本作はミニコントですが、オリジナル性を帯びたネタがいくつかあります。ご了承くだ

さい(僕の作品のネタばれはありません)。

 

 

ミニコント十本勝負

独走編

制作者 美綾

 

 

【異常にして正常】

沙:人が産み出した人工知能……不老不死の美少女……生粋の研究者……。

武:……?

沙:何で、パパを好きな人は SFっぽいのでござるか?

武:俺が知るかよ……。

 

【優性遺伝】

三:年上の知性派お姉さん……気が強い双子の妹……快活な部活の後輩……。

ホ:……?

三:何で、お前を好いてる奴は、こうラブコメチックなんだ?

ホ:……ぼくに言われても……。

 

【十五歳】

七:あぁ!! 三島先輩!! 何、油売ってるんですか!! 堕落で怠惰で堕して

 ますよ!!

三:お、おぅ。

ホ:……ねえ、七草ちゃんってさぁ……。

川:……はい?

七:沙羅先輩! 何で天井に張り付いてるんですか!! 忍者ごっこは、部活が終了して

 終結して終焉してからにして下さい!!

沙:……ニンニン。

ホ:……ボキャブラリー多いよね。

川:……はぁ。

 

【最強無比】

沙:ナナ〜。そのパソコン、ちょっと借りていい?

七:あ、はい。何するんです?

沙:クラッキング。

七:……はい?

沙:お兄ちゃんにテスト結果の改竄頼まれちゃって。

七:はぁ……バレないようにお願いしますね。

 

【手当たり次第】

三:笹山! 俺と付き合ってくれ!!

七:……ちょっと良いですか? 三島先輩の演技、何て言うか、生々し過ぎるんです

 けど……。

三:おう! 実体験に基づいてるからな。

ホ:……少しは否定しようよ……。

 

【今時の男子高生】

栗:……。

川:……。

栗:……。

川:……。

栗:……はぁ。お茶が美味しいですね。

川:……はい。

 

【禁断の果実?】

武:なあ、桑古木……重大な話があるんだが……。

桑:な、何だよ……改まって……。

武:……実はな……。

桑:あぁ……?

武:最近、俺、この作者の作品で扱い悪いんだよ!!

桑:知るか、んなこと!! 大体、なんで俺に言うんだよ!?

武:お前以外にこの悲しみを分かち合える奴がいるかよ!!

桑:……(ブチッ)。

 

【神経性胃潰瘍】

七:沙羅先輩! 何でいつも倉成先輩とベタベタでベトベトでグチュグチュなんで

 すか!!

三:……ちょっと卑猥だな。

七:!! 三島先輩!! そういうことを考える三島先輩が卑猥で淫猥で猥褻ですよ!!

ホ:ま、まあ、みんな落ち着いて……。

沙:そうだよ。仲良きことは美しきこと哉、だよ。

七:ああぁ!! 何で倉成先輩の右腕に頬擦りしてるんですかぁ!!

三:いいぞ、沙羅ちゃん。もっとやってやれ〜。

川:……大変ですね。

栗:……もう慣れたよ。

 

【規則は破るためにある】

七:――って、部長言ってたんですよ。

ホ:ふーん、そうなんだ。

七:ああぁ!? 何で突っ込み無いんですか!? それって校則違反ですよ!!

ホ:え? こ、校則?

七:見て下さい。生徒手帳にも『ボケに対しては状況に応じた適切な突っ込みをすること

 が望ましい』って書いてあります。

ホ:……どんな学校なの……ここ……。

 

【十五歳 その二】

川:雨……母なる海を産み出した始原の祖……そしてその母より産まれ出た子供達……

 我々と同じ存在……。

ホ:……。

川:雨……海より産まれ、大地に染み込み、年月を経ても又、海へと還る……その様は

 輪廻転生を繰り返し流転を続ける我々を模しているのか、或いは我々が模しているの

 か……。

ホ:……。

川:……何か?

ホ:……ううん……。

 

 

 

  後書き

 息抜きのつもりが、かなり本気になっちゃいました w

 二十本はしんどかったです〜。ほとんど絞り出したネタですからね。また、

当分お休みかもです w

 

 当初は数が増えても、一本の作品で行くつもりだったんです(ミニコント

十七本勝負とか w)。だけど、オリジナル抜きでも通じるネタが結構ある

なぁ、と思った結果、『僕の作品を読んでない人にも読めるな〜』と、物書き

魂に火が点いて分けました。まあ、僕の作品を読んでない方は、この後書き、

読んでないんでしょうけど w

 

 実は Ver.2には数ヶ月も前に書いたネタがいくつかあります、唯、順番は

シャッフルしてるので、どれがそうかは秘密です w

 

 独走編は、まぁ、予想通りと言うか何というか、演劇部が主体ですね〜。

本当に独りで突っ走ってます。【異常にして正常】は、こっちじゃ無いよう

に見えるかもしれませんが、【優性遺伝】と繋がってるので(一応確認です)。

 

 ミニコントで文庫本を作るとしたら、何本要るのかと、バカなことを考え

たんですが、一頁二本としても、二百五十頁で五百本……『……無理ッス』。

コストパフォーマンス悪いなぁ w

 

 ではでは〜。コメディ、ギャグと続いたので、次は、ちょっとシリアス系に

なるんですかね〜(私的予想)。まあ、何を書こうが、ボケゼロは有り得ない

のが僕ですが w

 

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