く:3文字名前の人集まれ〜♪
い:今回はネバエバミックスコント9、『3letters編』ね。
つ:でも、当てはまるのは4人だけだけど……。
い:大丈夫よ。いざとなったらうちのお母さんやゆきえさんを呼ぶから。
ホ:はあ……。それにしても2シリーズ出たわけですし、ゆきえさんはもうレギュラーにしちゃってもいい気がしますが。
つ:って言うか、今回も来るんじゃない?
い:うふふ……どうかしらね〜?
ホ:……何か気になる笑みですね。
い:そんなこと無いわよ。さ、早く始めましょ?
ネバエバミックスコント9
                              時羽



〜3letters編〜


【まずは定番ネタから】
い:いづみお姉さんとドライブをしよう!
ホ:ビクッ!
く:く、くるみは遠慮するよ……。
ホ:僕も……。
い:あらあら、残念ねぇ。つぐみちゃんはどう?
つ:そうね……付き合ってあげるわ。(ニヤリ)
く:あ……。
ホ:何か嫌な予感が。
く:くるみも……。

30分後……。

つ:ふふふ。これが本当のドリフト走行よ!!
い:うふふ。やるわね〜。でも負けないわよ!!

ホ:あ〜、やっぱり始めちゃったよ……国道でカーチェイス。
く:今回は何千人に被害が出るかな〜……。


【そしてお約束へ】
つ:甘い甘い!そんなテクで私に勝てるとでも思ってるの!?
い:ええい!そこの青いスポーツカー、邪魔よ!!
?:な、なんだ!?ぎゃあーーーっ!?!?!?

く:お姉ちゃんとつぐみさん、まだカーチェイスに夢中だよ〜!
ホ:僕とくるみの2人だけかぁ〜……って、2人だけ!?
く:ま、まさか……!
ゆ:はぁ〜い♪困った時のゆきえさんよ♪
ホ&く:やっぱり……。


【隣のこの子は苦麗無威娘〜♪】
ホ:出てきてもらったのは構わないんですけど……ゆきえさん?僕やくるみと何か関係ありましたっけ?
ゆ:あら、ちゃんとあるわよ〜。例えば……ギロッ!
く:はっ!お、お久しぶりです!初代総長!
ホ:そういや、そういう設定だったっけ。


【誤算】
ゆ:それにホクト君は秋香奈ちゃんの恋人なんでしょ?
ホ:あ、そうですね。確かに関係ありますね。
ゆ:そうなのよ。あなたは私の可愛い孫の恋人……いわば未来のお婿さんなわけでしょ?
ホ:そ、そんな……お婿さんだなんて……。
ゆ:恥ずかしがっちゃって、可愛いわね〜♪甘えてくれてもいいのよ?遠慮なんてしなくていいからね!
ホ:そ、そうですか?それじゃあ…………ゆきえおばあちゃ〜ん!!
ゆ:う゛……。
く:(あ、言わなきゃ良かったって顔してる)


【つぐみ先生の処世術】
つ:やっぱり来てたんだ、ゆきえさん。
ゆ:ああ、お帰りなさい。それじゃあ私はそろそろ消えますか。
い:そんな悲しい事言わずに一緒にやりましょうよ?
ゆ:そう?なら、そうさせてもらおうかしら。
く:……あれ?お姉ちゃん、後ろに持っているその紙なn……うっ!?バタッ!
ホ:く、くるみ!?いきなりどうしたの!?
い:あらあら♪こんな所で寝ちゃって、昨日寝不足だったみたいね♪
つ:ホクト、ここは見て見ぬふりよ。生き延びるためにはね。


【ゆきえ式思考回路】
ゆ:ねえねえつぐみちゃん?あなたも苦麗無威暴走連合に入ってみない?
つ:私は群れるのが嫌いだから。
ゆ:そう……残念ね。つぐみちゃんみたいなクールな総長っていうのも格好いいと思ったんだけど。
つ:悪いけど、遠慮させてもらうわ。
ゆ:(でも苦麗無威の連中に彼女を襲わせて彼らに彼女の強さを見せ付けてやって、無理やり総長に祭り上げるっていう手もあるわよね……)
つ:……今かなり外道な考えを抱かなかった!?
ゆ:別に〜♪


【田中家の真実】
つ:ゆきえさん。まさかとは思うけど、優が苦麗無威に入ったのも実はあなたの差し金だったって訳じゃないわよね?
ゆ:まさか。実の娘にそんなこと言うわけ無いでしょう。
つ:そう。じゃあ、優が苦麗無威に入ったのは全くの偶然ってわけね。
ゆ:いや、そういう訳でもないんだけど。
つ:??
ゆ:『昔の格好良かった私をもう一度みたい』って言い出した主人が勧めたのよ、優に苦麗無威に入るのを……。
つ:……なんていう家庭なのよ。あなた達……。


【親近感】
く:……あれ?
ホ:あ、くるみ!目が覚めたんだね。
く:……ここ、どこ?
つ:は?
く:……私、誰??
つ:まさかあの当身のショックで記憶喪失!?
ホ:大変な状況なのに、ほっとするのは何でかな?


【詳しい設定ないし】
く:ここはどこ?私は誰??
ホ:いづみさん!一大事ですよ!!
い:大丈夫よ。初代、お願いします!
ゆ:任せなさい。……はぁっ!!!
く:う!?……バタン!
ホ:わーーー!?くるみーーー!?!?
ゆ:心配ないわ、ホクト君。記憶を呼び戻すツボを突いただけだから。
つ:あなた、もう何でも有りよね。


【山田君、座布団1枚!】
く:う、う〜ん……はっ!
ホ:良かった。気がついたんだ。
く:あれ?くるみ一体何をして……あー!そうだ、お姉ちゃんが何かメモ紙をを持っていて……。
い:ていっ♪
く:うっ……!バタン!
ホ:ああー!いづみさん、いいかげんに止めてくださいよ!いつまでやる気なんですか!?
つ:……おそらくインフィニティ……。
ホ:お母さんも上手い事言わない!


【運転技量もキュレイ級】
い:それにしてもつぐみちゃん、いいドライビングテク持ってるじゃない!
つ:あのしつこいライプリヒから逃げるためにはね、あれくらい出来なきゃ駄目なのよ。
ホ:ライプリヒから……ってお母さん!まさか無免許!?
つ:当然!免許取っている暇なんて、無いに決まってるでしょう。
ホ:そんな!警察に見つかったら捕まっちゃうじゃないか!
つ:もちろん警察の追跡からも充分に逃げ切れる技量よ、私の運転は。
ホ:うわ…………。
ゆ:う〜ん……やっぱり苦麗無威に欲しい人材よね。


【彼女の日常茶飯事】
ゆ:よ〜し!それじゃあ今度は私と一緒にドライブしましょ!
く:ドライブっていうより、あれはレースだよね?
ホ:うん、間違いないね……。
つ:あー……私は別に構わないんだけど……。
ゆ:???
い:実は私さっき捕まっちゃって、免停にさせられちゃったのよね。
ゆ:はぁ?……それなら、なんでさっきからそんなに平然としてるわけ!?
い:だって、いつもの事だし。
く:お姉ちゃん、毎年1回は必ず免停になっちゃうから……。
ホ:慣れって恐ろしいね……。


【ドラマCDで大絶賛】
く:ほぇ?くるみに料理を教えてもらいたい?
つ:うん。頼めるかしら?
く:いいよ〜。
つ:本当?ありがとう。
く:ほいじゃ、まずは『フナムシの姿煮』からね♪
つ:……やっぱりいいわ……。


【真偽やいかに?】
い:え?私に料理を教わりたい?
つ:ええ。お願いできるかしら?
い:いいわよ〜。
つ:本当?ありがとう。
い:それじゃ、まずは『ペスカトーレ』の材料となる、トマトの栽培からね♪
つ:……姉妹そろって私で遊んでない?


【竜虎対決】
ゆ:なになに?私に料理を教えて欲しいって?
つ:いや……何も言っていないけど……。
ゆ:そんな遠慮しちゃって〜。いいわ。教えてあげる!
つ:……優の母親って時点で、全然期待してないから。
ゆ:……それは私への挑戦状ね!いいわ、外に出なさいっ!!


【いづみさん大暴走】
ホ:で、2人は第2回国道カーチェイスを始めちゃったわけだけど。
く:今日1日だけで被害者1万人は越えちゃうね〜。
い:ああ……私もドライブしたい……。
く:これ以上迷惑かけちゃダメだよ、お姉ちゃん!
い:……いえ、こうなったからにはやれるだけやっちゃいましょう!これは無限への挑戦よっ!
く:無免許運転はダメ〜ッ!
ホ:それに訳分かりません!いづみさんっ!


【いづみさん大暴露】
つ&ゆ:ただいま……。
ホ:お帰り……って、どうしたの?2人共燃え尽きたって顔してるけど。
つ:途中で赤いスポーツカーが乱入してきて……あっさり完敗よ……。
ゆ:上には上がいるものね、はぁ〜……。
く:い、意外な結末になったね……?
い:……この2人に優劣付けたくないからこうしただけなんだけどね?
く:裏話は言っちゃダメーッ!!
ホ:危険発言です!いづみさんっっ!!!
あとがき
い:今回のあとがきは私とつぐみちゃんでお送りしま〜す!
つ:……なんで?
い:気分気分♪そうそう、ここに作者から預かったメモがあるのよ。
つ:それ、途中でくるみに見つかりそうになったやつよね?
い:うん。全くあの子は変なところで目敏いんだから。中学の頃も……。
つ:思い出話はいいから。そのメモ何なのよ?
い:重大発表が書かれたメモよ。
つ:重大発表?……それって、例えばゆきえさんが今度からレギュラーになりますよ、とか、次はミックスコント10作目なので変わった事しますよ、とかそんな事?
い:…………。
つ:?
い:それ、私のセリフだったんだけどな〜……。
つ:えっ?正解なの??……なんて安直な……。
い:ええ……。次回からはゆきえさんも正式にレギュラーに加わり、総勢17名でコントをすることに決まったわ。
つ:ふーん。17人なんてこのゲーム的にいい数字になったわね。
い:そして、次回ミックスコント10はパロディものに挑戦するみたいよ。
つ:パロディ?何の?
い:それはまだ秘密らしいわ。全員参加するっていうのは決まっているみたいだけど。
つ:……変なのやらされなきゃいいけどね……。
い:ふふっ。それではみなさん、今後もよろしくお願いしますね。


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