---TBウイルスについての報告書。--- 
獅子流


報告者 ライプリヒ製薬 ウイルス研究部所属 NO.19 ○■○△

 TB(ティーフ・ブラウ)ウイルスは現在IBFが設置してある駒ヶ原諸島の海底119mにある熱水噴射口で採取された嫌気性細菌を自然宿主とするRNAウイルスである。
このウイルスには以下の特徴があることが認められている。

 人間に感染をして数日から一週間の潜伏期間置いた後に感冒・インフルエンザに似た初期症状を示したあと一時的に症状が軽くなったあと、急に症状が悪化し口腔・歯肉・皮膚・消化器官など全身から出血し、発病後の致死率が85%を越える強力なウイルスであり、症状からTB感染症はウイルス性出血症に分類されるのが妥当である。
 このウイルスによる感染症の特徴として痕跡が残り難くほとんどの残らないこともある。
また、人への感染方法は3つあり、それは経口感染以外に特定気圧下での空気感染及び飛沫感染を起こす。この特定圧力下とは12.5気圧付近を指しこの圧力より小さすぎるとウイルスが肺胞から肺の毛細血管に進入できなくなり、この圧力より大きくなりすぎるとウイルス自体が壊れるために感染できなくなる。よって大気圧下では経口感染が主な感染ルートになる。

 この特徴から我が社はTBウイルスを用いた生物兵器とその特効薬を開発し、前者を反政府組織に後者を各国の正規軍に売り利益を得ることを提案したい。
その理由を以下に示す。

 まず、発病後の致死率が高く痕跡が残り難いため道具としては利用価値があり、経口感染するために水道水に混ぜることにより容易に利用できる。
また、自然宿主ごと保存が利き大気にさらすと自然宿主が速やかに死滅するため感染ルートが特定できない点も大きいと考えられる。
 そして、TBウイルスは人から人に感染し難いが、致死率は85%と多く、初期症状が風邪やインフルエンザににているためTBウイルスで数人死者が出れば風邪気味の人は自分も感染したのではとパニック状態(2001年に起きた炭疽菌騒動に似た状態)に陥ることがを予期できる。
 このウイルスを用いた生物兵器が使われた後、パニック状態になった政府に対して調査してTBウイルスを見つけたように装い、前もって開発していた特効薬を売ることにより本社は二重に利益を得ることが可能と結論付けられる。
また、TBウイルスは感染力が弱く・致死率が高いため特定の個人の暗殺にも用いることが可能である点からも需要が見込まれる。

以上にてTBウイルスに関する報告書を終る。




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獅子流です。TBについての解釈を纏めてみました。
このようなものをお読みいただいて恐縮です。
ただ、これもひとつの解釈であり異なった解釈があっても良いと思います。
あと、感染方法の記述で穴があっても攻めないでください、自分はヴィジュアルファンブックの記述が二通りに読め、その片方の読みを基にしてかいていますから。
形式としてはライプリヒ内部の報告書という形式でまとめましたがいかかだったでしょうか?










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