---生体反応の謎--- 
月守 蒼輝


作中で詳しく語られることが無かった生体反応の謎。これについて語る前に、まずは予備知識の確認です。
BW召還計画の内容は、BWの錯覚を引き起こすことでした。その錯覚が生み出したものこそが、「生体反応5〜7」だと思います。そのため、BWの認識のズレがポイントになると仮定して話を進めます。



まず、空はRSDなので生体反応が存在しません。なのに生体反応が6で安定するというのはおかしいのですが、ヒンメルには田中陽一氏がおりました。よって2017年の生体反応は6です。しかし2034年には田中陽一氏がいるはずがないので、生体反応が5となります。

次にBWの反応です。BWは4次元の存在であり、肉体はそこに存在しません。また、BW=プレイヤーと考えられます。
空と同様反応は無いと考えていいでしょう。
これらを仮定した上で明らかになるのは「エンディングで表示される『生体反応:1』は空でもBWでも無い」ということです。
生体反応センサーは2017年でも2034年でも同じ1であり、それが何かを意味していることは想像に難くないでしょう。
これについて説明するには優編ラストが的確です。少年と優と空が逃げ遅れたとき、生体反応は3でした。当然空に反応は無いはず。
ここで注目すべきは、少年は赤外線視力によって発熱したココを目撃することです。肉体はIBFに残されたままですが、第三視点能力によって自らの分身を作り出すことが可能なのでしょう。このココの熱がセンサーに感知されたため、生体反応が3だったということです。だとすると、エンディング時の『生体反応:1』は全てココのものと考えるのが妥当です。時として、ココが発熱することで生体反応が6になっていたのかもしれません。



それでは『生体反応5〜7』について説明しましょう。
まずはメンバーの確認です。
■2017年:武、少年(桑古木)、つぐみ、優春、ココ、田中陽一の6人。
■2034年:武(桑古木)、少年(ホクト)、つぐみ、優秋、沙羅、(遍在ココ)の5〜6人。

ここで比較してみると、BWの錯覚によって武=武(桑古木)、少年(桑古木)=少年(ホクト)、優春=優秋の図式が成り立ちます。また、つぐみは同一人物。
この4人の生体反応は違いがあるにもかかわらず両世界同一のものとして認識。当然光点も4つとカウントされます。
加えて、遍在ココは一応ココですので、彼女も同一の反応となります。
これで5人は確定。残る二人は沙羅と田中陽一なので見事に7人になりますね。

最後にまとめます。

■5人の場合:2034年【武(桑古木)、少年(ホクト)、つぐみ、優秋、沙羅】
■6人の場合:2017年【武、少年(桑古木)、つぐみ、優春、ココ、田中陽一】あるいは2034年【武(桑古木)、少年(ホクト)、つぐみ、優秋、沙羅、遍在ココ】
■7人の場合:2017年&2034年【武(or桑古木)、少年(桑古木orホクト)、つぐみ、優(春or秋)、沙羅、ココ(or遍在ココ)、田中陽一】



これで生体反応の解釈を終わります。










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