※注意事項(必ずお読みください)
1:結構えちぃのでえちぃのが苦手な人はご遠慮ください。
2:キャラの性格を崩してます。見たあと、あなたのキャラに対する見方が変わっても作者は一切責任を負いません。
3:読んだあとに気分を害されても、作者は一切責任は負いません。ストーリーに対す苦情もご遠慮願います。
4:今回は作者の遊び心に付き合ってください。エンディングが二つあります。『ANIKI END』と『ANEKI END』です。
  『ANIKI END』を明さんのBFに『ANEKI END』をいしだてさんの貧困貧に送らせてもらいました。
  BFの温泉SSはヤバめでしが、貧困貧の温泉SSは・・・・・・ムフッ!


温泉テーマパーク『温泉天国』・・・
ここである意味生死をかけた男女の戦いが始まる。



























--ビバ★温泉!!--
逃げろや!逃げろ!!
なっきゅ先生と倉成先生の愛(?)の鬼ごっこ BF.Ver

                              BREAKBEAT!


春「ま〜ち〜な〜さ〜い!!」
武「い〜や〜じゃ〜!!」
春「なんで逃げるのよ〜?!?!」
武「お前が『身体洗ったげる・・・身体で♪』とか言うからだ!」
春「いいじゃないのよ!こんな美人に洗ってもらえるなんて感謝しなさい!」
武「お前のニタ顔見たら誰でも逃げるわ!というか、んなもん未成年の作者に書かせるな!」
まぁ、見てて(読んでて)わかると思うが、俺は今、優から逃げてるわけだ。
え?逃げてる理由?・・・詳しく知りたいか?
わかった・・・教えてやるよ・・・実は、一昨日・・・

ピンポ〜ン♪
沙「は〜い。どちら様ですか?」
春「あ、沙羅?私、春香奈よ」
沙「あ、田中先生。ちょっと待ってください。今開けます」

ガチャ

春「こんばんは。久しぶりね」
沙「本当、お久しぶりですね」
春「・・・武・・・いる?」
沙「パパですか?はい、いますよ。パパ〜!田中先生いらっしゃってるよ〜」
・・・今思えば・・・あん時に居留守使っとけばよかった・・・
武「ん?よう、優。久しぶり!」
春「クスッ、相変わらずね、武。元気だった?」
つ「あら?優じゃない・・・久しぶりね」
春「つぐみもね」
て、感じで世間話から会話が弾んで、警戒心が緩んだ時に『温泉天国』の話になったわけだ。
・・・もしかしたら、あれがライプリヒの連中を手ごまにした、優の手口かもしれん。
春「ねぇ、『温泉天国』って、テーマパーク知ってる?」
つ「温泉・・・天国?」
沙「あ、知ってる!最近オープンしたばかりの温泉テーマパークですよね?」
ホ「あぁ、そんな感じのこと、優が言ってたな〜」
武「で?それがどうかしたのか?」
優は笑いながら、二枚のチケットを俺に突きつけながらこう言った。
春「じゃじゃ〜ん!ここにその『温泉天国』のチケットがあるのです!」
チケットを押し付けられたことより、急に態度が急変したことに驚いたぞ!
春「しかも、チケット一枚で5人まで無料入場可能。当然、フリーパスポート付き!    」
ホ&沙「おお〜!」
春「桑古木やココや空や優も誘うけど・・・もちろん、行くわよね?」
ホ&沙「もちろん!」
武「温泉か〜。長いこと行ってなかったな・・・行くか?」
ホ&沙「わ〜い!」
て、感じで盛り上がってたんだが
つ「私・・・いかない」
沙「へ?」
ホ「どうしてお母さん?」
武「どうしたんだよ?つぐみ」
一言だけ発し、少し黙り込んだつぐみに俺達の視線は集中した。
つ「武・・・私の身体のこと知ってるでしょ?」
そうだ・・・つぐみの身体には二度と消えない傷が体中に刻み込まれているのだ。つぐみはそんな身体を人前にさらしたくないのだろう。
つ「でも・・・武はいつも仕事で疲れてるし、ホクトもいつも沙羅や優秋に振り回されてるし、沙羅もホクトや武と一緒に居たいでしょうから、3人で行ってきたら?」
沙「だったら、私も行かない!ママだけ家に居るなんて寂しすぎるもん!お兄ちゃんとパパだけで行ってきて」
ホ「う〜んそう言われるなら・・・」
武「じゃあ・・・お言葉に甘えて」
まぁ、こんな感じで『温泉天国』にやってきたんだ。しかし、それが誤算だった・・・


武&涼「なぬ〜?!」
武「空が、
涼「ココが、
武&涼「来れなくなっただと〜!?」
春「そうなのよ〜」
今日の明朝、『温泉天国』の入場門前に俺達はいた。
予定だと、来るメンバーは、俺、ホクト、涼権、優、空、優秋、ココのはずだったのだが・・・
今ここにいるのは、俺、ホクト、涼権、優、優秋の5人だけだった。つぐみはさっき言った通りで、空は今日中に終わらせないといけない仕事ができたらしい。ココは「空さんがいかないなら、ピピと空さんとでお留守番する〜!」と言い張り、着いてこなかったらしい。
そして、優。なんであんたはそんなに嬉しそうに答えるんですかい?
涼「だは〜」
っと項垂れる涼権。なんでも、ココと背中の流しっこでも『一方的に』予定していたらしい。
・・・・ロリコンいまだ健在なり。
秋「まぁまぁ・・・何も全員が来てないわけじゃないんだから」
と、言いつつもホクトの手を掴む優秋。
秋「行こう。ホクト♪」
ホ「うん」
元気よく返事して、優秋と一緒に駆け出すホクト。
う〜ん。あんなシーンをつぐみと一緒にしたいものだ。
春「ゆーう!ホテルは向かって右だからねー!」
・・・別に変な意味はないぞ!!今日は一泊していくんだからな!!!妙な妄想抱くなよ!!!!
秋「おかーさん、ありがと〜!」
オイオイ!秋香菜さん?なに、顔を赤くしてるんですか?!
春「さてっと、私達も行きましょう♪」
武「ん?お、おい。こら、ちょと・・・・放せ〜!」
優に強引に更衣室に投げ込まれた。
武「まぁ・・・たまには温泉に使ってゆっくりするか」
最近、俺独り言多くないか?と思いつつ着替えた。
ちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃ〜♪×2ちゃら〜ん♪ちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃ〜ん♪(某芸人のお色気BGM)
武「ちょっとだけよ〜って、おい!」
・・・一人乗りツッコミ撃沈・・・
武「虚しい・・・」

身に付けてるものは腰のタオルのみという歴史ある(?)かつハラリ注意な格好になり、俺は温泉へ繋がる扉を開けた。
ガラガラガラ〜
武「さ〜て・・・一風呂浴びますか」
?「そうしまっしょ♪ったらそうしましょ♪」
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・

振り向けない。いや、振り向くことができなかった!
むしろ振り向きたいが振り向けなかった。
いろ〜ん意味で怖かったから!!
この声は・・・声の主は・・・
武「あの〜優さん?」
春「なに〜?倉成君♪」
武「なにをしてらっしゃるんですか?つーか、なんでこんな所にいらっしゃるのですか?」
春「だって、ここの目玉は『混浴』ってことだもん」
・・・ハメられた〜!
優はつぐみが来ないことと空が来ないことを知っていたんだ。
つぐみは身体の傷。空は、どうせこいつが仕事を押し付けたんだろう。
目的は・・・やっぱり俺か?
読者諸君的には、振り向け!そして笑いを!って気分だろうがそうはいかない!
なんでかって?
俺の肩に、暖かい細い腕の感触があるからだよ!!
足にもすべすべのぷにぷにというすさまじく気持ちい感触がある!!!
それに!背中には異様〜に柔らかい二つの感触もあるからだ!!!!
?「俺と代われ!!」
下がれ、作者!!
漢としては振り向きたいが、人間として振り向けないといったところか?
春「武く〜ん♪」
武「な、なんでしょう?優さん・・・」
やばい、やばい、やう゛ぁい!
本能みたいで知的かつ霊的&電波的感覚が俺に告げている・・・逃げろ!!っと。
優が妖しく色っぽくそれでいて小悪魔的に耳元でささやく。
春「身体洗ったげる・・・身体で♪」
耳に息をかけるな〜〜!!(問題はそこか?)
俺は・・・
俺は・・・・・ゆっくりとぎこちなく振り向き、背中に密着させられた優の身体をゆっくり剥がした。
そして・・・優の肩に手を置き、目を真剣に見つめ、ドキッと言う効果音が聞こえそうなぐらいに優の顔が赤く染まったら・・・
武「・・・さようなら!」
ドン!!
爆発的なスタートダッシュ!!
キュレイに侵され、超人的な力を得た今の俺は、チョ●ボにだって勝てる!!
春「ふ、ふふふふふ・・・ははははは・・・」
・・・なんだそのラスボス的な笑いは?
春「恋する乙女の力を甘く見ちゃ駄目よ?武!!」
ドーーーン!!
武「なに!?ゆ、優が消えた?!」
スッゲー音が聞こえたと思ったら、優の姿はそこになかった。

チョンチョン

・・・・なんだ?
誰かが俺の肩を指でチョンチョンしてる?
俺は、チョンチョンされた方向を振り向いた。
春「は〜い(はぁと)お元気?た・け・し(はぁと)」
・・・・・・・・・・・
凍りついた。マグロのごとく凍りついちまった!!
いや、凍りついたんじゃない。時が止まったんだ!ほんの一瞬だけ!
あぁ・・・願わくばB・Wよ・・・
ヘルプミ〜!!
つーか、一気にこの距離を詰められるなんて、あんたすごいよ!!
春「と、言うわけで、つ・か・ま・え・た!」
優の手が俺の肩に触れそうになる、が!
武「甘い!」
春「わ、とと・・・」
俺だって、キュレイに侵されている身。そう簡単に捕まってやるはずがない。
左足を軸に、右足を180°急速回転させる。
そうすることにより体が一気に後ろ向きになり、優の手から右肩を逃がすことに成功した。さらに、動きを止めたばかりの右足を軸に左足にさっきと同じ行動をとらせることにより、体が前向きになる。・・・おい、簡単に言えば一回転だろ?とか言うなよ?
間合いもある程度は確保されるし、優もバランスを崩して、すぐに反応するとことはできない。
そして、もう一度ダッシュ!!
・・・で、一番最初の状態になるというわけだ。
Can you understand?
・・・よーし。よくぞ理解してくれたな。

というわけで・・・
武「た〜す〜け〜て〜!ホ〜ク〜ト!!」

・・・・・・・・・
<一方ホクト達は>
ホ「あはははは、待ってよ〜優〜」
秋「うふふふふ、こっちよ〜ホクト〜」
ホ「それ。捕まえた」
秋「きゃ!ホクトのH!」
ホ「え?あわわわわ!ご、ごめん・・・」
秋「あはははは!や〜い、引っ掛かった。引っ掛かった〜」
ホ「へ?こ、この〜。まて〜」
秋「鬼さん、こっちら、手の鳴る方へ〜♪」
・・・・・羨ましいぐらいラブラブ中


逃げる。逃げる!逃げる!!
なんも考えずに逃げる。止まれば、奴の餌食となるから!!
春「身体洗ってあげるだけだっての!」
武「だったら、その右手の注射器はなんじゃ?!」
春「痛くしないから〜!」
武「そういう問題じゃね〜!!」
あぁ・・・真面目にどこにいったんだよ、ホクト・・・

<一方ホクト達は>
秋「はい、ホクト。あ〜ん」
ホ「あ〜ん。パク。モグモグモグ・・・うん、おいしい」
秋「フフ・・・でしょでしょ?もっとあるから、たくさん食べてね」
・・・・・ホクトに殺意が芽生えるくらいラブラブ中


はぁ、はぁ、はぁ・・・
流石に疲れてきた。逃げ始めてから、かれこれ三時間経過してるし、アトラクションには乗ってないし・・・ここは最悪の遊園地だぜ。(チガ)
武「ふぅ、コーラとチーズバーガー一つ」
優を撒いて、俺は昼食を取ることにした。
何も食わずに逃げてたら、追いつかれること必死だからな。
・・・おい、Ever17だからって、俺がいつもタツタサンドばっか食ってると思ったら大間違いだぞ。
適当な席に座って、バーガーに喰いつく。
武「はぐ、もぐもぐもぐ・・・」
う〜ん・・・このチーズの香りがなんともいえんな〜
?「ご一緒してよろしいですか?」
声のしたほうに視線を向ける。そこには、20人中40人が振り返りそうな美人が立っていた。
武「ああ、かまわないぜ」
できるだけキザな言い方をする俺。こんなところにも気を使っておかないとかっこいい漢にはなれないぜ?
赤いナポリタンを巻き付けたフォークをゆっくりと口に運ぶ彼女。少しだけ口からはみ出たスパゲティをチュルンと吸い込む。そのときのピンク色の可愛い唇と、赤いナポリタンとのギャップがたまらない。
どうやら、彼女は俺と気が合う性格のようで、二人だけでの会話が楽しく感じられた。
さて・・・そろそろ・・・
武「行くか?」
?「えぇ・・・」







0!!


武「ひぃ〜〜〜〜!!!!」
春「ま〜ち〜な〜さ〜〜〜〜〜い!!!!」
・・・べたべたなオチだな。

<一方ホクト達は>
秋「ふぅ・・・いい気持ちね〜」
ホ「そ、そうだね・・・」
秋「ねぇ、そんなに離れてないで、もっとこっちきなよ」
ホ「わ、ちょ、ちょっと優。わあ!」
秋「へ?きゃあ!」
バッシャーン!!
ムニュ(擬音再び)
秋「やだ〜ホクトったら。続きは・・・ホテルで、ね?」
ホ「う、うん・・・」
・・・・・・日本刀もってこ〜〜い!!


卵の湯。猿の湯。女湯。男湯。まぐろの湯。I LOVE 湯ー!I am 湯ー!などなど・・・
さまざまな温泉に突っ込みつつ、俺は優と鬼ごっこをし続けている。
いっそ捕まっちまった方が楽なんだが、そのあと・・・
春『できちゃった(はぁと)責任・・・取ってくれるわよね?』
と言われるのが怖くてできない!
春「よ〜くわかってんじゃな〜い」
・・・やっぱり!!
つかまったら洒落にならん!!
つぐみに殺されかねん!!
ホクトや沙羅それに優に冷たい目で見られるかもしれん!!
空になんといえばいい?!(ニャニー!?)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(思考中)
結果:つかまったらKギャルゲー主人公NO.1の座紛失決定
よって、逃げる。
ドドーン!!
さらに加速する俺。
今の俺は、F−ZE●Oにだって勝てる!!
粉塵をあげつつ走り続ける俺。そして、優。鬼ごっこはいつ終わる?って、
武「涼権、どけー!」
前に急に涼権が現れた。
涼「へ?う、うわ〜!」
まずい!このままじゃぶつかる!ぶっつかっては駄目だ!!ぶつかったら優につかまるというのも一理あるが、それどころじゃない!!
なぜなら、作者の趣味から推測すると・・・
ぶつかる=目の前に桑古木の顔がある=唇に柔らかい感触=ピー(自主規制)=涼権が変な方向に目覚める=優と一緒に追っかけられる
・・・やばい!!やばすぎる!!そんな結末になるぐらいだったら喜んで優の方へ反転するぞ俺は!!
しか〜し!俺も漢!ここまで逃げて自分から投降するのはプライドが許さん。さて・・・どうするか・・・?
お、そうだ。これでいこう。

キキー!
両足で急ブレーキをかけて涼権のギリギリ一歩手前で止まる・・・息と息がかかる距離でした!
涼「おい、武。どうしたんだよ?」
武「許せ!涼権!!」
涼「へ?お、おい!武、やめろ〜〜!!」
俺は、涼権の両足掴み、ジャイアントスイングを始めた。

ブンブンブンブンブン!!

春「なっ・・・」
優・・・涼権・・・許せ!!
武「名付けて、ぶっ飛び涼権キャノン!!」

ブブブブブブブブブブブブブブブブン!!

十分にスピードが上がってきたら・・・
武「はっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!」
と、言う掛け声と共に涼権の足を離す。
涼「お前にネーミングセンスという名の感覚はないのか〜〜〜!!??」
・・・・涼権。お前も芸人魂というのがわかってきたな!師匠として嬉しいぞ!

きぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃん!

戦闘機がマッハで飛んでいるときのようでア●レちゃんが走る時の独特あのセリフのような激しい音が当たりの音を掻き消す。
涼「ゆ、優!よけろ〜〜!!」
春「・・・おもしろい!!受けてたつわ!涼権!!」
ふ、その速度で飛んでいる涼権を簡単にとめられるものか!
春「・・・・」

涼「ぐほ!!」

ドゴン!!

武「なに!?それはつぐみの!」
優はつぐみ専用とも言えるボディブローを涼権の腹に見事に叩き込んだ。
殴った相手が吹っ飛ばされ始めた後に打撃音が聞こえるパンチなんてありえるのか?!

ビューーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!

俺が涼権を投げ飛ばした時より激しい音があたりに響く。足元も震えている。
俺のすぐ隣を涼権が飛んでいく。

ハラハラ

・・・髪が数本落ちた。
春「さ〜て・・・武君?」
武「あ、あはははは・・・」
春「いただきま〜す!!」
武「いやだ〜〜!!」

<一方ホクトたちは>
秋「じゃあ・・・先にシャワー浴びてきて・・・」
ホ「え?さっき、温泉入ったばかりじゃないか」
秋「もう、もう少し気を使ってよ。ムードとか心の準備の時間とかさ・・・」
ホ「え?」
秋「うう〜・・・わかった、わかりました!白状します!初めてですよ!初めてです!好きな人と最初にやってなにが悪いんですか!!」
(以下、倉成家の男子特有の甘ったるい言葉の数々なので削除)
秋「ホクト・・・」
ホ「優・・・」
ドサッ(何かに倒れこむ音)
・・・・・
・・・・
・・・
・・

俺の大切なコル〜トパイソン♪
パパから貰ったコル〜トパイソン♪(ネタ提供、E'S一巻)

再度鬼ごっこは続く。
いつになれば終わるのか?いや、マヂで!!
優を止めることさえできれば!!優を止めることさえできれば助かるんだ!!なにか・・・何か方法はないのか?
・・・そうだ!!少々難有りだがやるしかない!!
優も女だ、これをされたら動けまい!!
道中に落ちていたマップを拾い上げ、現在地を確認する。
武「えぇっと・・・確かここにはプライベート用のやつが・・・」
走る事により激しい震動が起き、手にしたマップも激しく揺れているがそんなのも気にならない。これもキュレイの力か?
武「あ、あった!!ここだ!」
マップを投げ捨て、もう一度加速する。
首を左右に振り、目的地を通り過ぎないように気をつける。
武「・・・・ここだ!!」
人間ドリフトをかましつつ(どんなんだ?)、一瞬減速したスピードを元に戻す。
そして、ドアの開いた個室に入った。
武「ハァ、ハァ、ハァ・・・ふぅ、ラストだな・・・」
体から次々と吹き出てくる汗を手で拭い、呼吸を整える。ラストバトルはできるだけベストな状態でなければいけないからだ。
ペタペタペタペタとタイルを踏む音が近づいてくる。
・・・・来た。
春「ハァ、ハァ・・・武・・・やっとその気になってくれたのね・・・?」
武「あぁ・・・」
春「武・・・」
あぁ・・・そんな嬉しそうな顔をしないでくれ・・・
今から優にやることを考えると胸が痛むが仕方がない。これも生きるためだ(チガ)
いま、俺達がいる個室は、プライベートの混浴ルーム。大して広くないが、岩風呂やサウナ、牛乳やジュース、酒まであるし、防音性バッチシ!!というえらくサービスのいい部屋だ。
・・・別に身体を洗ってもらうのが目的じゃないぞ!!
つまりだな・・・その、あまり言いたくないが・・・
俺は・・・優の身体に巻かれたバスタオルを剥ぐ!!
ここにバスタオルはない。よって、優の裸を隠すものはないのだ。
ここで優のバスタオルを剥いで、一気に逃走。優には頭が冷えるまでここに居てもらうつもりだ。
後で桑古木にでも向かいに来てもらおう。
ミッション名は・・・ハラリドッキリ大作戦!!

・・・読者諸君、そんな目で俺を見ないでくれ!!
俺だってやりたくないんだこんなこと!
でも・・・でも・・・それが読者サービスってものだろう!!!(イヤイヤ、読者に見えんし)

春「武ぃ〜!」
いつの間にか混浴ルームのをドアを閉めていた優が俺に向かって走ってきた。
武「優ぅ〜!」
俺もできるだけ優の行動に合わせる。と、そのときだ。

ずっっっっっっが〜〜〜〜〜ん!!

乱暴的とか破壊的とかそんな描写が表現しきれんほどに激しく個室のドアが飛んできた。

ガツン!

春「あう!」
・・・そのドアが優の後頭部にぶつかった。しかも角。
俺の胸に飛ぶこむように倒れこむ優をとりあえず抱き止め、頬をペチペチと叩いてみる。

ペチペチ
・・・・・・・
ペチペチ
・・・・・・・

よし、反応無し!俺の身の安全は確保された。
で、なんでドアが吹っ飛んだんだ?

ふと頭に浮かんだ疑問を確かめるために、視線をドアの飛んできた方向に向けた。
そこには、涼権が立っていた。

涼「武!助けに来たぞ!!!」
武「りょ、涼権!」
ああ・・・流石、涼権だ・・・あんな酷いことした俺を助けに来てくれるなんて・・・
ごめんよ涼権・・・
こんないい友人を持って・・・俺はなんて幸せ者なんだ!!
武「涼権〜!」
涼「武〜!」

ガシッ!!

抱き合う俺達。漢の熱き友情をたたえた抱擁!美しいだろ?

・・・・・ん?何だこの匂い?
武「涼権・・・なんか匂わないか?」
クンクンと鼻を使って何の匂いか探る。
武「・・・・・・薔薇の匂い?」
さらににおいの元栓(( ̄□ ̄;)ガス?!)を探る。
武「・・・涼権・・・お前・・・香水つける趣味があったのか?しかも、薔薇の・・・」
そう聴いた瞬間、涼権が俺をさらに強く抱き寄せる。
男に抱かれて喜ぶ趣味は俺にはない。
つーか痛い。
涼「武・・・怖かっただろう?ごめんな、あんな狂犬に追われてるお前の苦労に気付いてやれなくて・・・」
武「いや・・・そんなことどうでもいいから、離してくれ・・・痛い・・・」
涼「でも、大丈夫だ・・・俺が、お前を守ってやるから・・・アニキとして」
武「ア、アニキ!?」
さらに、ぎゅ〜!!と涼権の締め付けが強くなったかと思ったら、いきなり押し倒された。
一瞬なにが起きたか分からなかったが、状況を把握したのは次の瞬間だった。
武「ぎゃ〜〜!!タオル取るな〜〜!!!」
そう、涼権が自分からハラリをやったのだ。
そのとき気付いた。
涼権が、逝っちゃ逝けない方向に逝ってしまったことに・・・
涼「大丈夫・・・優しくするから・・・」
その台詞はココに言うべきだろ!!
優のときより状況がやばい。はっきり言って最悪だ!!
こんな状況になるのは、柔らかいベッドの上でのつぐみか空だけでいい(( ̄□ ̄;)浮気疑惑発覚?!)
先ほどは、危うくその聖域に優が入ってくるところだったが、今はそんな贅沢言ってられない。
むしろ、逆漢の聖地に突っ込むぐらいだったら優にこっちの聖域に入ってきて欲しい。
よし、優に助けを求めよう。
武「ゆ、優!助けてくれ!!」
春「きゅう〜」
ああ、頼みの綱である狂犬はいまだ気絶中・・・
桑「た〜け〜し!(はぁと)」
武「あは・・・あはははは・・・」
目の前に迫る涼権の顔。その顔は俺の知らない世界の期待と楽しみを秘めた瞳をしていた。
桑「義兄弟の契りを〜〜!」
武「い〜や〜だ〜!!」
目を閉じ、唇を突き出した涼権の顔が近寄ってくる。
視界が・・・完全に涼権の顔で覆われ・・・唇に変な感触を感じた後・・・俺の意識は・・・そこで・・・途絶えた・・・


三日後、茜ヶ崎空が公園で仲良く手をつなぎながら歩く知り合いの二人の若い青年を見かけたそうな・・・

BW温泉一句
石鹸を
踏んで頭を
カチ割った



後書き
・・・・という名の言い訳の場

なんだ!この終わりかたは!
何で武と涼ちゃんがバッキューン!(自主規制)な関係に!!??
武×涼ちゃん?!
ぎにゃ〜〜〜〜!!!(発狂)
あ〜!皆さんの痛い視線を感じる!
イタイ!イタイ!

コルトパイソン・・・銃の名称。リボルバー式マグマムではかなり有名な銃(ナンデイキナリ?)

もちっと、素敵にえちくいけなかったのかな〜?
なんかいやらしさを感じる・・・(滝汗
ギャグの切れも悪いし、テンポも悪い・・・
駄作だな・・・

ん?涼ちゃんがアニキ(笑)になった理由ですか?
・・・見たい?どうしても?絶対に?後悔しない?僕を責めない?いじめない?嫌わない?
・・・ならOK!
見たいなら見てください!
彼がこうなってしまった理由を!!





ビバ★温泉!!
番外編 彼がアニキになった理由!!


なっきゅ先生に飛ばされた涼ちゃんは、ラストにたけぴょんのアニキ(笑)として復活しました。その理由とは?・・・ご覧ください





涼「うわ〜!」
ばっちゃ〜ん!(お湯に突っ込む音)
涼「くっそ!優の奴!ふざけた真似しやがって!」
涼「今日のこと・・・空とつぐみにチクってやる」(地味!!( ̄□ ̄;)!)
涼「・・・ところで、何でこのお湯は薔薇色をしてるんだ?」
?「ぐふふ・・・久しぶりのお客さんぜよ」
涼「ぜよ?」
さば〜ん!(ごつごつマッチョ、湯の中より登場)
涼「で、でた〜!ば〜け〜も〜の〜!!」
?「失礼な!これからお前のアニキになる漢にたいしてなんとことを!」
涼「・・・アニキ?」
ア「さあ、弟よ・・・義兄弟の契りを交わそうでわないか!」
涼「ぎ!義兄弟の契り?!と、ということはあれですか?あっち路線なんですか?」
作「そう、あっち路線だよ」
涼「ちょ、ちょっと待て!なんで薔薇の湯にアニキ系マッチョが出てくるんだ!答えろ、作者!」
作「ふむ、それはな・・・薔薇と書いて、『アニキ』と呼ぶからじゃ」
涼「なんじゃそりゃ!」
作「気にするな、昔の漫画にあったネタだよ。理由は僕も知らないよ」
涼「パクリかい!」
作「じゃあね〜。俺はムキムキマッチョ男を見るの嫌いだから」
涼「ま、待てせめてこの展開をどうにかしろ!」
作「ふっふふふ〜ん♪そろそろクッキーも焼けた頃〜♪」
涼「逃げるなこら!戻って来い!クッキーなんて焼いてる暇はないぞ!作しゃぁぁぁあ!かぁぁぁむばぁぁぁっっっく!!」
ア「ぐふふ・・・逃がさんぜよ」
ガシッ!
涼「ぎゃ〜!薔薇の香りがするごつごつした筋肉〜!嫌だ〜〜!」
ア「たっぷり可愛がってやるけん・・・アニキとして・・・」
涼「ほ、頬を舐めるな〜!た、たすけ!ごぼぼぼぼ・・・」
・(薔薇色の湯の中で惨劇が展開中)
・(薔薇色の湯の中で惨劇が展開中)
・(薔薇色の湯の中で惨劇が展開中)
・(薔薇色の湯の中で惨劇が展開中)
・(薔薇色の湯の中で惨劇が展開中)
・(薔薇色の湯の中で惨劇が展開中)
・(薔薇色の湯の中で惨劇が展開中)
・(薔薇色の湯の中で惨劇が展開中)
涼「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああ!!!!!!!」(バックは薔薇が散るシーン)
2034年 ×月×日×曜日 晴れ
桑古木涼権 32歳 独身
華と散り、薔薇(アニキ)となって咲き、ロリコンとは違った道を歩み始める瞬間だった。

まあ、こんな感じです。
ああ・・・涼ちゃんファンの方からの視線が痛い・・・
殺気を感じる・・・
月のない夜は、背後に気をつけろという声が聞こえた・・・
お前はもう死んでいるという声を聞いた・・・
ぎゃ〜!
皆さんの眼が世紀末覇者の眼になってる!!!(すみません)

・・・逃げよう・・・

ではでは〜♪


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