ないって」
「え? 友達だし……」
 またもや彼女は、階段を三段飛ばしするようなことを言った。
「誰と誰が、友達って?」
「私とホクトくん」
 本気で不思議そうに、彼女は首を傾げる。そうしたいのはこっちのほうだ。
「自己紹介した仲だし、友達ってことでいいん……だよね?」
「……お好きなように」
 諦めた。彼女の思考にはついていけないように思われたからだ。
 ゆっくり嘆息をついて、ぼくは思考する。ここに保管されている量はあまりに多すぎて、自分の探し物がどの棚にしまってあるのかわからないのも事実だ。そしてここに図書委員の藍衣さんがいる。よく言えば探し物を手伝ってもらう、悪く言えば利用させてもらおう。そういう結論に辿り着いた。
「二〇一九年に確認されたティーフブラウウィルス」
「え?」
「それに関する記事を全て、かな」
「あ、質問のアンサーだね?」
 ぼくは頷いて、棚に収められている新聞をざっと見渡す。
「二〇一九年の棚がどこにあるのかわかんなくて」
「んっと」
 藍衣さんはそばに立てかけてあった脚立を持ってきて、棚の一番上に手を伸ばそうとする。
「確かこのあたり……」
「ごめん、藍衣さん」
「何?」
「ぼくが探す」
 その一言で全てを理解してくれたらしい。
 藍衣さんは顔を真っ赤にして急いで降りると、ぼくの目を覗き込んだ。
「……見たの?」
「いや、見えそうで見えなかった。実に残念だよ」
「……やっぱり男の子ってもっと大人っぽいほうがいいのかな?」
「ん、別にぼくは白でもおかしくはないと思うけどね」
 そう答えてから、誘導尋問をしかけられていることに気付くぼく。とんだ間抜けだった。
 藍衣さんは泣きそうな顔で泣きそうな声を出して、握りこぶしを振り上げた。
「いや! それは痛いって!」
「ホクトくんの馬鹿ああぁぁあぁッ!」
 許しを請う暇もなく、ぼくは全体重のかかった強打をボディに受けてしまったのだった。

        ○

 そして俺の住むアパートに辿り着いたとき、俺は彼女と出会った。

        ○

 そして帰り道にある公園を通り過ぎたとき、ぼくは彼女と出会った。

        ○

「お、やっとお帰りだね、お隣さん」
 その声を聞いたとき、俺は意識の内側から何かを揺さぶられたように感じた。聞いたことのないような澄んだ声、それなのにどこかで聞いたことあるようなおどけた調子。
 視線を向けると、そこには見知らぬ女が壁を背もたれにして寄りかかっていた。
 俺の部屋の前で何をやっているのだろう、俺はしばし呆然としていたが、何かパズルのピースがはまったときのようにすんなりと納得した。ヒントは彼女の台詞。
「隣に入ったの……お前だったのか」
「そういうこと」
 女は目を細めて笑った。
 ……どこか、つぐみに似た印象を受ける。
 腰まで伸びる直線的な髪に、全てを射抜くような鋭い目。つぐみと違うのは、つぐみが世界に飽き飽きした眼差しを向けるのに対し、彼女は正反対、世界の隅々まで見逃さないような光が覗いている。
 やっぱり面識はない。
 俺の人生で会った美人の中で、トップクラスに入るような女だった。もし今までに会ったことがあるのなら、俺は確実に覚えていただろう。
「と、そこまで言われるとこちらも恥ずかしいけどね」
「……いや、悪い。どこかで会ったような気がしたんだ」
「ふうん?」
 彼女は興味津々という風に俺に近付く。その際に何だか、自分の心を見透かされたような気がした。
「それ、ナンパには使えないよ」
「だろうな。だから今回限りにするさ」
 自分もよく舌が回るものだ。
 そう、錯覚なのだろう。俺は自分にそう思い込ませることによって、その感覚を意識の奥底にしまい込むことにした。
「ああ、俺は倉成武。好きなように呼んでいい」
「あたしは縁空九恩だよ。倉成」
 そう言って彼女はすっと手を差し出した。わけがわからずにその手を見つめていると、縁空はくつくつと笑いを堪えるように一言。
「握手」
「……どーも」

        ○

「黙って通り過ぎるのはないんじゃない?」
 その声を聞いたとき、ぼくは今まで経験したことのない酩酊感に襲われた。何だろう、この感覚。まるで足場が消えてしまったような、自分の存在が跡形もなく消え去ってしまったような……そんな違和感を覚えた。
「……ええ」
 ぼくは何に対して返事をしたのだろう。
 とにかく声を出すことがここにいるって証明になるような気がしたのだ。
 振り返ると、そこにはぼくに声をかけた女の人が立っていた。
 しかし……こんなにキレイな女の人と面識があっただろうか?
「んー、多分ないかな」
 彼女はぼくの問いにそう答えた。
「きみのことを知っていたのは……ずっと前からここで会うってこと、わかっていたから」
「は?」
「きみは運命って信じる?」
 その人はぼくに、そう訊いた。
 たった今出会ったばかりの人に、そう訊かれたのだ。
 まるで『幽霊とか信じる』とでも訊かれているような、軽い調子。けれどもその言葉には、重い意味が込められているような気がした。だからそのとき、ぼくは真剣に答えたのかもしれない。
「信じません」
 一拍の間を置いて、ぼくは続ける。
「いや、何て言うか……信じたくないだけ、かも」
「なるほどねえ」
 女の人はさっぱりしたような、穏やかな笑みを浮かべた。
「ま、人の人生観だし? あたしはとやかく言うつもりはないよ」
「じゃあ何で訊いたんですか」
 つーか、そもそもこの人とぼくとの間にどんな縁があったというのだろうか。まるで空気のようにそこにいて、それなのに今は強烈な存在感を与えている。
 不思議な人だ。
「あたしは縁空九恩」
 彼女はぼくをじっと見つめて言った。
「そしてきみがホクトくんだね?」
「……どこでぼくの名前を」
「十五年前から知っていた、って答えておこうかな。まあ、正確には今なんだけどね」
「十五年前……」
 その数字は簡単な連想で、ティーフブラウウィルスが蔓延した年と同じ年だと思った。
「運命っていうのはね、後付けされるものなんだ」
「はあ」
「人がある程度のところまで歩いていって、はっと振り返った道。それが運命ということ」
「人生、ではなく?」
「人生ではなく」
 彼女はそう断言した。
「あたしもきみも、今を生きている。そうする上で何らかの『選択』をしなくちゃならない。その選択の積み重ねを後から見たときに、あたしたちは運命だと考えるんだ」
 ホクトくん、と再度名前を呼ばれる。
 優しい響きを持った声だった。
「あたしはきみのお父さんとお母さんを知っている」
「……それは」
「生みの親のことだよ」
「誰なんですか……!」
 問い詰めようと迫ったぼくを闘牛士さながらにひらりをよけ、ウェーブのかかった長い髪を揺らして、縁空さんは謎かけでもするような口調で答える。
「ノーヒント」
「…………」
「その答までは、きみが辿り着いてほしい。世界の全てを見逃さないようにして、ね」






あとがき

 こうして皆様にお会いするのは久しぶりでしょうか。
 初めましての方は初めまして。以後よろしくお願いします。
 さてさて、以前に予告していたとおり、今回はIFで長編です。
 書き始めるのが遅すぎましたが(苦笑

 久方ぶりの長い文章ですので、かなり稚拙な部分もあるでしょう。
 見苦しい文章であることもそうですが、本編の設定がかなりあやふやになっています。
 今回はリハビリ感覚? ですのでツッコミなどお待ちしております。
 ただ、一部は故意に変更しております。

 今作のお話。
 物語は武とホクトの二人から語られています。
 前者は二〇一九年、後者は二〇三四年という時間設定になっています。
 縁空九恩がどちらにも出てくる、というのが今回のポイントになります。

 とりあえずそんなわけで、皆様にはしばらく付き合ってもらうことになりますね。
 勢いで話を書いているので、この先がどうなるか、自分自身でも明確に決まっていません。
 それでもゆっくりと、できれば七話以内にまとめたいと思っています。
 なぞなぞ感覚で楽しんでいただけたら幸いかと。鳥社永遠でした。


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