<空視点> 倉成さんと小町さんが結婚してから1ヶ月が過ぎました・・・・・ 2034年の5月7日に倉成さんがIBFから戻ってきたときにこの気持ちをお伝えしようと思っていたのですが・・・ お二人の子供と奥さんに囲まれそれどころではない上に、伝えるチャンスがあったにもかかわらず顔を見た瞬間勇気が足りず 伝えることができませんでした・・・・・・・ものすごく後悔してます・・・・・ そして6月1日に入籍を済まし、そのまま結婚してしまいました・・・・ 結婚式に呼ばれ、祝福をしてあきらめようと思いましたが小町さんと倉成さんがいちゃいちゃしているのを見ていると だんだん怒りがこみ上げてきてしまい、隣にいた田中先生と協力し倉成さん奪還を図りましたが失敗しました・・・・ 戦いはあっけなく終わりそのときに小町さんは 「私から武を奪えると思っているの?」 と私たちに対し宣戦布告をしてきたのです・・・・!!(このセリフに対し会場の人々は何故かおびえていました・・) ああ、思い出しただけでも怒りがこみ上げてきました・・・・・ そのとき私は決めたのです、倉成さんを小町さんから奪いこの恋を実らせて見せると!! |
恋愛成就? チョコシュー |
いつものように先生のアシスタントをする日々・・・ああ、倉成さんとデートに行きたい・・・・・ 空「田中先生、コーヒーが入りましたよ」 この気持ちを悟られないように仮面をかぶりコーヒーを渡します。 気づかれたら最後、多分私は海の底に沈められるでしょう・・・・「倉成は私のものよ!!!!」とか言いながら・・・・ 春「ありがと、空」 先生が、キーボードに手を置かず、モニターをずっと見つめています 空「何なさってるんですか先生」 春「盗聴♪&盗撮♪」 空「?!!!」 あわててパソコンのモニターを見るとそこには倉成さんと小町さんの姿が見えました・・・ 空「先生これは?!」 春「ふふふ、こんなこともあろうかと用意したマンションに隠しマイクとカメラを仕掛けておいたの♪」 空「「おいたの♪」ってそれ犯罪ですよ先生・・・」 春「いいの、ばれたらばれたで警察なんか簡単に黙らせられるし♪」 空「そういう問題なのでしょうか・・・・・」 春「問題なの♪・・・・・・・・!!!!」 先生の形相がもう絵では表現できないくらい恐ろしい顔をしながらモニターをにらみつけ始めたので 何かと思い私もモニターを見てみると、なぜ先生が恐ろしい顔になったのかすぐにわかりました・・・ 武「かわいいな、つぐみは」 つ「や、やめてよ武・・」 そこには、いちゃいちゃしている倉成さんと小町さんの二人の姿が映っていました・・・・!! 武「ほんと、食べちゃいたいくらいだ」 つ「どうせチャミのこといってるんでしょ・・(赤面)」 武「いやいや、つぐみのことを言っているのさ」 つ「やめてってば武・・・・(さらに赤面)」 ほんと、見れば見るほど怒りがこみ上げてくるいちゃつきぶりですね・・・・!! 春「ほんと、むかつくわね・・・!!!」 ぴき! と先生が持っていたマウスに亀裂が入りました・・・先生・・握力いくつですか?・・・・ 春「ちょっと出てくるわ・・・!!」 空「い、いってらっしゃいませ・・・・」 先生がどこへ行ったのかなんてのは聞かなくてもお分かりだと思います・・・ 先生、そのお気持ち、よーくわかります・・・・・ 空「それはそれで面白そうなので見物させてもらうとしましょう♪」 私は先生が座っていた椅子に座りモニターを見ることにしました。 武「つぐみ・・・」 つ「武・・・」 そこにはなんと見物客がいるとも知らずにキ、キ、キスをする二人の姿が見えます!! 春「こんにちはー♪」 そこへ絶妙なタイミングで田中先生がインターホンを鳴らしました。 この研究所から倉成さんの家は戦闘機を使っても30分時間以上かかるはずなのですが・・・・・・・・・・ 倉成さんと小町さんがあわてて離れる姿がモニター映し出されています。 どうやって行ったかは知りませんが邪魔できたようなのでナイスです!先生! つ「ち!・・・・・はーい、って優!どうしたの?!」 春「いやーちょっと近くを通りかかったものだから♪」 つ「まあいいわ、あが・・・・」 武「お、優じゃん結婚式以来じゃ・・・」 春「く〜ら〜な〜り〜♪」 武「おわー!!!」 は!!田中先生がく、く、くく、倉成さんに抱きつきかかりました!!! 田中先生・・・・帰ったら怖いですよ? っと、その心配は要らないみたいですね、小町さんが二人の後ろで不気味なオーラを発していますから。 武「やめろ!優!!」 春「ど〜して〜?」 武「後ろ!後ろ!!」 春「な〜・・・・」 小町さんはそのまま先生に有無を言わさずにボディーブローを叩き込み、一撃の名の下に沈めた後 ついでに制裁といわんばかりに倉成さんにも同じくボディーブローを叩き込みました・・・・・・ 武「ぐはぁ!」 倉成さんが、パソコンのモニターの中で悶絶してます。それに「ぐはぁ!」って・・さすが私の師匠です・・ 私に乗り換えればそんな危険は絶対にありえないのに。 (ソウデモナイキガスルゾ・・・)・・・・? 武「つぐみ!!なにをしやがる!!」 つ「ふん!!」 これ以上見ていたら、この部屋の惨劇を目に焼き付けてしまい眠れなくなってしまいそう・・・・ と思い、パソコンをシャットダウンさせようとしたら・・・ 桑「なにやってんだ空?」 空「?、きゃ!!」 桑古木さんがいきなり後ろにいたんですからびっくりしました・・・・ 空「・・・・・・・・・」 桑「・・・・・・・・・」 空「い、いらっしゃいませー。ご注文をどうぞw・・・」 私は、倉成先生から教わった『ぼけ』というものでこの場をごまかそうとしました。 桑「なんでやねん!!(スパン!!)挙句の果てには無理やりすぎるわ!!」 どこからか出したハリセンで、頭をたたかれてしましました・・・・これが『ないすつっこみ』なのでしょうか・・・ 空「はうー・・どこから出したんですか、そのハリセン。」 桑「聞くな、聞いちゃいけない。」 空「は、はあ・・・・」 桑「で、何してたんだ?」 空「・・・・言わなきゃ駄目ですか?」 桑「駄目」 空「・・・先生いわく『盗聴♪&盗撮♪』・・だそうです・・」 桑「・・何考えてんだあいつ・・」 空「さ、さあ・・・・・・(目をそらしつつ)」 桑「まあ、あいつが何考えてんのかわからないのは今に始まったことじゃないしな。」 空「それはそうと桑古木さんはどうなさったのですか?」 桑「いや、あいつに頼まれた仕事が片付いたからもってきただけなんだが・・・いないみたいだな。」 空「ええ、出かけていきましたよ」 桑「あいつめ・・人に仕事を押し付けてトンズラこきやがったか・・」 なぜ出て行ったのか知っているのですが・・・言わないでおきましょう。 桑「まあいいや、じゃあ俺まだ仕事あるから。」 空「がんばってくださいね。」 私も仕事がちょっと残っているのを思いだし、倉成さんをどうやったら奪還できるかを考えながら仕事を再開しました。 <その日の夜> 秋「へー・・・・そんなことがあったんだ・・・・お母さんも懲りないね・・いやほんとに。」 私は、今日あったことを秋香菜さんに話してみました。「さすがに、今頃になって恐怖の大王が落ちてきたかのような 激しすぎる戦闘を繰り広げるあの二人に家を毎度毎度破壊されるのはいやだ!!!!いやすぎる!!!!!」と 倉成さんからメールが届いたのです。それでどうにか止める方法が無いかと思い秋香菜さんに相談をしているところなのです。 でも秋香奈さんも、ホクトさんを好きになる人(例を挙げるのであれば沙羅さんですね・・)がいたら同じことをしそうです・・ ちなみに、あの後パソコンをまた起動させてみたところ監視カメラと盗聴器が破壊されていたらしく、部屋の様子がわかりませんでした。 想像ですが、きっと部屋は見るも無残な事になっているのでしょう・・・・ 空「何か良い方法は無いでしょうか?」 秋「無いと思うよ・・・あったとしたらあの二人のどちらかが死ぬことぐらいだね・・」 空「それはありえませんね・・・なんせお二人ともキュレイですから・・・」 そう言って、どうすればいいか考えていると 春「ただいまー」 どうやら田中先生が帰ってきてしまったようです。あれだけの惨劇を繰り広げておいて傷ひとつ無いとは・・・ 春「何話してたのー?」 秋「ナニモハナシテナイヨ?」 春「ふーん・・・そうなの空?」 空「ええ、秋香奈さんの仰っている通りですよ。」 春「空がそういうのだからそうなんでしょ。お風呂入ってくるね」 秋「ふぅ。じゃあ、私はレポート書いてるから」 空「はーい」 私は、明日の仕事をしておこうと部屋へ戻ろうとしたとき 「ピー、ピー、ピー」 春「そらー、電話に(電話なのか?という突っ込み禁止!)出てくれるー?」 空「わかりましたー」 そういって私は受話器をとり相手と通話を始めました。 空「もしもし、田中ですが」 武「おー、空か。」 空「く、く・・・・・!!!」 私はあわてて口を押さえて倉成さんの名前をいわないようにしました。 春「そらー、電話だれからー?」 空「間違い電話みたいですー」 ここで倉成さんの名前を出せば、確実にバスルームから飛び出し私の手の中にある受話器を奪い、倉成さんと話し始めるでしょう・・ そうはいきません、こちらだって倉成さんとお話したいのですから。 武「そらー、どうした?」 空「いえ、何でもありません(汗」 武「そうか。優いるか?」 空「いえ、今はいません。伝言なら伝えて起きましょうか?」 武「いや、いいや。急ぎじゃないし。あ、そうだ。空、今週の日曜暇か?」 空「ドキン!)な、な、何でしょうか」 武「いや、遊園地のチケットが手に入ったから行かないか?家族で行こうとしたらつぐみは『仕事を入れてしまった』て言うし ホクトと沙羅は『部活があるからいけない』て言って、しかも今週の日曜までだって言うからもったいないから・・」 空「行きます!!ぜひ行かせてください!!」 武「あ、ああ・・わかった・・じゃあ、待ち合わせとかはあとでメールする」 空「わかりました♪」 武「じゃあな。」 空「おやすみなさいw」 ガチャン、受話器を置くと私はすばやく、そして静かに部屋へ戻り手を合わせました。 空「倉成さんとデートです・・!!こんな嬉しいことは倉成さんと出会えてことくらいに嬉しいかもしれません・・・!!」 しかし、浮かれるのもつかの間・・ 春「そらー、お風呂でたよー」 空「・・・・・ハーイ・・」 あまりの嬉しさに、解決しなければならない問題を忘れてました・・・ 空「とりあえず、お風呂に入りながら考えましょう・・・」 ざっばん!私がお湯の中に身を沈めるとお湯が私の体積分だけ浴槽の外へと流れていきます・・ さて・・・・私と倉成さんとのデートを完璧にそしてだれにも知れずに成功へと導くためには問題が山積みです・・ 1)小町さん、田中先生をどうやって足止めしておくか・・ 2)このデートの内容を知りそうな人をどうやって口止めしておくか・・ そして、一番重要なのが・・・・・ 3)どうすれば、倉成さんと・・・・・・PI---ができるか・・・(ごめんなさいごめんなさい!!!!) この三つの問題を解決さえしてしまえば、こちらのものですw それだけに、一番難しい課題です・・・ 空「どうしましょう・・・・」 考え始めても、その場で予測もしないことなどよく起こります。これ以上考えても無駄でしょう、 私のできることをすべてやりつくすしかありません! 空「よし!」 私は、お風呂から上がると さっそくPDAを取り出し、倉成さんへメールを打ちました。 あとは、日曜日を待つばかり。あまりの嬉しさに私は日曜日までの夜を眠ることができませんでした。 <倉成さんとデートの日w> 待ち合わせの時間まであと15分、待ち合わせは早めに来るのが常識ですw 私は、白のワンピース着て可愛いハンドバッグを持って、待ち合わせの場所に立っていますw 田中先生と小町さんには、もちろん内緒です。情報をリークしそうな人には口止めをしておきましたし、 念のため、田中先生には『倉成さんが、福引で当てた旅行券で沖縄へ行きましたよ』と言ったら案の定沖縄へ飛んでいきました。 そして小町さんには、倉成さんのほうから『今日、桑古木と飲みに行くから遅くなる。』と言ってもらいました。 もちろん、桑古木さん、ココさん、沙羅さん、ホクトさん、春香奈さんにも裏工作に参加してもらいました。 お金はかかりましたが、幸せを手に入れるためなら安い代償です。 武「おーい、空ー!」 空「倉成さん♪」 武「早いなー。もしかして結構待たせたとか」 空「いえ、ちょうどついたところですw」 武「んじゃ行こうか?」 空「はい♪」 そう言って私は倉成さんの手を握ろうとします。 武「ちょっと恥ずかしいな・・w」 空「私は気にしませんw」 二人は恋人のように、遊園地へと向かいました♪ 遊園地は、大人向けのアミューズメントパーク風になっていて、中にはかなり過激なものもあるそうです。 ここまでは順調です・・・このまま問題なく進むと良いのですが・・・・・ 武「空、どこか行きたいところあるか?」 空「そうですねー・・あ、この『ガンハザード』ってアトラクションに行ってみたいです」 このアトラクションについてはすでに調べておきました。係員から渡された銃で、ゾンビに見立てられたロボットを 打ち抜いていく、という倉成さんがすきそうなアトラクションです。ここで、どさくさに紛れて抱きつく計画になってますw 武「お、空もそう思うか。俺も行きたいと思っていたんだ」 空「じゃあ早く行きましょうw」 武「おいおい、引っ張るなー」 私は倉成さんの手を引き、アトラクションへと向かいましたw しかし・・・・ 武「なあ、空・・」 空「大誤算ですね・・・」 アトラクションの入り口には「整備中」と書かれた看板がおいてありました・・ 武「ほかのところに行くか・・」 空「はい・・」 しかし、どこもかしこもすべてのアトラクションは整備中の文字ばかり・・・今日は休業日ではないはずですが・・ それに、先ほどから人がいないような・・・・・・ は!!ま、まさか・・・・!!! 春&つぐみ『そのまさかよ!!』 ああ・・・落ちが見えてきました・・・ それよりどうやって私の心を・・・・? 空「田中先生・・沖縄へ行かれたのでは・・?それに小町さん・・仕事どうなさったのですか?」 春&つぐみ『そんな細かいことはどうでもいいの!』 武「つぐみ・・・仕事は細かいことなのか・・?」 つ「五月蝿い!」 倉成さんに小町さんの容赦ないボディーブローが入りました・・・私ももうすぐそちらへ行きます・・ 春&つぐみ『さあ、覚悟はいいわね?』 ああ・・・・ささやかな夢が・・・・ その後、この遊園地にはピクリとも動かない死体のようなものが残されました。 そして、命からがら家に帰るとPDAには「俺たちは何もやっていない!!!!!!」 と桑古木さんからメールが届きました。ホクトさん、沙羅さんからもメールが・・ 「今日も我が家は荒れそうです・・・・お願いだからもうお父さんたちを刺激しないでT T」 とメールが届きました。 しかしこのくらいでめげる私ではありません! ネバーギブアップでいつか必ず倉成さんを奪って見せます!!!!! |
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