真・女神転生SEVENTEEN
                              作 大根メロン


第十一話 ―レクイエム―




――2023年 1月7日 咲夜、12歳の冬――


「ヒーホー!」
1体の悪魔が、雪で敷き詰められた森の中をふよふよと漂っている。
青い帽子を被った、雪ダルマのような悪魔――イングランドの冬に現れる霜の精、妖精『ジャックフロスト』。
とはいっても、ここはイングランドではない。
天峰一族が隠れ里とする秘境――『久隠島(くおんじま)』。
結界により外界から遮断されたその島は、まさに天峰の聖域だった。
「フーちゃん、待ってくださいよ〜……」
10代前半の少年少女が4人、フーちゃんと呼ばれたそのジャックフロストを追う。
「ヒホ? もうちょっと急ぐんだホー!」
「うるさいバカ。俺達はお前と違って宙に浮いてる訳じゃねぇんだ。雪道ってのはな、凄く歩きにくいんだよ」
「ヒーホー! オイラはバカじゃないホー、幹弥(みきや)!!」
フーちゃんが少年少女の内の1人、幹弥に対して怒る。
だが外見が外見なので、まったく恐くない。
その後、フーちゃんは1人の少女の胸に飛び込んだ。
「ヒホー、麻里絵(まりえ)〜。幹弥がいじめるホー」
「よしよし、恐かったわね。でも大丈夫、フーちゃんは私がちゃんと護ってあげるから」
そう言って、麻里絵はフーちゃんの頭を撫でる。
「…まるで俺が悪いみたいじゃないか」
「どう考えても、悪いのは幹弥、あなたですよ」
「正樹(まさき)まで… 俺は当然の主張をしただけだぞ!」
「フーちゃんを苛める奴は、私が許さないわよ!」
「だから苛めてねぇ!!」
ギャーギャーと騒ぎ始める3人。
そしてその様子を、1人の少女が呆れたように見ている。
「…フーちゃん、あたし達は先に行きましょうか」
「ヒホ。そうするホー」
ふたりは3人を無視し、先に進み始めた。
3人はそれに気付き、
「あっ、待ちやがれ!!」
「ちょっと! 待ちなさいよ!!」
「ま、待ってくださいよ!!」
同時にその少女の名を呼んだ。
「咲夜!」



「にしても、ホントにいいのかぁ? 修行サボって遊んでて……」
「何よ、幹弥。もしかして、ビビっちゃってるわけ?」
「そうじゃねぇけどな、帰ったら里長の長〜い説教が待ってるぞ」
「そうですね… じゃあ、咲夜が『里長の娘』という権力を盾に無理矢理僕らを連れ出した事にしましょうか」
「正樹… この世に未練はありませんね……?」
「…はは、冗談ですよ」
「ヒーホー」
森の中で、雪合戦や雪ダルマ(フーちゃん似)を作ったりして遊んだ咲夜達。
彼女達は今、雪の上に寝転がっていた。
一族の中でも年が近い、咲夜、幹弥、麻里絵、正樹の4人は仲がよかった。
昔から、こうやって里を抜け出し森の中で遊ぶ事が多々あった。
そしてこの季節は、4人がもっとも好きな季節である。
理由は簡単。フーちゃんに会える季節だからだ。
「それにしたって、最近の里はピリピリしてるんだぜ? 説教も17倍増しくらいになるぞ」
「あたしもそう思います。例のライプリヒとかいう製薬会社のせいですよね」
最近起こった、天峰一族と抗争。それは咲夜達も聞いていた。
そして、この里に第187番部隊が差し向けられるかも知れない、という噂も。
「あたしが父さん――里長が聞いた話だと、その第187番部隊はたった4人だけの部隊らしいんですよ」
「4人? たった4人なの?」
麻里絵が首を傾げる。
「あたしもよくは知らないんですけどね。メンバーの4人の内、柊文華っていうのとアルバート・ビッグズっていうのは、数年前に壊滅した『FREAKS(フリークス)』という雇われテログループの元テロリスト、って話でしたけど……」
「僕はその2人の事、聞いた事がありますよ」
正樹が言った。
「アルバート・ビッグズは肉体改造狂で、どんどん身体を改造していったあげくに、今はもうサイボーグみたいになってるらしいですね。柊文華は… こっちは本物の化物ですよ。過去に彼女は3度自爆テロを行っているんですが、その全てから生還しているんです」
「信じられないわ… そんなの人間じゃないわよ……」
麻里絵が唖然としながら言う。
「他の2人の事は知ってるの?」
「ええ、少しなら。カリヤ・霧神・アーヴィングっていう古流剣術の達人と、百々凪庵遠っていうハーフデヴィルのサマナーらしいです」
「古流剣術の達人にデヴィルサマナーですか……」
咲夜が呟く。
「それに、彼等は全員がキュレイウイルスのキャリアらしいんですよ」
「キュレイウイルス? それって何ですか?」
「僕もよくは知らないんですが… 感染者に不死と驚異的な身体能力を与えるウイルスらしいんです」
「なっ……!?」
「…もう、完全に人知を超えてますよ」
誰も話さなくなった。
居心地の悪い沈黙が、咲夜達を包む。
「でも、まぁ……」
幹弥が立ち上がる。
「相手は所詮4人だ。里には咒者が何人もいるんだぜ。この間みたいに、また返り討ちにされるだけさ。って言うか、それ以前に本当に来るかどうかも分からんしな」
そしてそのまま雪球を作り、麻里絵に投げつけた。
「きゃっ!? 何すんのよ!?」
「雪合戦の第二ラウンドを始めようぜ! 今度は敗けねぇぞ!!」
「へぇ… いいじゃない」
「ふふ、今度も僕が勝たせて貰いますよ」
麻里絵と正樹も立ち上がり、雪球を作り始める。
だが、咲夜だけは、そこに寝転がったままだった。
「あたしはもう少しここでこうしてますよ。冷たくて気持ちがいいですし」
「じゃあ、オイラもここにいるホー」
フーちゃんも、ここに残るつもりらしい。
「そっか… じゃあ、俺らは向こうでやってるから」
「気が向いたら来なさいよー」
3人は森の向こうに去って行く。
そしてその姿は木々の中に消え、完全に咲夜の視界から消えた。
しばらく、咲夜とフーちゃんは空を見続けた。
「フーちゃん」
「ヒホ? 何だホー?」
「空って、大きいですよね」
咲夜の眼には、広大な青空が映っている。
どこまでもどこまでも続く、終わりのない空。
「そしてこの島の外にも、広くて大きい世界があるはずなんです」
「ヒホー?」
「フーちゃん、あたしは……」
咲夜は上体を起こす。
眼に映っているものが、空からフーちゃんに変わった。
「あたしは、この島から出たいんですよ」
「ヒホ? なら出ればいいホー。たしか海岸には船が……」
「でも海岸まで行くには、『浄土門(じょうどもん)』を通らなきゃいけないでしょう? あの門は鬼神『仁王(ニオウ)』が護ってますから… 今のあたしの力じゃ、どうやっても通れないんですよ」
そう言って、咲夜は少し笑った。
「いつか、あの仁王を斃してこの島を出る。それがあたしのユメなんです。まぁ、かなわぬユメかも知れませんが……」
「ヒホー……」
「フーちゃんにも、ユメはあるんですか?」
「ヒホ? オイラのユメは、ロシアでナポレオンやヒトラーの軍隊と戦ったあの『ジェネラル・ウインター』みたいな、カッコよくて強いフロストになる事だホー!」
「へぇ… そうなんですか。フーちゃんなら、きっとかなえる事が出来ますよ」
「咲夜のユメも、きっとかなうホー。…でも、咲夜がここからいなくなっちゃうのはちょっと寂しいホー……」
「ふふふ……」
咲夜はゆっくりと立ち上がる。
「さて、そろそろ雪合戦をしに行きましょうか」
「ヒホー。そうするホー」
咲夜とフーちゃんは幹弥達が向かった方向に歩き出した。
そうやってしばらく歩いた時、
「――!!!?」
咲夜は、不思議な感覚を感じた。
一言で言えば、それは嫌な予感。しかしこの時咲夜が感じたモノは、それよりもずっと不快なモノだった。
「…咲夜? どうしたホー?」
心臓の鼓動が速まり、咲夜の顔から汗が噴き出す。
身体中の血が、沸騰するかのようだった。
「…フーちゃん!! あたし、先に行きます!!!」
「ヒホ? どうしたんだホー!」
フーちゃんの言葉を最後まで聞かずに、咲夜は駆け出す。
草や雪を掻き分け、何度も転びながら幹弥達のもとに向かった。
「はぁ……はぁ……!」
そうやって、咲夜が数百メートル走った時、
「あ……」
幹弥達の姿が見えた。
彼らは少し広い場所で、言葉通り雪合戦をしている。
幹弥達は咲夜に気付き、彼女に声をかけようとした。
その時、それは起こった。

ドォオオ…ンッ……!!!!

咲夜の眼に映ったのは、赤い閃光。
咲夜の耳に届いたのは、激しい轟音。
斬撃の雨と無数の銃弾が降り注ぎ、凄まじい衝撃が空間に走る。
そして、次に咲夜が見たモノは――

「…あ、ぁあッ……!!!?」

――白い雪に広がる真っ赤な血と、ぐちゃぐちゃになった無数の肉片。
友人達の、変わり果てた姿だった。
咲夜は目の前で起こった事が理解出来なかった。
理解出来なかったはずなのに、眼からは涙が流れ、胃の中のものが逆流する。
心が、壊れそうだった。
「ふぅ、やれやれ… 命令とはいえ、子供まで殺すってのはさすがに気分が悪いな」
「…仕方有るまい。天峰一族を皆殺しにする事が今回の仕事だ」
2つの人影が現れる。
1人は、刀身が赤く不気味に輝く日本刀を持つ、黒いコートの男。
1人は、身体が金属で覆われ、手足が重火器付きの機械で出来ている巨大な男。

カリヤ・霧神・アーヴィング。
アルバート・ビッグズ。

「しっかし、浄土門を突破したのはいいけどさ、その里とやらはどこにあるんだ?」
「…だからこうしてその里を捜しているのだろう」
「……俺っち達が今やってる事って、もの凄く要領が悪いよな」
「…そうだな」
ほぼ無意識に咲夜は駆け出し、その場を離れて行った。



咲夜はいつのまにか、里まで戻ってきていた。
どこをどう走ったのかは覚えていない。ほとんど、身体が勝手に動いていた。
「咲夜ぁ〜!!」
怒鳴り声が響く。
咲夜の目の前には、天峰一族の里を治める里長――彼女の父親が、数人の里人と共に立っていた。
「またお前等は修行をサボって遊びに――」
里長は咲夜を叱り付けようとする。だがその時、咲夜の様子が尋常でない事に気付いた。
「…何だ? おい咲夜、何があった!? 他の連中は!? 幹弥達はどうしたんだ!!?」
「……ぁ…っあぁ……」
「咲夜!」

「その子以外の子供達は皆死んだよ。カリヤとアルバートが殺したみたいだからね」

何時の間にか、男が1人立っていた。
白ずくめの姿に、満月のような瞳を持つ男。
「お前… 何者だ?」
里長が問いかける。
その男は笑って、
「俺は百々凪庵遠。天峰一族の皆殺しを命じられた、第187番部隊の1人だよ」
と、答えた。
「――!!? 第187番部隊だと!!?」
緊張が走る。
庵遠は笑ったまま、咲夜を見ながら言った。
「ふふ、この広い久隠島のどこに里があるのか分からなくて困ってたんだけどね… カリヤとアルバートが教えてくれたよ。『里に向かってるらしい女の子がいるから、その子を見つけて尾ければ里まで辿り着けるはず』ってね」
「――!!!?」
咲夜の頭の中が真っ白になる。
「…あたしの、せいで……?」
「気にすんな、咲夜。お前のせいじゃない」
そう言って、里長は庵遠と対峙した。
「それに、こいつをここで倒しちまえばそれで済む事だしな」
「ふふ……」
「ガキ共の弔い合戦だ…! 覚悟は出来てるんだろうな!!?」
里長は取り出した12枚の形代に咒を込め、
「式神顕現、急急如律令…! 出でよ、『十二天将(ジュウニテンショウ)』!!」
12体の式を実体化させ、庵遠に向け放つ。
「やれ!!!」
そして、式達が庵遠の身を砕こうとした、その瞬間。
「…この程度の式で、俺を討てると思っているのかい?」
庵遠の右手の爪が剣のように変化し、式達をバラバラに斬り刻んだ。
「何!!?」
「『悪魔の爪』。人と悪魔の混血である俺の異能だよ」
庵遠はその爪を里長に向ける。
そして――

「終わりだ」

――爪が稲妻のような勢いで伸び、里長の身体を貫く。
誰の目にも明らかだった。庵遠の一撃は確実に、里長の左胸――心臓を捉えていた。
「…父…さん……?」
咲夜の視界一面が赤く染まる。
雪の白を塗り潰す、血飛沫の赤。
「父さぁぁああああん!!!?」
咲夜が泣きながら叫ぶ。
庵遠はそれを見ながら無慈悲に、
「いくら叫んでも無駄だよ。分かってると思うけど、即死だからね」
絶望の言葉を告げた。
「貴様ぁあ!!」
里人の1人が庵遠に跳びかかる。
庵遠は爪を一振りし、その里人の首を刎ねた。
「ふふ……」
そのまま左手で、首から下げている三日月型のペンダントに触れる。
すると、庵遠の目の前の空間にホログラムのディスプレイとキィボードが表示された。
庵遠はそれを操作し、
「召喚… 邪神『オーカス』、邪鬼『ヘカトンケイル』」

『SUMMON:OKAS』

『SUMMON:HECATONCHEIR』

2体の仲魔を召喚する。
豚の頭とコウモリの羽を持つローマの冥府の神と、50の頭と100の腕を持つギリシアの巨人。
「殺れ」
「咲夜、逃げろ!!」
庵遠が悪魔達に命ずると同時に、里人の誰かが叫ぶ。
咲夜はそこから逃げ出し、家に跳び込む。そして、地下室に隠れた。
外から、里人達の怒号や絶叫が聞こえてくる。それを聞きたくなくて、咲夜は両手で耳を塞ぐ。
震えながら、ただ時が過ぎてくれるのを待っていた。
その時。

ギシ…… ギシ……

咲夜の頭の上の木で出来た床板が、軋む音が聞こえた。
誰かが、家の中に入って来ている。
この状況でそれを里人の誰かだと考えるほど、咲夜は楽観的ではなかった。

ギシ…… ギシ……

咲夜は必死で息を殺す。
この地下室の事を気付かれたら、それで終わりだった。

ギシ…… ギシ……

しばらくするとその音は遠くなってゆく。そして、聞こえなくなった。
それに、さっきまで咲夜の耳に聞こえていた、里人達の声も聞こえなくなる。
戦いが終わったのかも知れない。咲夜はそう思った。
地下室にあった護身用のナイフを手に取る。そして、地下室から頭を出した。

「見つけましたよ〜」

咲夜の背後から、声。
「なるほど、地下室があったんですか〜。この家で人の気配がしたので捜してみたんですが… 気付きませんでしたよ〜」
咲夜の身体から力が抜ける。
もう、何も考える事が出来なかった。
咲夜はゆっくりと、後ろを振り向く。
そこには咲夜より少し年上くらいにしか見えない、少女の姿。
「初めまして、お嬢ちゃん。私は柊文華といいます〜」
咲夜は恐かった。絶望から生まれてくる、無限の恐怖。
反射的な行動だった。
恐怖から逃れるため、咲夜はナイフを文華の身体に突き刺した。
「ほへ〜?」
文華の間抜けな声。
噴き出した返り血を、咲夜はまともに浴びた。
「ふふ〜、なかなかの勇気ですが、このくらいじゃ不死の私は殺せません〜」
不死。
咲夜は正樹から聞いた、キュレイウイルスの事を思い出す。
「にしても、私の血を浴びちゃいましたね〜。これであなたも不死ですよ〜。でも、まぁ……」
文華は笑いながら、
「あなたはここで私が殺しますから、あんまり関係ないんですが〜」
そう言い、家から出た。
そしてその代わりに、何かを家に投げ込む。
「じゃ、死んでください〜♪」
それは、1個の手榴弾。
咲夜はもう全てを諦めた。
恐怖も消えていた。心が、何も感じなかった。
そしてそれが爆発する瞬間。

「ヒーホー!」

咲夜は、そんな声を聞いた気がした。

ドォオ…ンッ!!!!






「ううぅ…ん……?」
瓦礫の中で、咲夜は意識を取り戻した。
咲夜の身体は瓦礫のわずかな隙間に入っており、潰されてはいなかった。
「一体… 何が……?」
しばらく、咲夜は状況が理解出来なかった。
しかしすぐに思い出す。この里に起こった、悪夢のような出来事を。
「そうです… 皆は、里の皆は!!?」
必死に瓦礫の中から這い出す。
そして、見たモノは。
「何です、これ……?」
咲夜は震える声で言う。
生きている人間は1人もいなかった。
あるのは死体、死体、死体。
「どうして……?」
咲夜は里人達の屍を見ながら、1つの疑問に気付く。
「どうして、あたしだけが生きてるんですか……?」
あの時、間違いなく目の前で手榴弾が爆発した。
普通だったら、咲夜の身体は粉々になっているはずだ。
「たしかあの時、フーちゃんの声が聞こえて……」
咲夜は崩れ落ちた家に眼を向ける。
「これは… フーちゃんの帽子……?」
ジャックフロストが被る青い帽子。
それが、瓦礫の中に落ちていた。
それを手に取った時、咲夜は理解した。
「あの時フーちゃんが、フーちゃんが… あたしを爆発から、護って……!!」
涙が溢れる。
それは悲しみと、怒りの涙。
「許さない……!」
何もかもが許せなかった。第187番部隊も、無力な自分自身も。
咲夜は空を見上げる。さっきと何も変わらない、無限の空が広がっていた。
地上で何が起ころうと、咲夜がどれだけ苦しもうと、空は何も変わらない。巨大な存在の前では、小さな存在など無力だった。
「許さない……!」
咲夜は帽子を抱き、空に向け叫んだ。

「里の皆とこの子の仇は、絶対にあたしが――……!」




12>>

あとがきと呼ばれるもの・11
今回、咲夜の過去の話を書きました。
く、暗い……(汗)
とにかく暗い話になりました。
って言うか、Ever17のキャラが1人も出てません。ホントにコレはE17SSなのか?
それと久々(?)に、ふみかん、かりやん、あるばんが登場。懐かしい。
次回は、この話のせいで壊れかけてる私の心を癒すために、ギャグっぽい話になると思います。最終決戦の土台作りも兼ねて。
ではまた。


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