| Tramper in Ever17 Ｎ・Ｏ |
【幸せって何ですか？】 田中家、居間。 桑「……と言う訳でココと同居、もとい一緒に住みたいんだけど」 春「……ふーん…それで？」 桑「いや…だから…」 春「…それで？（怒」 桑「ううっ……」 春「……」にっこりと微笑む優春、額に青筋。 桑「うわああああん！！」 桑古木、脱兎のごとく逃走。 【続・幸せって何ですか？】 田中家、廊下。 桑「空〜優に何とか言ってよ〜（泣」 空「まぁ、どうなさったんですか桑古木さん。何があったんです？」 桑「（略）という訳なんだけど優が…、どうにかならないかな？」 空「それは……私も賛成しかねます。」 桑「ええ！？何で！？」 空「桑古木さん、ココちゃんだって女の子なんですよ、若い男の一人暮らしの所になんてと ても良いとは思えません。」 延々とお説教が始まり……。 空「いいですか桑古木さんそもそも…あら？」 点々と涙の後。 【続々・幸せって何ですか？】 倉成家、玄関 桑「（略）というわけなんだ、つぐみ。何か良いアイデアはないかな？」 つ「ふーん…そう、桑古木、いい事教えてあげる」 桑「うん！」（ゴクリ） つ「……それ、犯罪よ」（真面目な顔で） 桑「うあああああん！やっぱりぃ！」（脱兎の勢いで駆け出す。 つ「冗談、て、あれ？桑古木？」 【悪夢】 ２０３４、インゼルヌル 桑「ＬｅＭＵよ！私は帰ってきたー！」 春＆スタッフ一同「…………（古い上に使い回されたネタを…）」 桑「いいじゃん！一回やってみたかったんだよ！！」 【２０３３・桑古木】 深夜の３時頃、研究室にて。 桑「んー、頭痛いな。コーヒーの飲みすぎかな？ユ○ケルでも飲んでもうひとふんばりする か…」 桑「あ、ガ○ター１０も切らしてるや。優に頼んで箱買いしてもらうか」 ふと目に入ったカレンダー。 桑「後、一年。か」 少し上を向いて立ち尽くす桑古木。 【２０３４・桑古木】 警備室。 鋭い目つきでモニターを眺める桑古木、内容はいちゃつくホクトと優秋。 桑「……」目つきそのままでココの事を妄想。 ホ「あ、こんなところにいたんだ武」入ってくるホクト。 桑「ん？ああ」（危ない危ない） 【続・２０３４・桑古木】 鋭い目つきでモニターを眺める桑古木、内容は沙羅に泳ぎを教えるホクト。 桑「うがー！！」 桑古木、モニターに頭突き連打。 【続々、２０３４、桑古木】 鋭い目つきでモニターを眺める桑古木、ＩＢＦが映っている。 桑「待ってて、ココ、武…」 凄絶な笑みを浮かべて。 【Ｔｅａ Ｔｉｍｅ ｉｎ 田中家】 田中家、居間。 春「倉成……」 空「倉成さん……」 半開きのドアの前で優秋、桑古木。 秋（二人とも妄想で赤面なんて…恥ずかしいなぁ） 桑（小声でもそういう危険な発言は止めてくれ、しわ寄せは俺に来るんだから…） 秋（うわ！二人とも自分の体抱いてくねくねしてる…） 桑(やめろってー！（必死) 【Ｔｅａ Ｔｉｍｅ ｉｎ 倉成家】 倉成家、縁側。 お茶をすすっている武とつぐみ。 つ「ねえ、……武？」 武「ん、何だ？」 つ「……ねえ私の事……、やっぱり何でもない」少し向こうを向くつぐみ。 武「……俺はお前を愛してるぞ、つぐみ」 つ「……本当、本当に？」 武「お、おう勿論だ」やはり少し向こうを向く武。 武にもたれかかるつぐみ、しばし無言。とてもいい雰囲気。 扉の向こうのお話。 春（馬鹿ップルだわ） 空（……残念ながら） 秋（いい雰囲気じゃない） ホ（だね） 沙（ニンニン♪） 桑（……） コ（どしたの？少ちゃん） 桑古木、ハンカチ噛みながら滝のごとく涙。 【すくいきれぬもの】 つ空春「「「…………」」」 武「……」（蒼白、笑顔が引き攣っている。 ＢＷ（武、さすがにこれ以上は面倒見切れないんだけど） 【あれ？】 エピローグ後、船上。 桑「ねえ、ココ」 コ「少ちゃん？何？」 桑「ＢＷってどういう風に見えるんだい？」 コ「見えるって言うか…なんていうか、うーん」 ？「頭のこの辺がぴきゅーん☆って」 コ「そうそう♪」 桑「ココ、やっぱりまだハイバネーションの影響が…」（蒼白 ？「ほんとだよー、信じてよー（泣」 桑「俺まで！？」 作：すいません（汗 【弁当もって水筒もって】 ２０３５、春、倉成家。 つ「去年はごたごたして何もできなかったし、季節も良いから皆でどこか出かけない？」 武「んーそうだな…」そわそわしてるホクトと沙羅。武、苦笑して肯く。 つ「…決まりね、じゃあちょっと買い物に言ってくるから」 ばたばたと外に出ようとするつぐみ 武「待て、それは脱いでいけ」（みゅみゅーんの尻尾を掴み つ「でも…紫外線…」 武「優がクリームとコンタクト作ってくれたろ？」 つ「これ、気に入ってるし…」 武ホ沙「「「余計に駄目、却下！」」」 【フリーな人達】 沙「ＢＷ殿がいうには未来にいるらしいでござるよ」 春「なんでー！？私が一番苦労してるのにー！！」 桑「顔で騙されて…（ボソボソ）強暴だし…（ボソボソ）」 優春、裏拳一閃。 【一応いる人達】 つ「……武」（やや顔を赤らめて 秋「い、いやホクトとはそういう仲じゃ（汗」 コ「お兄ちゃん（はーと」 空「……残念ながら桑古木さんです」 桑「残念ながらとか言うなー！！」 ドラマＣＤ参照の事。 【変わった物、変わらない物】 ココ、桑古木を膝枕。すやすやと眠っている桑古木。 コ「少ちゃんてば体はおっきくなったのになんか昔のまんまだね」 ピ「ワン！」一人と一匹、満面の笑顔。 桑「むにゃむにゃ…」 【Small happiness grasped in this hand】 穏やかに談笑しているホクトと優秋、それを見ている沙羅。 沙「なっきゅ先輩にとられちゃったな…」慈しむような眼差し。 沙（少し残念だけど、それでも私は幸せ。迎えに来てくれてありがとう、お兄ちゃん…） ホ「沙羅？どうしたの？」 沙「なんでもないよ、お兄ちゃん。それよりなっきゅ先輩と仲良くね」 部屋を出て行く沙羅。 秋（ごめんね、……ありがとう、マヨ） 【ホクト、どっちが良い？】 あの事件から数年後。ホクト、優秋と同じ大学に。 ふと田中家に言ったときの話 春「ホクト君、一つ聞かせてもらいたいのだけど、良いかしら？」 ホ「何ですか？田中先生、僕少し忙しいんですけど」 春「すぐ済むわ、じゃあ聞くわね。可憐なＬｅＭＵの制服姿のユウと」 ホ（え？、え！？） 春「現役女子高生な感じな鳩鳴館の制服姿のユウ、どちらが好き？」 ホ「……究極の選択って奴ですね、それ。」ホクト無茶苦茶動揺。 春「ふふ、どう？」にやりと微笑。 ホ「……優の……いや、でも……」いつになく真剣。 春（一寸からかってみただけなんだけど、案外冷静ね。あの子といるから耐性ついたのかし ら？） 作：誰か描いてくれないもんですかね？鳩鳴館制服の優。 【再びホクト、どっちが良い？】 翌日、再び田中家。 春「昨日は随分と悩ませちゃったみたいね、堪能出来たかしら？」（ニヤリ ホ「ええ、とても」（げっそり 春「せっかくだからもう一つ聞かせて欲しいんだけど」 ホ「好きにして下さい」（疲労困憊 春「じゃあ行くわよ、沙羅ちゃんのスクール水着にも似たＬｅＭＵの水着姿と」 ホ（ふむふむ） 春「健康的な色気たっぷりのハイレグ水着姿な沙羅ちゃん、どっちが良い？」 ホ「うう……、ああ……、でも……」（想像中 春（これは効果有るでしょー♪） ホ「……キュウ……（ぱたり」 Ｋ・Ｏ。 後でハングアップしたホクトが病院に行ったとか行かないとか。 【終・幸せって何ですか？】 夕焼けで赤く染まった土手に一人座っている桑古木。それに寄って来るピピ。 ピ「ワン！」 桑「ああ、……ピピか、ちょっと付き合ってくれよ」 横にきちんと座るピピ、尻尾を振っている。 桑「幸せってさあ、何なんだろうな？少し分からなくなったよ、みんな幸せそうだけどね」 ピ「クーン？」 桑「そうか、ピピも分かんないか。……ただ少し幸せになりたかっただけなんだけどな、上 手くいかないや……」 しばし無言。 田中家、なにげにこっそりピピをモニタリングしていたりする優春。 春「ちょっと可哀想だったかしら…」（真剣に 次の日、ココのことを許してくれたりあれやこれやと世話を焼き妙に優しい優春。 桑（不気味だ……） 春「なんですってー！？」＜地獄耳 結局仕事が続きココとは滅多に合えないことに、合掌。 |
| 【あとがき】 私は小さな存在でしかありませんが、それでも私は存在します。 私は何もかもすることは出来ませんが、何かをすることは出来ます。 だから何もかも出来ないからといって、出来ることまでやめてしまってはいけません。 〜エドワード・エベレット・ヘール 作：一応物を作るときの心がけに。 それはそれとして。 一作目から電波大放出だな、俺。＜ご挨拶 ええと桑古木ファンの方、石を投げないでください（汗 長編かけないしシリアスは私にはあんまり向いてないんです。誕生日だし桑古木メインでも。 とかやってると何時の間にかこんなことに。つまるところ小ネタ集好きだし自分でもやってしまったわけでして……かなり桑古木以外の面々が絡んでますけどｗ。 後目標にしてた「文章で四コマっぽく」が途中で崩壊してしまってますが。 それにしてもＥ１７っていいですね。また何か書くことがあれば、会うかもしれません。 ではごきげんよう。 bgm:+ snow dAnce + ｂｙ music Laboratory cube |
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