続・りょーはる
                              Pエディ


【2度目】

桑「なあ、優」
春「何よ?」
桑「このスレが続くとは正直思ってなかったよ」
春「そうね、私も」
桑「ま、やるからにはしっかりとやらないとな」」
春「…」
桑「…」
春「ところで桑古木、スレって」
桑「ハイそれでは皆さん、2作目もよろしく!」





【核心】

春「正直言っちゃうとさ」
桑「ああ」
春「これって何も私達二人じゃなくてもできるんじゃない?」
桑「そこはツッコむな」





【高い壁】

桑「最近ここのSSで俺が活躍し始めてきたな」
春「確かに、あなたが主役のSSが急増中ね」
桑「これが俺の底力、いや、人徳ってやつの現れだな。ハハハ」
春「そうやってすぐに調子に乗って…。足元すくわれるわよ」
桑「何言ってんだよ。そういうお前こそ余裕でいられるのは今のうちだぞ?」
春「…」
桑「今や俺は武と肩を並べるヒーローだな。王と呼べ、そして崇めよ」
春「…ねえ、念のために言っておくけど…」
桑「ああ、何だ。聞いてやるぞ」
春「あなたが出演してるSSでの私の出演率=100%」
桑「…」
春「私が出演してるSSでのあなたの出演率=約80%」
桑「…」
春「認識しておけ、雑魚が(ニッコリ」
桑「…」

軽く含み笑いをした後、春香菜は去った。彼はまた泣いた。





【個性】

桑「やっぱりこう、インパクトが欲しいよなぁ…」
春「『桑古木涼権』としてのインパクトが足りないのは痛いわね」
桑「武を演じる俺の方が視聴者の皆さんに近い存在なわけだからな」
春「その『視聴者』に関してはあえて質問しないでおくわ」
桑「う〜ん。ここはもう、いっそのこと…」
春「…?」
桑「マッチョ化してみるか」
春「パクりでより一層個人のインパクトが減る気がするんだけど」





【テニス序章】

桑「優〜、息抜きにテニスやりに行こうぜ〜」
春「オッケー、今日も負けないからね?」
桑「今のうちに言ってろよ、この場外サーバー」
春「総合で負けてるくせに何言ってるのよ、このへっぽこ」





【テニス本編】

桑「よーし、来い!」
春「いくわよ〜、そぉれっ!」
バゴッ!
桑「ははっ、相変わらずサーブの声は可愛らしいな」
ドガッ!
春「なっ、何言ってるのよ〜。もうっ!」
ベキャッ!
桑「いや、声だけな」
ズバッ!
春「このガキャーッ!正直に言えっての!」
ズドォン!
桑「おいコラ!『お日様ポカポカキッスオブファイヤースマッシュ』はやめろって!」
バキャァッ!!バシュゥゥゥ……!
桑「ぬぅぅ…おらぁっ!」
ブンッ!
春「押し返された!?」
桑「わはははっ!一度喰らった技は効かん!」
ガッシャァァン!!   シュウウウ……
春「…」
桑「…」
春「あーあ、金網破っちゃって。アウトね」
桑「ちくしょうめ、的確に返せたと思ったのに…」





【テニス終了】
桑「くっそー!また僅差で負けかよ!」
春「うふふ、そう簡単に私のスマッシュは返させないわよ」
桑「次は絶対に勝ってやるからな!」
春「ええ、期待してる」
桑「…」
春「…」
桑「視聴者の皆さんへ。上を見ても分からないと思うけど、俺達はテニスしてました」
春「ちょっと桑古木、誰に話し掛けてるのよ?」





【トントン相撲序章】

春「この意味深なタイトルは何?」
桑「見ての通りだが」
春「ハァ?」
桑「だからトントン相撲するんだよ、俺と優で」
春「帰るね。お疲れ様」
桑「だーっ!話くらい聞けよ!」





【トントン相撲解説】

春「聞かせてもらおうじゃないの」
桑「ああ。じゃあ始めるぞ」
春「どうぞ」
桑「俺達は時に力加減を間違える。キュレイ種の因果ってやつだな」
春「ええ、確かに。熱くなると力加減が効かなくなるわね」
桑「前のテニスもはたから見てた奴からしたらテニスに見えなかったらしい」
春「そうなの?どう考えてもテニスとしか思えなかったはずだけど」
桑「そう、そこだ!俺も納得はいかないが、やはり俺達は勝負事に気をつけねばならない」
春「むー…。言われてみれば、相手があなたじゃなかったら危なかったかも」
桑「そんなわけで、熱くなっても力の加減が重要なトントン相撲を選択した」
春「よく考えているような、安直すぎるような…。でも面白そうね」
桑「じゃあ早速始めようか」





【トントン相撲本編】

桑「レディー…ゴー!」
トントントントン…
春「いけいけーっ、そこだぁ!」
桑「うーむ、トントン相撲でも声は可愛らしいな」
春「またそんなこと言って…。二度も引っかからないわよ」
桑「そんなことねえよ。そうだな、例えるなら…」
春「例えるなら?」
桑「狂犬、とまではいかなくてもドーベルマンってとこだな、うん」
ピキッ……
春「…………」
桑「(おおっ、耐えた!)」
春「……が…」
桑「ん?」
春「この万年脇役が…」
ピキッ……
桑「…………」
春「(耐えたか…。ならこれはどうだ)」
春「一人だけハッピーエンドじゃなかったくせに…。これだからロ」
グシャッ!
桑「あ…」
春「…」
桑「…はは…、必殺土俵崩し…」
春「(本当に禁句なのね、あれ…)」





【トントン相撲結論】

桑「まあ、あれだな」
春「うん」
桑「俺らには無理」
春「そうね、無理」





【二人がラヴラヴだったとしよう】

桑「というような企画を考えてみたんだが」
春「ラヴラヴ、ねぇ…」
桑「ああ。BB氏やマイキー氏のSSだと俺らってくっついてるだろ?」
春「うん、そうね。でも…」
桑「そう、ラヴラヴとは言わん。あえて言うならパートナーの延長みたいな感じだ」
春「それで、何をしたいの?」
桑「要するにだ、誰も踏み入れていない領域に入ってみようと思う」
春「抽象的でよくわからないわよ」
桑「じゃあ説明しよう。まず俺と優が武とつぐみ以上のコテコテラヴラヴストーリーを展開する」
春「ふむふむ」
桑「そして、その違和感がどれほどのものか考察する」
春「ふーん、やりたいことはわかった。だけどさ…」
桑「なんだ?」
春「そんなことを考察するメリットは?」
桑「…」
春「…」
桑「ネタ埋めだよ…」
春「(また作者の都合か…)」





【では、ラヴラヴしてみよう】

桑「ただいまー、優」
春「あ、涼権ぉ。おかえりなさ〜い」
桑「む…。なんかいい匂いがするなぁ」
春「えへへっ、今日の夕飯は腕によりをかけて…」
桑「いや、これは…」
春「ん?」
桑「優の匂いだっ!(抱きっ!)」
春「ちょ、ちょっと涼権!?」
桑「優のこと、食べたいなぁ…」
春「もぅ、涼権ったら…」
桑「なあ優、いつものやつやってくれよ」
春「ええっ!?あれすっごく恥ずかしいのに…。一回だけだよ?」
桑「ははっ、一回だけで十分さ」
春「じゃあ行くよ?…ねぇ涼権、ごはんにする?お風呂にする?それとも…」
桑「お・ま・え(鼻先を指でチョン)」
春「もぉーっ!自分で言わせておいてえ!」
桑「不満…だったか?」
春「…ううん。大好き、涼権…」
桑「俺もだよ、優…」

ナレーション「そのまま二人はゆっくりと互いの体を…(以下略)」





【感想】
桑「…」
春「…」

二人「キモッ」





【続・感想】

秋「却下ね」
沙「絶対無理」
武「あり得ないな」
空「賛成しかねます!」
つ「バカみたい…」
コ「ひいいいぃぃぃっ!!」
ホ「うわああん、うわああん」

二人「お前等どこから入ったぁーーっ!!」





【まとめてみよう】

桑「予想以上に大不評だったな…」
春「あそこまで完全否定されるとちょっとムカつくわね」
桑「てことは、お前はあれも悪くないと思ってるのか?」
春「まさか。でもそういう方向性もありなのかな、と思って…」
桑「方向性、か…。まあ言われてみれば」
春「上のやつはさすがにやりすぎだけど」
桑「だよなぁ」
春「とりあえず、今私が一番したいことは…」
桑「したいことは、何だ?」
春「作者にドロップキック」
桑「あ、俺も俺も」」





【SS作者の皆さん、突然ごめんなさい】

桑「いろんなSSを見た感じで、俺と優の扱いやキャラを考察してみた」
春「また意味のわからんことを考えたわね」
桑「まあ見てみろよ、こんな結果だ」

☆春香菜
・倉成一家に金を支給、家を贈与など財力面に恵まれている。
・相変わらず仕事には困っていない。
・武に想いを寄せるが不発になることが多い。でも何故かハッピーエンドに終わる。
・考察系SSには必ずと言っていいほど出演している知的キャラ。
・多くの場合、桑古木より上の立場。
・強い。

☆桑古木
・どんな展開にしろ必ず春香菜と絡むことになる。
・仕事がなくなり、各種SSによって仕事が違う。
・ココに想いを寄せるが、細かい描写がされない。ココの性格が難しいからか?
・主役として出ると普通に活躍するが、脇役参加だと本当に脇役。
・自分への苛立ち、葛藤が主題になることが多い。Mキャラ?
・やられ役。相手は主に春香菜。

春「…」
桑「…」
春「泣きながら発表しなくてもいいわよ…」
桑「すまん…」





【最後だけ普通に締めてみよう】

春「そんなに鬱にならないでよ。私の考察も見せるから」
桑「お前の…考察?」
春「そ。まあ見て見て」

☆春香菜&桑古木
・多くのSSで、この二人の関係はエピローグ後も長く続いている。
・お互いにサポートし合うネタが多い。
・ギャグもあれはシリアスもあり、友好もあれば恋愛もある。
・多数プレイヤーの認める『一番苦労した二人』

春「ね?」
桑「…」
春「このSSでも同じだよ、桑古木」
桑「優…」
春「私達の生きる時間は長いんだから、飽きるまで付き合ってよね」
桑「…ああ、嫌って言うほど一緒に居てやるよ。これからもな」






あとがき


懲りずに第2部を作ってしまいました。なんか次々と案が浮かんできたので…。
複雑怪奇なネタの連続なので好みじゃない人にはとっつけないと思います、改めてごめんなさい。
では今回の内容についてのことを。

僕にラヴラヴりょーはるは書けそうにないです。【では、ラヴラヴしてみよう】を見れば分かるように
激しく冗談の入り混じったものしか書けません。
自分の中では、この二人はカップリングであることよりコンビであることの方が勝ってしまいます。
なので最後にはあのようなネタを置きました。バカネタの締めに持ってくるべきじゃなかったかも…。
次に書くSSは全く分かりません。性懲りもなくりょーはる続編か、いい加減元に戻るか、見当付かずです。

最近の桑古木人気(?)が嬉しくてたまらないPエディでした。


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