「ふふふ、今度こそやったわ。これでついに…」
 フラスコを振りながら、不気味に笑う。フラスコが揺れるたびに、中の液体もまた漣の
ように揺らめく。
 その毒々しい赤茶色の液体を光に透かしながら、怪しげな実験器具の並ぶ部屋の中で笑
う彼女、田中優美清春香菜の姿はどこから見ても、完全無欠のマッドサイエンティストだ
った。

自家製注意報
〜倉成家のメダパニ騒動〜
                             魔神 霊一郎



「あけましておめでとうございます!」
 リビングに響く大きな声。やはり人間五人分の声ともなれば、相当の声量だ。ちなみに
五人は言わなくても解ると思うけど、私、武、沙羅、そしてホクトと秋香菜。最初、秋香
菜は実家に帰らなくてもいいのかと思ったのだけれど、彼女曰く、母親より旦那、らしい
。最も武は、それでこそ倉成の嫁だ! なんて事を言ってた。すっかりおじさんと化して
るわね、武。
 まあそんなわけで、今この倉成家のリビングは非常に賑やかな状態だった。普段置いて
あるダイニングテーブルをどけて、炬燵を設置してその上にお節を置いてあるのは言うま
でもなく、武の指示。こう言う所に武は細かくこだわる。最初は理解に苦しんだけど、最
近じゃこういうのもいいかな、ぐらいには思えるようになってきた。私もおばさん化が進
んだのかしらね。
「おーい、つぐみ。醤油取ってくれ」
「ええ。味、薄かったかしら」
 醤油を渡しながら、問いかける。武好みの味付けの筈なんだけど。
「いや、秋香菜がな」
 ああ、そうか。田中家はかなり濃い味付けらしい。だから、家の薄い味付けじゃ物足り
ないのね。
「ごめんなさい。あなたのこと考えてなかったわ」
「いいわよ、そんなの。私こそ御免、せっかくの料理にけちつけるようなまねして」
「何言ってるの。娘に遠慮されて喜ぶ母親はいないわよ」
「そうだぞ、秋香菜。だいたいお前が遠慮するような殊勝な性格だったなんて、俺は知ら
ないぞ」
「お義父さん。それ余計よ」
 平和な家族の団欒。だけど、悪魔は音もなく忍び寄ってくるものだということを、私は
すぐに思い知らされることになった。そう、すぐに。
 



 ピンポーン。
「誰だろ?」
 沙羅が呟く。そのまま玄関に向かおうとするが、秋香菜がそれを制した。
「いいよ、私の方が近いから」
 そう言って、玄関に向かう。私はその背中を見ながら、武に話しかける。
「ねえ、凄く嫌な予感がするんだけど…」
「奇遇だな。俺もだ」
「僕も」
「私も」
 さすがね。こんな時でも心は一つ。Lemuを乗り越えただけはあるわ、じゃなくて。これ
は、やっぱり…。
「あれ、でしょうね」
「ああ、十中八九な」
 そして。
「お母さん! なんで!」
 やっぱり。私は溜息を吐いた。
「なんでじゃないわよ。あんたが帰ってこないからでしょ。一人淋しく正月を過ごせって
言うの」
「う、それは…」
 嘘ね。正月過ごす方法など、優ならいくらでも思いつきそうなものよ。察するに、また
リベンジを考えてきたのね。武も同じ結論に達したみたいね。げんなりとした表情を浮か
べてる。優のやり口は件の人生ゲーム以来、徐々に悪質になってきているので、その気持
ちはよく解るわ。でも安心して、武。あなたは私が守るから。
 そこまで考えた時。
「はーい、倉成。あけましておめでとう」
 悪魔が一匹、我々の安息を乱すために現れた。
 田中優美清春香菜。現世の魔王。地獄の皇帝。欲望の神。これでもまだその本質を表し
てるとは言い難いわね。今回はどういう手で来るの。カーブ。フォーク。それともスライ
ダーかしら?
「ねえ、倉成。お正月はやっぱり宴会よね。良いお酒が手に入ったのよ」
 直球ど真ん中。どうやら小細工は止めたらしい。でもね、優。そのお酒あからさまに怪
しいわ。パーフェクトの直感、舐めないでくれる。
「ありがとう、優。遠慮なく頂いておくわ。けど、見ての通りお酒は今足りてるの。だか
ら、これは明日にでも頂くわ」
 よし、完璧ね。これで、最悪の事態は未然に防がれる筈よ。だが、
「ええ! そんな…。せっかく皆で飲もうともってきたのに。それなのに、要らないなん
て…」
「要らないとは言ってないでしょ。ただ、今は他のお酒が十分にあるからそれで良いじゃ
ないって言ってるの。宴会ならそれで良いじゃない」
「でも、折角みんなで飲もうと思って手に入れたのよ。それなのに…。う、うう」
 目に涙をためる優。
 前言撤回!
 今回も小細工はバッチリだわ。実年齢、五十に届こうかって女が普通する! 泣き落と
しなんて。けど、武に対してはこれが案外効果的。さらには皆で飲もうと思って、こうい
う皆のために的な台詞に武は弱い。憎たらしい位、計算された作戦。
「なあ、つぐみ」
「だめよ、武。あなた、無事にお正月を乗り切りたいでしょう?」
「そりゃそうだが、優が…」
 小声で会話をしながら、未だ沈み込んだ−フリを続けている−優を見やって、口ごもる

 やっぱり騙されてる。ねえ、武。いい加減に学習しなさいよ。彼女がこれぐらいで泣く
ような女だと思うの?
 結局、優の涙−もちろん嘘泣き−に騙された武の一言で、優持参のお酒の封が切られる
事となった。




「それじゃあ、注ぐわね」
 泣きやんだ−しつこいけど、これもフリだけ−優は途端に笑顔になる。そりゃあそうよ
ね。最初から泣いてなかったんだもの。
 とにかく満面の笑顔で、みんなの杯にその田中酒−命名した−を注いでいく。全員の杯
につぎ終わった所で、それを高く掲げた。
「それじゃあ、今年もいい年になるように。かんぱーい」
 私にとっては出だしから最悪のスタートよ、優。
 半ば諦めながら、私は心の中で呟いた。




「む、つぐみ。あんた随分、料理上手くなったじゃないの」
「何年主婦やってると思ってるのよ。少しは進歩するわよ」
 とりとめもない会話が交わされる。宴たけなわとはこのことだろう。美味と美酒。この
二つがあれば、そこは一瞬にして天国に変わるという。
 そう。田中酒は美味しかった。今まで飲んだどんなお酒よりも、美味しいのだ。そして
未だに何も起きない。
 どういう事かしら? まさかほんとに良いお酒が手に入っただけ…。いえ、それはない
わね。だって、私の感はまだ告げてるもの。この液体は危険だって。
 一体何を企んでるの、優?
「あ、ホクト。グラス空いてるわよ」
 そう言って、秋香菜が田中酒を注ぐ。何も起こらないこの状態に、彼女はすっかり警戒
を解いたようだ。
「ああ、それぐらいで良いよ。僕はあまり強くないから」
「情けないわねえ。男なら一升瓶の一本や二本、グッと空けて見せなさいよ」
「無茶言うなよ」
「そうでござる。お兄ちゃんは酒飲みとは違うでござるよ。先輩と違って」
「だあれが酒飲みよ。ていうか、いい加減私の事、姉さんって呼びなさいよ」
「嫌でござる」
 何時までも学生気分ね、あの子達は。でもあれだけ元気って事は特にお酒の影響はない
って事か…。という事はやはり武だけを狙って? でも、お酒なんて不特定な数の人間が
飲むものを使って、武だけを標的にするなんて…。
 そこまで考えた時、気がついた。田中酒が配られてから、武が一言も発していない事に

「武」
 思わず振り向き呼びかける。そこには。
「・・・・・・・・・・・・・」
 うなだれてピクリとも動かない武がいた。
 やられた。やっぱり何を言われても、飲ませるんじゃなかった。今更、後の祭りね。苦
々しい顔で優の方を向きやる。そこには。
 魔王が一匹、勝ち誇った顔をして佇んでいた。
「優…」
「なあに、つぐみ?」
「あのお酒は何?」
「良いお酒よ。ただし私が作ったんだけど」
「武を酔い潰しただけじゃない」
「ええ、そうね。本当はね、あなたも酔い潰すつもりだったのよ。あの中にはね、キノコ
の成分も入ってるのよ」
「キノコ?」
「ある種のキノコは、お酒との組み合わせが害になる事は知ってるわよね。これはそれを
利用したお酒でね。一時的な急性アルコール中毒を呼び起こすの。但し、パーフェクトキ
ュレイに対してだけね」
「つまり武と私に対してだけって事ね」
「そうよ。どういう理論かは省くけど、本当ならあなた達を酔い潰して倉成だけさらって
いくつもりだったのよね。その為に、少し離れた場所には車を待機させてあるしね」
「でも失敗ね。さすがに二十九回も繰り返せば警戒すると思わない」
「そうね」
「失敗を悟ったんなら、さっさと消えてくれないかしら? 武を介抱しなければならない
し。ああ、それだけはお礼を言っとくわね。武を優しく世話する機会を作ってくれて有難
う」
「じゃあ、御礼に倉成いただけるかしら」
「優、寝言はね、寝てる時に言うから寝言なの。起きてる時に言えばそれは戯れ言よ」
「ふふふふふふふふふ」
「ほほほほほほほほほ」
 まさに一触即発。今にも、殴り合いが始まりそうな雰囲気に子供達は既に部屋の隅に待
避していた。
 だが、お互いに一歩を踏み出したその瞬間。それが目を覚ました。




「う、むーん」
 今までピクリとも動かなかった武が、身じろぎする。どうやら目覚めたみたいね。
「大丈夫、武?」
 優しく問いかけるが、無反応。よく見るとその表情もいつもより険しく、尋常じゃない
。「優、ちょっと様子が変よ」
「まだ意識がはっきりしないだけじゃないの」
 随分と投げやりね。誰のせいだと思ってるわけ。
 優への苛立ちを心の中に留め、もう一度武に向き直る。再び呼びかけようとした時、武
が先に口を開いた。
「優」
 あからさまに不機嫌な声。武、ひょっとして、怒ってる。度重なる行為についに堪忍袋
の緒が切れたのだろうか。だが、その後に発せられた言葉は予想外、いえ想像外の物だっ
た。
「けっ! 貧相な体しやがって」
 ドオォォォォォン!
 そんな効果音が辺りに響き渡ったような気がした。武、今…なんて。
「そんな貧弱な体で人を誘惑しようってのか、笑わせんじゃねえよ」
 優の体が小刻みに震える。顔が真っ赤に染まる。怒ったわね。
「なん、ですってえ…。倉成ぃ、もういっぺん言ってみなさいよ!」
「おう、何度でも言ってやるぜ。そんなお子さまにも勝てねえ様な、まな板体型してっか
らいつまで経っても男が寄りつかねえって言ったんだよ! わかったか、このどんよりマ
ッドサイエンティストが!」
 ガーン! ガーン! ガーン!
 再び鳴り響く効果音と共に、優が崩れ落ちる。痛恨の一撃、敢えなく死亡。って所かし
ら。って、冷静に分析してる場合じゃなくて。いったい何なの、武のあの変貌ぶりは。
「パパ、どうなっちゃったの?」
「いよう、マイドーゥタァー。元気かーい」
「え、あ、うん。げ、元気だけど…」
「そりゃあ、結構。人間健康が一番。体が健康なら言う事なし! 結構、結構、コケコッ
コー! ぎゃははははははは!」
 あっけにとられた沙羅を後目に、武は一人まるでココが乗り移ったかのような馬鹿笑い
を続けている。
「でもな、沙羅。毎日毎日パソコンに向かい合うだけの生活、てのはいただけないぞ。そ
んな事をしてるとオタクやヒッキーと間違えられて、あそこでのびてる貧乳ぼんぼりサイ
エンティストみたいに嫁にいけなくなっちまうからなあ! パパはマイドーターが行かず
後家なんてのは嫌だぜえ! はははははははは!」
 さりげなく追い打ち喰らってるわ、優。て言うか、さっきと呼び方違うし。ぼんぼりっ
て何よ、ぼんぼりって。
 まあ、それはどうでもいいわ。それより問題は武よ、武。この状態誰がどう見ても普通
じゃないわ。原因は明らかに田中酒ね。
「ちょっと優! あのお酒いったい何のキノコ使ったのよ! どうやったらあそこまで武
が壊れるのよ」
「ナイチチ、マナイタ、オコサマ、アハハハハハ」
「ちょっと、優。呆けてる場合じゃないわよ。責任とりなさいよ!」
 胸ぐらをつかみ揺するが、優は未だに向こうの世界から帰ってこない。
「胸が小さいって言われたぐらいで情けないわね、全く」
「その発言はさすがにどうかと思うけど…」
「秋香菜、何のキノコを使ったかあなたは知らない?」
「わかんない。けど、本当にキノコのせいなの、これ? キノコでこんなになる、普通?
まるで性格が反対よ」
 確かにそうね。そんなキノコ聞いた事もないわ。原因は他にあるのかしら?
「セイカクハンテンダケ」
 沙羅がぽつりと呟いた。
「何ですって」
「セイカクハンテンダケ。北陸地方のとあるお屋敷の中にだけ存在する、幻のキノコらし
いの。食べると約二十四時間、性格が正反対になるって言うんだけど…」
 何なの、その巫山戯たキノコは。でも多分、それが原因でしょうね。症状が合致するも
の。
「全く、そんなものどうやって手に入れたのよ。優は!」
 苛立った所で事態は回復しない。こうなったら、今日一日、武を監禁して…。あら、
「ねえ、武は?」
「いないわね」
「そう言えばお兄ちゃんもいないね」
 バタン!
 その時、恐怖の音が響いた。今のは紛れもなく…、
「玄関の音、だよね」
「まさか、外に」
「嘘、でしょ」
 いやああああああ! 今の武を外に出したら、どうなるか。私達は慌てて後を追った。





「ア、ハッピーニューイヤー! はっはっはっは!」
 訳の分からないポーズを取りながら、大声で喚く武を追いかける。武の左側には、ホク
トが引きずられるように抱えられていた。
「いいかあ、マイサンよ。男はなあ、惚れた女を守ってこそ男だ。つまりだなあ…」
 もう止めて、武。今ならまだ間に合うわ、恥をさらさずに済むのよ。けど、その願いも
むなしく、前方に或る幟が見えてきた。そこには、
『町内絶叫大会。熱い思いをぶつけよう!』
 ・・・・・・・・・・・なんで、この時期にそんなイベントやってるのよ! 普通、年末にするで
しょうそういうのは!
 武は迷うことなくそこに向かっていく。それを阻止しようと、全力で追いかけるが…。
「さあ、みんなあ。ニューヨークへ行きたいかあ!」
 遅かった。
「この街もすてたもんじゃあねえよなあ、正月からこんな熱いイベントやってるなんてよ
お! 最高だぜ、ハゲ市長!」
 もうやめてえ! お願いします、神様。どうか武を止めてください。私は生まれて初め
て神に祈った。が、神は無情だった。
「さあ、まずは町内の男共お! 手前らには覇気がねえ! いいか、嫁の尻に敷かれるの
はかまわねえ。が、尻に敷かれるんだったら堂々と敷かれろ、コラア!」
 ウオオオオオオオオオオ!
 こんな意味不明な雄叫びで、どうしてヒートアップ出来るの? 疑問を後目に、武の叫
びは続く。
「それからあ! いじいじと心の中に自分の気持ちを留めるな! きっちりと伝えろや、
コラア! 俺が見本を見せてやる。よーく見とけよ、テメエら!」
 武は思いっきり息を吸って。
「つぐみー! アイ ラブ ユウウ! 愛してるぜ、べいべー!」
 ウオオオオオオオオオオ!
「どこだー! つぐみー! いるんだろー! ここに来いよー!」
 いやよ! そんな恥ずかしいじゃない。けど、神はやはり無情だった。
「みなさーん、そこの所にいる髪の長い美人が私の奥さんでーす! はい、拍手ぅ! ど
うだテメエら、美人だろうが、うらやましいかコラア!」
 ウオオオオオオオオオオ!
 意味不明の雄叫びと共に、私は舞台に引っ張り上げられる。ああ、こんな大舞台で恥を
…。
 実際の所、観客は三桁に達していなかったのだが、それでも恥ずかしい物は恥ずかしい
。「よーし、テメエら。いいかあ、言葉の次は行動だ。しっかりと相手の目を見ていくん
だ。そうすりゃ、相手はメロメロだ。わかったかあ、コラア! よーし、それじゃあ今回
も俺が手本を見せてやる。よーく見とけよ、テメエら!」
 がっ!
 武が私の肩をつかむ。そのまま、ゆっくりと顔を…。
「ちょ、ちょっと、武。こ、こんな公衆の面前で…」
 ますます顔が近付く。顔だけでなく、体も密着する。
「た、武…」
 そして。
 ドサッ!
 押し倒された。さ、さすがにこれは…。
「た、武、やめて。み、みんな見てるじゃない。ちょっと…」
 もがくが、がっちりと固められて動けない。ちょっと、本気なの? 司会は何してるの
よ。早く止めなさいよ。
「ちょっと武、いい加減に…」
 グウ。
「え?」
「グウ、グウ」
 寝てる。な、なによそれ。
「武の、馬鹿あー!」
 結局絶叫大会で優勝したのは、私のこの叫び声だった。




「全く酷い目にあったわ。優もなんて物を開発してくれたのかしら」
 自宅に戻り愚痴る。その優は、未だショックから立ち直っていなかった。
「これなら、まだ直接的攻撃の方がましよ。ホントに」
「これに懲りて止めてくれると良いんだけど」
「沙羅、それは望むだけ無駄よ」
 これは天災みたいな物だから。そう言いかけて止めた。天災は諦めがつくが、優のこれ
は諦めがつかない。天災よりたちが悪いという事ね。
「うーん」
「目が覚めたみたいね」
「うお、目が回る」
「気分はどう」
「まるで二日酔いだ。俺、そんなに飲んだのか」
「覚えてないの?」
「なにが? 何かあったのか」
 軽く溜息をつく。そして僅かだが神に感謝した。武が一連を覚えていない事に。
「何でもないわ。ちょっと飲み過ぎて酔いつぶれただけよ」
「そうか、それより…」
 武はちらりと、優に視線を走らせ、
「優は何で燃え尽きてるんだ?」
 私はクスリと微笑み一言、
「飲み過ぎたのよ」




第二十九回倉成武争奪戦勝敗表

田中優美清春香菜
自爆による精神ダメージ大のためKO

倉成月海
恥ずかしさに耐えかろうじて勝利

fin




                         後書き

 まず、女性読者の皆様。私は、女性の魅力を胸の大小で決まる物とは考えておらず、従
って本作の中でそれらを題材にした行がありますが、全て創作上の物であり、何ら偏見に
基づく物ではない事を言明しておきます。ですので、この件に関して名誉毀損等で訴訟等
を起こされないよう、お願いいたします。
 さて、謝った所で、史上初の武壊れSS。更につぐみ一人称。いや、女性の一人称は難
しいですね。
 今回のSS、とある方の一言で武を壊す事にしましたが、武だけ壊すのは難しいですね
。武以外はあまり壊さない方向で行きましたので、少々物足りないかもしれませんが、そ
の場合は御容赦下さいませ。
 それにしても、やってしまった後で言うのも何なんですが、よそのゲームからネタ引っ
張ってしまいました。解る人は解るので、何やってるんだこいつは、という感じで流して
いただけると幸いです。
 それでは、この辺りで。感想等いただけると大変嬉しく思います。
 最後になりますが、お読み頂いた読者諸卿、並びに拙作をお受け取り頂いた明さんに、
感謝を。

                                            魔神 霊一郎


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